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気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

今年もヤマアジサイを

2017-05-23 19:22:22 | 季節の花々
今日は丸一日稽古三昧、サッカーで言えば
朝はホームで社中の方お二人で、
   
昼からは、お花とお菓子を用意して二回目のアウェイに、
年齢もまちまちの九人の方々に御縁を頂きました。
ご興味を持って集まられた方々に稽古させて頂いたのですが、
簡単に説明できない自分にもどかしくもあり、
本当に勉強になりました。

お花は、咲きだしたばかりのヤマアジサイを今年もチョイス
5/155/18
5/205/23
このヤマアジサイ、紫露草と縞葦で活けております。

そして昼からのアウェイにもこれをと思っていたのですが、
昼を過ぎると、紫露草は花を閉じてしまいます。残念!
時間がなく、代わりに庭にある黒ロウバイと梅花空木を手に
そして菓子は、『粽』を用意させていただきました。
なぜだかお判りになりますでしょう。
粽の頂き方の練習ですね。

疲れました・・・・・今日はここまでに

付記)粽の食べ方(京菓子資料館より)
粽は、葉に包んだままの形で出る時と、
中の笹一枚にして使う時とがあります。
・笹一枚の時は、懐紙に取って、
 葉の先を広げて折り曲げ、楊枝で切って食べます。
・包んだままの場合は、太いほうから藺(い)を解いて、
 軸のほうに巻き寄せ、笹の葉先を広げて、
 中身を包んだ一枚の笹葉とともに紙の上へ抜き取り、
 残りの葉はたたんで藺で結び、
 笹一枚の時のようにしていただきます。
 一枚の葉は三角に折って軸を
 通しておき、紙に包んでしまいます。
 無作法に散らかさないのも心得です。
 最近は籠を一緒にすることもありますが、
 やはり小さくたたんで捨てるべきです。

金銀花(忍冬)に今年も

2017-05-19 18:03:28 | 季節の花々
近所の公園の北側、日陰の土手際を歩いておりますと、
昨年5月下旬ある花が咲いていた同じ場所に
二つ並んだ蕾を見かけました。
 
常緑の蔓植物「スイカズラ(忍冬・吸葛)」で、
来週にでもと歩を進めると、土手に草刈りが終わった
開けた明るい場所には、黄色と白色の忍冬の花が、
鼻を近づけると微かな香りが・・・思い出しました。
黄色くなったのは受粉したからで、
昨年は刈り取られ、見逃してしまいましたからね。
 
この黄色と白色の忍冬を、別名『金銀花』と呼ばれ
草刈にお手はと問はば金銀花
         横井也有
この場所は草刈りが済んでいますので、
茶花にでも・・・使えますね。

付記)
昨年”唐草模様のひとつに忍冬唐草模様が”と記しており、
古墳時代後期には渡来していたそうで、
飛鳥時代の法隆寺の玉虫厨子の蓮弁等に見られますが、
一例として西院伽藍から出土した軒平瓦の模様は、
忍冬の花の蔓や葉に形が似ていませんか?。
西院伽藍出土、法隆寺蔵
飛鳥時代に思いを馳せると、この忍冬唐草模様の由来は
六朝時代の中国、そしてペルシャ・ササーン王朝、
さらに古代ギリシャまでさかのぼれるそうです。
でも、法隆寺式唐草模様は日本独自の模様として発展し、
奈良時代の多くの寺院の瓦でも見ることが出来るそうです。

バイカウツギにアブラムシが

2017-05-18 17:18:45 | 季節の花々
今日は朝から良い天気の中、お稽古に伺っており、
濃茶付貴人清次のお稽古、一言、疲れました。

庭にあるバイカウツギ、五月になると蕾がふくらみ始め、
いつ咲いてくれるのかなーと、よく見てみますと、
一部の葉が縮れており、伸びた茎には虫・虫・虫の列が、
アブラムシ」です。
 
