大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

第25回北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン(あお)

2015-10-01 02:15:23 | 100キロチャレンジマラソン秋田
第25回北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン(2015/9/27)

5km 26:27
10km 27:09
15km 26:28
20km 26:22
25km 26:16
30km 27:08
35km 26:27
40km 33:31
45km 27:43
50km 42:27
55km 26:10
60km 34:59
65km 36:57
70km 36:52
75km 29:58
80km 31:30
85km 37:31
90km 33:49
91km 6:02
92km 6:14
93km 8:02
94km 5:36
96km 11:27(90~95km31:39)
97km 5:49
98km 6:29
99km 5:58
100km 4:56(95~100km28:55)

合計10:17:45?(6:11/km)
ゴールタイムに数秒のずれあり、95kmの表示がなかったので、90~95kmは94kmと96kmのタイムから予想


三番手です、2年のA☆O☆です。
ホノマラで初めて出た大会でもなければ、目標を達成した感動のゴールという訳でもなかったので大会録を書くか迷ったのですが、記念すべき初秋田ってことで、記録に残しておくことにしたいと思います。
特にためになることも書いてないのにやたら長いので、適当に読み飛ばして下さい。


〈練習〉
7月 226.6km
8月 435.8km
9月 198km(前日まで)

9月のはじめまで、サロマの後遺症か何か分からないが、全くスピードが出なかったので、7月はぐだぐだ、8月はひたすら距離練。暇な日を見つけては、暇な人を誘って30~40kmの距離練を繰返し、距離を積むことに専念した。9月に入ってからは、11月のフルも気になっていたので、スピード練を重視、秋田に向けての練習は上旬に35kmの距離練と、2週間前くらいにレースペースを意識した20kmのペース走をやったくらいだった。

50km以上の練習としては、夏合宿の80kmコースと、最早定番となった代々木公園ぐるぐるを7月のはじめと8月の終わり(一回目はゆっくり50周、二回目はレースを意識して一周6分ちょっとで走ったが、半分で心が折れて結局50周で5:45くらいかかった)に1回ずつの計3回。

直前の1週間は疲労抜きに当てようと思っていたが、日曜日の皇居練の後から風邪をひいてしまい、結局レース後まで治らなかったので、水曜日の通常練で1回走っただけ。
睡眠を多く取るようには心がけていたが、カーボローディングやウォーターローディングも中途半端になってしまった。


〈目標〉
無謀なのは分かっていたが、とりあえず目標はUmiさんが去年の秋田で出した2年生記録。

前回のサロマはエイドやトイレの時間に無駄が多かったので、その反省を踏まえてエイドで10分、走るので30分縮める作戦。ペース配分はかなりうまくいってた感じがあったので、その時のラップとか、先輩方の過去の秋田のラップを参考にして、
52-50-52-55-52-55-58-58-58-58(これに加えて中間点休憩5分、トイレ休憩1回のみで3分、計9:16)
くらいのラップで走ろうと思った。

目標と設定したタイムが1分しか違わないことから分かる通り、すべてがうまくいってやっと達成できるかどうかくらいの目標かなという風に思っていた。


〈前日まで〉
これまで大会録を2つ書いてきて、自分には文章のセンスがないことが分かったので、旅行記は書きません。今回は三女さんが8人くらいいたので、そのうちの誰かが書いてくれると思います\(^o^)/

1週間の月曜日に風邪をひき、水曜日くらいまではさほど酷くなかったので、レースまでには普通に治るかなと思っていたが、木曜日から体調が悪化。ピークは金曜日。授業中もバイト中も咳が止まらず、レースまでに良くならなかったら出走しないで応援に回ろうと思った。さらにバイトやら荷造りやらで就寝が2時くらいになった。24時間後にはもう起床しているのかと思うと絶望した。しかし、就寝前に咳止めを服用したことで、土曜日の朝には少し改善。詰み詰みが詰みくらいになった。しかし体調が悪かったせいで、同じく東京駅集合だった戸隠組の集合には間に合わなかった!

