水無月になり咲きだした南側の白南天、
『南天の花の白さのめでたけれ』
高野素十
『南天』は「難転」に通じるとされ縁起物で、
床柱にも使われますが、現在は多くはイイギリなどの別種、
古くは金閣寺の夕佳亭の床柱に使用されたとの伝承があり
明治の再建では、床柱や板床に細く曲がりくねった南天が
使われております。
我が家は、「南天のど飴」を。フフフ
この南天は、蜘蛛の巣まで利用しておりますね。
余り目立ちませんが、よく見ると黄色い雄しべと
白色の花びらのコントラストが・・・
梅雨に入り、葉の上に残る水滴も・・・
雨の翌日には薄雪の如く白色の花が地にこぼれて落ち、
一面に・・・一瞬の出会いでした。
梅花空木のこぼれ落ちた薄い花びらと同じ風情に。
(写真があればよかったのですが・・・)
『南天の花こぼれ落つ雪のよう』
愚句
奈良では開花時期は6月~7月頃なので、梅雨の季節の花にも
なりますね。
よく見ると、小さな蕾が開くと、花びらは反り返り、
黄色い雄しべが前の方に出て、受粉を誘っているのかも。
そして花びらが落ちると、額の茶色も印象的です。
『南天の花』は、ニッポニカ日本大百科全書によると、
”茎の先に大形の円錐花序をつくり、多数の白色花を開く。
萼片、花弁とも3枚ずつ輪生し、萼片は多数、花弁は6枚で
光沢がある。雄しべは6本、葯は縦に裂ける。雌しべは1本、
子房は1室で2、3個の胚珠がある。”と
正岡子規も詠んでおられます。
『南天の実になる花と思はれず』
でも北側の南天(赤)は蕾の状態で、
楽しみですね。
『南天の花の白さのめでたけれ』
高野素十
『南天』は「難転」に通じるとされ縁起物で、
床柱にも使われますが、現在は多くはイイギリなどの別種、
古くは金閣寺の夕佳亭の床柱に使用されたとの伝承があり
明治の再建では、床柱や板床に細く曲がりくねった南天が
使われております。
我が家は、「南天のど飴」を。フフフ
この南天は、蜘蛛の巣まで利用しておりますね。
余り目立ちませんが、よく見ると黄色い雄しべと
白色の花びらのコントラストが・・・
梅雨に入り、葉の上に残る水滴も・・・
雨の翌日には薄雪の如く白色の花が地にこぼれて落ち、
一面に・・・一瞬の出会いでした。
梅花空木のこぼれ落ちた薄い花びらと同じ風情に。
(写真があればよかったのですが・・・)
『南天の花こぼれ落つ雪のよう』
愚句
奈良では開花時期は6月~7月頃なので、梅雨の季節の花にも
なりますね。
よく見ると、小さな蕾が開くと、花びらは反り返り、
黄色い雄しべが前の方に出て、受粉を誘っているのかも。
そして花びらが落ちると、額の茶色も印象的です。
『南天の花』は、ニッポニカ日本大百科全書によると、
”茎の先に大形の円錐花序をつくり、多数の白色花を開く。
萼片、花弁とも3枚ずつ輪生し、萼片は多数、花弁は6枚で
光沢がある。雄しべは6本、葯は縦に裂ける。雌しべは1本、
子房は1室で2、3個の胚珠がある。”と
正岡子規も詠んでおられます。
『南天の実になる花と思はれず』
でも北側の南天(赤)は蕾の状態で、
楽しみですね。
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