花壇用の農薬を噴霧して、駆除すると、
8日には咲きだし、9日のお稽古にしつらえる事が出来ました。 
 
15日には満開?で香りが漂っておりました。
ウツギ(空木)は別名を旧暦4月から「卯の花」や、
咲き薫う姿から「雪見草」とも云われたそうです。
『押しあうて又卯の花の咲きこぼれ」正岡子規
  
ところが、18日の朝にはまた縮れた葉が、よく見ると
気持ち悪---いアブラムシが・・・
そして葉の裏には、タマゴが・・・
(忖度を隠れ蓑にした社会悪ではないですよ!)

慌てて、農薬のお世話に、沢山掛けておきました。
甘い汁をたくさん吸っているのでしょう。

このバイカウツギ(梅花空木)の花は、梅の花に似ており、
名の由来になりますが、花びらは4枚で、梅の花は5枚です。
足元を見ますと、もう白い花びらが・・・

五月雨(さみだれ)で散る姿を「卯の花腐(くだ)し」といい、
万葉集10巻1957(作者未詳)でこの姿が詠まれております。
卯の花の散らまく惜しみ霍公鳥
      野に出で山に入り来鳴き響す

意味:卯の花の散るのを惜しんで、杜鵑(ほととぎす)は
   野に出たり山に入ったりして鳴き立っていることよ
補足:ほととぎすが卯の花の散ってしまうのを
   惜しんでいるかのように詠まれております。

近くの保安林から、お稽古中にも杜鵑(卯月鳥とも)の
声が、否、ウグイスがしきりに鳴いております。
でも、あとひと月ほどで、いやな五月雨になるのですね。

大山蓮華の花が萎んで・・・

2017-05-15 09:51:25 | 季節の花々
先週の土曜13日に広間に活けた大山蓮華の蕾、
5/13AM
お稽古中に咲きだしたのに気づくと、時間とともに
徐々に大きくなり、香りも微かだったのが・・・
お稽古が終わり、片付けにもう一度広間に入りますと
5/13PM
甘い何とも言えない香が、鼻腔に押し寄せてまいりました。
香漂えば大山蓮華笑うなり
              愚句
徐々に強くなる香りに慣らされていたのでしょう。
同じことをしていると惰性で物事に対処してしまいますが、
「初心忘るべからず」を思い出させてくれました。

翌日曜の14日、お稽古から帰りつき楽しみに様子を伺うと
一段と大きく花が開いておりますが、香りは落ちていますね。
 5/14PM

開花期限の三日目にあたる15日の今朝、
まだ咲いているのかと興味津々で、部屋を覘くと
萎んでおります。
4年前伺った大峰山の自生地では椿と一緒で、
花全体が落ちていたのをみており、
何か変、水の吸い上げが悪いのか?違いました。
水が減り、切り口が水面に届いておりません。
慌てて、水揚げの処置をしましたが・・・
5/15AM
気温も高く、若木で切り口まで短かったこともありますが、
かわいそうなことをしてしまいました。
毎日見てあげなくてはね・・・反省!
今日の自宅稽古の花は・・・どうしましょう。

大山蓮華の蕾を活けると・・・

2017-05-13 13:56:17 | 季節の花々
今日はメイストームデー(5月の嵐の日)と云われており、
どおりで、今朝は強い雨の音で目が覚めました。
沖縄・奄美地方は梅雨入りとか、何事もないように。

朝からの自宅稽古は、炉から風炉へ切り替わったばかり
鬱としい雨に負けないようにと、気持ちを切り替えます。
八幡様と同一視される応神天皇さんの皐月人形を
窓際の飾台へ移って頂き、床の花入れには一輪のみ、
光沢のある緑色の葉と真っ白な卵のような蕾、
シンプルで良いでしょう。
お稽古場をきりりと引き締めてくれております。

