The4100D マウンテントレイル in野沢温泉 2016/07/17
5年の濵田です。野沢温泉のトレイルに行ってきました。
メンバーは
65K 広瀬・小川・濵田・田丸・長谷川(拓)
23K 大原・長谷川(悠)・浦野・小池・松田(奈)
14K 田端
(敬称略)
「年に1度はホノマラ大人数でトレイル行きたよね」企画の大会。
短い距離から長い距離まで複数距離があり、かつ3連休で休みを取りやすいことからこの大会にしようということになった。「累積標高4100m、全長65Km、制限時間20時間、日本屈指の難関コース、だそうです。」というまっつんさんの2014年出場時のブログの指摘も、まあなんとかなるだろ、くらいに考えて勧誘した(甘かった)
以下、記録を中心に。
記録
9:54:33(65K)
第1セクション(23K): 3:13:33
第2セクション(14K): 1:58:54(0:06:42休憩→1:52:12)
第3セクション(28K): 4:42:06(0:18:33休憩→4:23:33)
65km男子総合 49位/461人中
65km男子29歳以下 10位
想定
3:40→2:00→4:30
で休憩10分×2でサブ10.5狙い。あわよくばサブ10。
序盤抑え目で、後半しっかり走って楽しめるように、といういつものペース設定。
第1セクション(23K)
想定と違い、珍しく序盤から飛ばし気味に。
スタートが真ん中より前に並んだ&totoやった効果&どれくらい混むかの情報不足&ホノマラ4人が自分より速いペースでスタート&前回のスパトレイルで序盤若干抑えすぎた&温泉街のロードは応援がたくさんあって気持ち良かった
などの理由から自然と速くなった。
これから65キロもトレイル走るとは思えないスピードで。
(キロ4.5分〜5.5分。のぼりでもキロ6とか)
このままのペースでは無理なことはわかっていたので、くだらないツイートなどして意図的にペース落とすようには努力する。
が、まあ速すぎた。やや反省。
トレイルに入る前の林道でも田丸が速すぎてついていけない。周りのランナーがみんな自分より速い環境。そういう状況でトレイルを走ったことがあまりなかったので新鮮な感じ。ただトレイルに入ってからは丁度いいのぼりのペースで引っ張ってくれるので、それは非常にありがたかった。登りを引っ張ってくれる人の後ろにつき、いい感じのペースで、たまに登り苦手そうなランナーを抜かしながら進む。雨結構強く降ってきたがのぼりにはそれほど大きくは影響しない。多分もっと後ろなら前が遅くて若干いらいらしたかも。
自分のトレイルでの登りの得意不得意がはっきりしてきた。
・走る人が多いのぼりの林道→長い距離ずっと走るのは苦手。途中で歩き入れたくなる。相対的に苦手。
・歩く人が多い急なトレイル→歩いて急斜面を登るのは速い方。相対的には得意。
・歩く人も多いロードの登り→ずっと走る人には勝てないけど、うまく歩きと走り組み合わせるのは苦ではない。相対的に普通。
まとめると、
速く歩くのと、ちゃんと走るのはできるけど、ゆっくり登りを走り続けるのが苦手ということっぽい。
いい感じのペースでのぼりを登っていたら脚釣っている人を発見。大丈夫ですかー、と声をかけたら田丸さんだった。
自分もつりまくる人なので、つり対策はしっかりしつつ走ろうと改めて意識した。
(具体的には、塩熱タブレットと水分のこまめな摂取、足つりそうな時に無理して走り続けない、芍薬甘草湯の適切なタイミングでの摂取とエアサロのこまめな噴射)
第1セクションのくだりの難易度は、今まで出場したトレイルの中でも一番の難易度だった。
雨でツルツルのがれ場で、1m以上の大きな石なのに安定していない石があったり、それらを避けようとしたら石の間に足が挟まって抜けなくなって後ろの人に足一緒に引っ張ってもらったりw 写真撮りたかったが全くその余裕がなかった。あと2時間雨が降るのが遅かったら滑らなくてよかっただろうに、と恨めしく思いつつも、これから走る23K の人本当に大丈夫だろうか、とも思った。(結果はちゃんとみんな23K完走)