盛岡で優雅に天ぷらそばをいただきながら皆がじゃんじゃんするのを見て、前夜祭出て、夕飯食べて、サンマルクの人たちと電話したり翌日の準備をしたりして21時過ぎに就寝、と思ったら咳き込んで1時間くらい眠れず、また詰み詰みに戻った。翌日は走れないかなとか思った。(同じ部屋や隣の部屋の人の安眠を妨げてしまいました、すみません(>_<))

〈レース当日〉
2時に起床、起きてみたら咳は少し収まっていた。走りはじめたらどうなるか分からなかったが、行けるところまで行こうということで、とりあえず出走することにする。症状が出たら走れないし、出なければ走れるということは変わらないなと思ったので、ペースも予定通りで行くことにした。

送迎バスで移動して3時半頃には会場に到着。朝食を摂ったり、みなみ氏からの電話に驚いたりしつつスタートまで過ごした。今回は中間点に長くいるつもりはなかったので、咳止めとのど飴、あとは非常時用のスマホやらテーピングやらを送るくらいにした。

スタート7~8分前にぽんたさんとT越さんと一緒に8~9時間の列に並び、スタート。

0~10km(53:36)
T越さんとぽんたさんはゆっくりめに入るとのことだったので、どうせ後で回収されるだろうなと思いつつも、先に行くことに。
10秒ちょっとのロスでスタートでき、視界もすぐに開けてきた。こんな早くから起きてくれていた地元の方々に「おはようございます」と見送られながら角館市街を抜けていく。ここで口呼吸をやめて鼻呼吸にすれば咳も出にくいのではないかと思い立ち、実行。多分これのお陰でなんとかなった。
10人くらいの集団が形成されていたのでそれに付いていったが、早そうだったので見送ったら、後ろに誰も見えなかったのでビビった。でも孤独走もそれはそれで応援を独占できるのでおいしいなと思った。

10~20km(52:50)
エイドが始まる距離まで進んできたので、色んな人と抜いたり抜かれたりを繰り返しつつ走った。エイドではときどきおにぎりやら氷砂糖やら梨やらを取っていたが、あまり時間をとられたくなかったので、基本的に水分補給くらいにとどめた。鼻呼吸でも辛くないくらいのペースで走っていたら、最初10kmからほとんど上がっていなくて、2年記録は無理そうだから、9:30切れればいいかなと思うことにした。

20~30km(53:24)
20kmにいると聞いていた応援のS々木さんを探しながら走ったが、25kmまで見つからなかったし、車に抜かれてもいない気がしたので、何かあって間に合わなかったのかなと思った。(本当は18.8km地点にいたのに見逃していたらしい。何かあったのは自分の目の方だった!ごめんなさい)スタート前は、無理そうだったらここで回収してもらおうと思っていたが、以外と大丈夫そうだったので、少なくともゴールまでは行こうと思った。この区間で去年の神宮にいた緑の人に抜かれた。速くてすぐに見えなくなった。

30~40km(59:58)
30km過ぎに道路の反対側にいた小学生くらいの女の子が笛を吹いてくれたので手を振ったら手を振り返してくれて嬉しかった。
35kmくらいのところで、おじさんが先頭と31分差だと教えてくれた。思ったより差ついてないんだなと思いつつも、自分なんかに先頭との差を教えてどうするのだろうと思った。
スタート前にちゃんと行っておいたのに、トイレに行きたくなった。ということで峠の手前のエイドで5分くらいロス。

40~50km(70:10)
37kmくらいで始まった登りは浦佐に比べれば緩やかで、思ったより楽に登ることができた。前のランナーをどんどん抜けたのと、大覚野峠という名前が格好良かったのでテンションが上がった。
しかし41km過ぎから下りに入ると、思ったより足は疲れてるし、周りに誰も見えないし、下りなのにスピードが出なくて気がつけば登りで抜いたランナーに抜かれるし、日差しが出てきて暑くなるしで、中間点過ぎから平地に入ってますます辛くなるだろうなとか、フル通過のタイム(3:53くらい)から、中間点通過は4:40くらいになりそうだから9時間半も無理そうで、自己ベストくらいしか狙えないかなとか思うと絶望した。そんなこんなで終戦しかけているうちに、中間点手前のエイドに到着。
S々木さんの応援や、Mりさん、はっしーからの電話に元気をもらいつつも、何を目指せば良いか分からなかった。咳止めとのど飴を服用し、トイレに行って、エイドで少しだけ食べて出発しようと思っていたが、37kmのエイドで抜かれたと思っていたT越さんが追いついて来たので、このまま出発するかは少し待ってでも並走した方がいいかもと思って、並走させてもらうことに。T越さんの準備ができるのを待って出発、結局中間点で13分くらい休んでしまった。