この白い蕾の主は『大山蓮華(オオヤマレンゲ)』で、
 
庭に来たのは、この春先からになり、
”良い出会いがあった”と言って相方が買ってきました。
4/11 5/13切る前
来週半ばには開花してくれるのでしょうと思っていると
炭が入り温かいのか、稽古中に咲き出したのに気付くと、
皆様から驚きの声とともに、「一期一会」の心を感じられ、
「天女」と称される優雅な姿とともに、
微かですが香りも楽しめる良いお稽古になりました。
   

開花した姿は、拙ブログの表紙の写真でも紹介しており、
四年前の夏、咲いている姿を観たくて登った大峰山系最高峰
八経ヶ岳頂上(1915m)、その直下の斜面に自生しており、
自生地 金網がない道
鹿の食害から守るため金網で厳重に管理されておりました。
というのも、国の天然記念物であると共に
世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」
一つの資産(リスト)に当たるからです。
でもこの金網が必要なのは理解できますが、
自然にそぐわない、この環境を作ったのは誰?
鹿も・・・も被害動物・植物・生物、
人間の勝手なスギとヒノキだけの植林も一因ですね。

花潜(ハナムグリ)が咲いた海芋(カラー)に

2017-05-11 15:51:50 | 季節の花々
*予約投稿になります。
一昨年・昨年とカラー(海芋・かいう)を活けましたとの
ブログの中で、昆虫に触れておりましたが・・・
今年もやはり、カラーが咲きだしたと思えば、雌しべが
おいしいのか昆虫が飛んで来てくれました。
調べてみると、この昆虫は花潜(ハナムグリで、
光沢のない緑色の体に小さな白点が散りばめられ、
黄灰色~灰白色の毛がはえていますので、『ナミハナムグリ』
なんと、白っぽい花の花粉が好きなんだそうです。

花潜ゆりかご探し海芋にも』愚句
  
でもカメラから出るピント合わせの赤外線?が煩いのか
飛んで行ってしまいました。
そっとしておけばよかったのにね。

ヒメスミレ(姫菫)が道端に

2017-04-29 17:53:10 | 季節の花々
今朝から明日の準備、蹲踞周りの掃除がまだでした。
日頃から少しずつしておれば・・・
そして昼からは、有難いことに懐石の準備に集まって頂け、
準備OKに。
今日は土曜日で、祝日「昭和の日」でしたね。
昭和生まれの私には、天皇誕生日なのですが・・・

昭和天皇のこんな逸話を見つけました。
元宮内庁侍医‣杉村昌雄氏の「天皇さま お脈拝見」新潮文庫
著者が、宮内庁うちうちの歌会で詠んだ歌
「去年の春御供せし阿蘇荒山の
     立壺すみれ咲き出つらむか」
タチツボスミレ、3/14月ヶ瀬にて
一切発言されない昭和天皇がこの一度だけ感想を述べられ、
”立壺すみれというのは、阿蘇だけにあるのではない”
”阿蘇に特産の一華黄すみれのほうがよくはないか”
即座に替えられたそうで、
『去年(こぞ)の春御供せし阿蘇荒山の
    一華黄すみれ(イチゲキスミレ)咲き出つらむか』
後日談があり、昭和天皇はさらに実物をお取り寄せされ、
お見せになられたそうです。和名は黄菫(キスミレ)といい
茎の先に一輪の花を咲かせることで別名イチゲキスミレに
富士山麓、四国と九州、特に阿蘇では野焼き(2~3月)後、
3~5月になればこの草原に咲き誇り(上記HPに写真有)
阿蘇中岳火口には近付けませんが、五月には黄色と
草千里の緑と赤の霧島躑躅も見られるかも・・・
熊本地震からの復興にも、是非訪れたいものですね。

古くは万葉集巻8,1424で「スミレ」を山部赤人が
『春野爾 須美禮採爾等 来師吾曾
           野乎奈都可之美 一夜宿二来』
「春の野に すみれつみにと 来し吾そ
         野をなつかしみ 一夜ねにける」
と詠んでおります。 
「スミレ」の語源は、大工道具の「墨入れ」に似ている
ことから名がついたとされる説が広まっていますが、
日本国語大辞典』(1973)等によると諸説あるそうで、
決定的なものはないといわれます。