くだりは苦労しつつも、序盤のロードとトレイルのぼり分の貯金で想定より25分以上早く帰ってこれた。
第2セクション(14K)
田端さんスタートが10分後であることを広瀬さんに教えてもらいつつスタート。広瀬さんはUTMFに向け大事をとったようだ。
田端さん最初ダッシュをキメるらしく、見てから行こうかとも思ったが、14Kの部の元気な人たちに集団で飲まれるのは精神的にも辛いのでやめた。
スタート後30分くらいですぐ14Kトップの黒人選手に抜かされた。
調子乗って黒人選手に習ってのぼりも軽快に走ろうと真似したら、並走してた女子65K4位の人に今調子乗って走ると第3セクションで後悔するよ、と言われてやめた。
第2セクションは第1と違い走れるところも多い。
比較的辛いと言われてた石段も、周りの人より息がきれてない、という余裕を持ちながら登れたのは良かった。
比較的快調にまわれたが、最後のロードのぼりは暑さと右足膝の内側が痛くなってきたのと、で結構歩いてしまった。
途中引き離した女子4位の人においつかれつつ、全体としてはまずまずのタイムで帰ってこれた。
第3セクション(28K)
この大会はセクションごとにスタート地点のオリンピックパークに戻ってくるので、荷物等をそこにおいておけるのが良いところ。時間も少し余裕があったので、ウエアを着替えたり、荷物を少し入れ替えたりし、エイド補給も十分にしてゆっくり休んだ。広瀬さんに、うまくいけばサブ10で帰ってきます!と言ってスタート。
ここからはひたすら単調なゲレンデやロードの登り。なのに午前中の雨の気配は微塵も見せないくらいの快晴。気温は25度を超え、日陰になる木も少なく、本当に暑かった。しかも第2セクション終わりで痛くなった脚が悪化して、少しでも登りになると脚が痛んで全然走れない。弱気にもなり、広瀬さんに11時間から12時間で帰ります、とlineする。
暑くて足痛くて、できることは水分補給しながらひたすら歩くだけ、という辛い区間。登りきる約13Kで飲んだポカリの量はなんと1.9リットル。暑すぎてエアサロを痛くもない首にかけたりして冷やす奇行も発生した。この暑さで頭がやられて正直あまり記憶が定かではない。いつかこの大会出るときは冷えピタでも持って行こうかという暑さだった。
ただ、ここでただゆっくり歩いたおかげで脚の疲れは回復。膝の痛みも、走り方を変えたのと、気のせいだと念じ続けたおかげでだいぶ治る。辛いのは気のせい、足痛いのは気のせい、はウルトラやトレイル走ってる時に結構使える。
最後のエイド出発の時点で残り15Kを2時間で行けばサブ10だということになり、頑張るきも出てきたので頑張る。残りをキロ8で行けば良い。ただ、トレイルの距離表示はあてにならないのでキロ7を目指すことを意識する。そしたら案の定、実際は15Kじゃなくて17Kくらいあるという罠が仕掛けてあった。読み勝ち。
最後は少し余裕もあったので、1キロほどの登りはだいたいの人が歩く中、8割走&2割歩で行って何人か抜かし、なんとかサブ10達成。
まとめ
暑さも、霧も、雨も、気持ちのいいふかふかの尾根も、石段登りも、階段下りも、ロードの平地も、登りも、下りも、ツルツルした岩場の下りも、登りも、鎖場も、がれ場も、ゲレンデ下りも、登りも、温泉街巡りも、ぜ〜んぶ楽しめる盛りだくさんのトレイルでした。ただ、第1セクションの難易度は高い。
今度ホノマラでこの大会出るとしたらリレーの部(3つのセクションを分担して走る)に出て上位狙いたいな、とも思った!出るなら自分は一番短い第2セクション担当したいな。
おわり。
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