50~60km(61:09)
T越さんと並走するも、暑さもあって辛さは変わらない。なんだかここで頑張って2~3分ベストを更新するよりも、サブ10すら諦めて、タイムを気にせずに思いきり楽しんだ方がいいのではないかという気がしてきた。
55km手前でまたもトイレに行きたくなり、56km過ぎのエイドでT越さんと別れた。ここで気持ちが切れて完全に終戦。
そしたら気持ちが楽になって、むしろ思いきりエイドとかを楽しみつつファンランしてやろうと気持ちが切り替わった。

60~100km(73:49-60:58-71:20-60:34)
ここからはエイドを探しながらひたすら走り、エイドでは梨やらおにぎりやら色々食べながらおばちゃんたちと19歳だと言って驚かれつつちやほやされる件や、大学のマラソンサークルで東京から来ていると言ってホノマラについて説明する件をやって3分以上ぐだぐだする、その繰り返し。マルメロ煮やバター餅が美味しかったり、手にいっぱいのブドウをもらって困ったりした。総じて楽しかった。
走る方では、田んぼ道で辛くなったり、90km前後で土砂降りに降られ、「こんな雨降らせたの誰だよ(ブーメラン)」とか思ったりしたが、総じて足は動いていて、基本的にキロ6は普通に切れている感じだったので、はじめはタイムはどうでもいいかなと思っていたが、80kmくらいで(へωへ)さんの2年の秋田のタイムを目標にすることにした。というわけでそれくらいのタイムでゴール。オシマイ


〈まとめ〉
今回のレースはまとめれば、序盤で目標達成が難しくなって段々と目標タイムが下がっていき、中間点で完全に戦意喪失した、という感じ。
後半に足が動いていた感じからして、もっといいタイムが出せたような気はするし、後から皆の話を聞いていて、皆が必死に頑張っている中自分だけ全力を出し切ろうとすることをやめてしまったのを少しだけ後悔している。
とはいえ、序盤で目標達成が難しくなるあたりからして、精神的な問題だけではなくて、根本的な走力がまだまだ足りなかったと思うし、ウルトラマラソンの別の楽しみ方を満喫することもできたので、それはそれで良かったかなと思っている。
ただ、このまま終わりたくはないと思う。2年記録が出せなかった代わりに、目指せ3年記録、ということで、5:00/kmを切って走ることに何の抵抗も覚えないくらいのスピードをつけてから来年またリベンジしたいと思う。

それと、今回忙しい中一人で応援に来てくれたS々木さん、朝早くから起きて見送りや電話で応援してくれたT丸さん、Mりさん、はっしー、みなみ氏、それから今回一緒に走ってくれた皆さんにお礼を言いたいと思います。
応援に応えるような走りができず凡走になってしまったのは申し訳なかったですが、応援には本当に力をもらったし、応援がなければ多分完走すらできませんでした。本当にありがとうございました。今度は応援してくれた皆と一緒に走ることができたらもっと嬉しいです。
そして、合宿や夏休みにたくさん距離練をしたりしながら、同じ目標に向けて一緒に練習できたのは、僕にとって本当に楽しく、かけがえのないものでした。その結果としてゴールで皆と会えたときは本当に嬉しかったです。その一方で、何も知らない僕なんかが言えたことではないですが、これだけ練習してきたのに結果が出なかった人がいることがすごくやりきれないなと思った。たまたまうまくいった自分に、またリベンジしましょうなんて軽く言うことはできませんが、また今回みたいに一緒に目標に向けて頑張れたら嬉しいなと思います。

最後に、秋田は接する人皆が温かかったし、自然に囲まれているし、食べ物も美味しくて、将来は秋田に移住して、働きながらマラソンを走る人生を送りたいなと思うくらい素晴らしい場所でした。
ただのブルーからサロマンブルーに昇格したいのでサロマには出続けたいなとは思っていますが、秋田はそれ以上に毎年戻ってきたいところだなと感じました。ということなので、ひとまずはクリスタルランナーを目指しつつ毎年秋田に行きたいなと思います。
何だか最近、自分は3年前の(へωへ)さんの後を追いかけているだけなのではないかという気がしていて、アイデンティティを喪失しそうですが、走り続けていればそのうち何か見えてくるだろうということで、まあいいことにしておきます。
今年の自分のウルトラマラソンのシーズンも終わり、いよいよフルマラソンのシーズン!
ということで秋田よ、また来年d=(へωへ)=b

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