そういえば、先日の散歩で見つけたスミレ
歩道のアスファルトとブロック塀との境から健気に咲く
濃紫色の花で、全体にやや小さく、葉の形が違うので
タチツボスミレではなく、ヒメスミレ(姫菫)でした。
『破りけりブロックの端に姫菫』愚句
 
お茶事まであと一夜、明日が待ち遠しいですね。

姫檜扇水仙も移入規制種に

2017-04-24 17:25:03 | 季節の花々
今朝からお稽古(且座)に伺おうと表に出ると、ご近所の
生け垣のベニカナメモチ(紅要黐)は若葉で赤く燃え、
 
車道沿いの林からは遅咲きの桜の花びらが舞いちり、
古都の路地から覘く大仏殿の鴟尾も柔らかい光で満ち溢れ
背景の若草山の萌黄色に映し出されておりました。
「山笑う」季節ですね。
大仏の鴟尾に負けじと山笑う
             愚句
 若草山の遠望
(お稽古では、本当に且座は難しく・・・・・、
 二回目の半東ですが疲れました。)

庭でも「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」、別名
モントブレチアの仲間、深紅色のルシファー(ルキフェル)
が咲き誇りっており、
 
昨日の月末の茶事に向けた自宅稽古にも活けてみました。
玄関は、満天星躑躅、フリージア、常盤金縷梅と
 
床は掛け花として、満天星躑躅と
 
少し色がどぎつく、茶花としては不適かも?と思い、
調べているうちにでもこれも野生化しており、
佐賀県では独自に、移入規制種として、
佐賀県環境の保全と創造に関する条例』で、
栽培や持ち込みが禁止されていました。
やはり、手に負えなくならないうちに
始末してしまわなければなりませんね。

鳴子百合が咲きだすと、復興は・・・

2017-04-20 10:46:07 | 季節の花々
メールの一年前の記事のお知らせで気付きました。
記事は「被災地に『鳴子』が必要?」と、思い出しました。
被災地ドロボウが、一昨年の水害や東日本大震災に
引き続きまたも出現、悲しくなり・・・
咲いた鳴子百合をたとえ、比喩してみました。
TVから流れる現地はまだまだ、復興途上、出来る事は
消費支援を心がけることですね。
一例は炭酸水STRONGくまもと風土を購入し
風呂上がりや、相方のハイボールに重宝しています。

ナルコユリ花揺れ願うは復興よ
              愚句
今年の「鳴子百合」は八重椿の根元で一週間前に芽吹き
昨年よりやや遅いようでしたが、あっという間に伸び、
 4/16
今日20日朝にはもう小さな筒状の緑白色の花が垂れ、
 
週末の自宅稽古に使えるかもしれません。
忙しい中、先日も若い方々と交流する機会を持て、
お稽古できる嬉しさを日々感じております。

三葉躑躅と桜の競演

2017-04-15 16:20:16 | 季節の花々
今日は、一昨年以来二回目の中宮寺山吹茶会へお邪魔しており、
明日にでもふれさせていただきます。

昨日の公園のひとコマを紹介します。
熊本地震のこともですが・・・
さまざまなこと思い出す桜かな』 芭蕉
花筏、どこへ流れていくのでしょうか?
 
ヤマザクラと三葉躑躅(ミツバツツジ)の競演が見られ、
コントラストにふと足を止めました。

この三葉躑躅は、紅紫色の明るい花が咲いたあと、
葉が3枚出ることからで、別名として色から紫躑躅、
そして一番早く咲きだす躑躅なので一番躑躅とも。
 
タムシバ(モクレン科)も桜と、ぎりぎり間に合いました。

こんな景色が、今年は寒かったからでしょうね。