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淀川区のLGBT支援事業について

2016-02-16 17:22:29 | 日記
 2013年9月に全国の自治体として初めて「LGBT(※下記参照)支援宣言」を行った大阪市淀川区の行政視察に行って来ました。性的マイノリティ(人口の約5.2%)で悩む若者は学校や職場で生き辛さを抱え、自殺率は高く、貧困との関連性も指摘されています。淀川区では、マイノリティの人権を守るのは行政の役割であると支援宣言を行い、さまざまな事業に取り組んでいます。具体的には①全職員対象のLGBT研修②正しい情報を発信(ニュース、講演会、市民アンケート、教職員ハンドブック作成など)③活動支援(電話相談、コミュニティスペース開設)④当事者の声を聴く(職員相談窓口)など。

*区役所玄関には性の多様性を示すレインボーフラッグと支援宣言が掲示されていました

*LGBT研修を受けた職員の感想が庁内に掲示されていました

 市民からは、「今まで何度も死のうと思ったが、淀川区の支援宣言によって、ようやく明るい光が見えてきたかも!これから頑張って生きていきたい」「淀川区民でよかった」などの感想が寄せられ、職員もこうした取り組みを通じ、やりがいや人権問題に対する意識も向上しているようです。高知市でのLGBTに関する取り組みはまだほとんど実施されておらず、今後積極的に施策展開することが急務と考えます。

“LGBT”・性的マイノリティ(少数者)とは
セクシュアリティ(性のありかた)が多くの人に比べて少数派の人達のことを「セクシャルマイノリティ(性的少数者)」といいます。総称として「LGBT」と呼ばれています。*L(レズビアン=女性同性愛者)G(ゲイ=男性同性愛者)B(バイセクシャル=恋愛対象が相手の性別にこだわらない人)T(トランスジェンダー=身体の性別とは異なる性別を生きる、生きたい人)その他この4つのカテゴリーに当てはまらない方もいます。
LGBTの人たちは、見た目では分からないことがほとんどですが、20人に一人の割合であり、みなさんの友人や、職場、家族にも性別に違和感を持つ方がおいでるかもしれません。
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