大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

2014・北緯40°秋田内陸リゾートカップ第24回100キロチャレンジマラソン大会(たぬき)

2014-10-16 20:59:11 | 100キロチャレンジマラソン秋田
↑正式名称を入力してみました!秋田の大会録投稿です!ざっくり短くまとめます(-_-)

<ラップ>
30:38-29:17-26:38-26:47-27:55-26:19-26:39-30:54-26:29-32:51(中間点休憩こみ)
27:22-30:41-34:14-28:40-31:09-31:13-33:56-30:26-63:42(10km)

合計で9時間54分くらいだった。

<練習>
7月:160km
8月:184km
9月:ぼちぼち
とりあえずサブテン目標。9月はテストやら実験やらで忙しくてあまり走れなかったが、筋トレとかで凌いだ。
去年走った道が今年どう見えるのかが楽しみだった。


<大会前>
前日は盛岡でわんこそばを128杯食べた。おいしかった。
また、かわたさんと一緒に去年も行った日本酒のお店に行って日本酒を試飲した。さすが秋田、おいしい。
お店のおばちゃんがかわたさんと自分のことを覚えていた。これにはびっくりした。
2時半前に起床しておにぎり4個と近所のイオンで買った激安アミノバイタルを飲んだ。500mLで93円だった。

~10km
かわたさん、たまる、うみと一緒にスタート。開始直後、前の日に行った日本酒のお店のおばちゃんと挨拶をした。
おばちゃんの応援を受けつつかわたさんとずっと並走。体感5分45秒くらいだったのに、5km地点では30分近くかかっていて驚いた。
変な恰好しててやけに速い人たちと併走したりした。
10kmで少しペースを上げてかわたさんと離れた。

~20km
ペースを上げて進むと、15kmでとーふに遭遇した。合宿の時みたいに引っ張ってもらおうと思って並走した。
20kmくらいでにしさんがエイドにいておばさま方と話していた。楽しそうだったのでとーふと2人でスルーした。
森ちゃん&ささみカーの応援をもらった。元気が出た。

~30km
22kmあたりのエイドでトイレに入ると、後ろから走ってきたにしさんに追いつかれた。スルーしたことがばれていた。
3人で並走した。ペースはえーと思いつつ、前半で突っ込んでいっても後半は何とかなる気がしていたので2人についていった。
前の方にクロさんが見えていた。

~40km
36kmの山の手前のエイドでキノコ汁やらパンやらをたくさん食べた。クロさん、とーふ、僕、にしさんの順でエイドをスタート。
とーふはえーと思いつつ、ゆっくり後ろから坂を上った。去年絶壁に見えた坂が、今年見たらそうでもなかった。
こんなにゆるかったっけ…?と若干拍子抜けしつつ頂上で巫女さんにコーラをもらって飲んだ。シュワシュワした。

~50km
フル地点をぎりぎり4時間切るくらいで通過。下りばっかりだったので飛ばしていった…つもりだったが速いペースに慣れてなさすぎて飛ばせてなかった。
中間地点にとーふ、クロさんがいた。後からにしさんも合流。森ちゃんとささみ氏がポンタ団扇で扇いでくれた。テンションあがった。
ミカンゼリーを食べてスタートした。

~60km
一瞬でとーふとクロさんに抜かれた。ここからはキロ6くらいで走ってサブテンを手堅く狙っていこうと思った。
50kmでもう体力の大部分を使い果たしていたが、あと50kmかと考えるといけそうな気がした。合宿の時の方がつらかったし…。
普段はこのへんでどっと疲れが出てくるので、様子を見つつキロ6くらいで走った。

~70km
64kmの北緯40度手前のエイドでにしさんに遭遇した。エイドにとても可愛い子がいた。女子大生というよりは女子高生っぽかった。ここで念願のシソジュース的な何かを飲んだ気がする。
北緯40度ゲートでにしさんと一緒に写真を撮った後ににしさんと別れた。ちょっと後ろからついていった。少し脚がつらかった。
ただ、経験上アミノバイタルとか果物を摂取した後に10km我慢すればもう15kmは楽に行けることが分かっていたので我慢した。

~80km
70kmくらいのエイドで辛そうにしているにしさんに再び遭遇した。体は大分楽になっていたが、ペースを上げずにゆっくり走る。
75km過ぎた地点くらいで森ちゃん&ささみカーに再び応援される。うれしかった。
と思ったらその先でまっつんさんがとぼとぼ歩いていた。やる気を喪失した、とおっしゃっていたので一緒に走ることに。
3kmくらい走ると元気が戻ってきたようで、ペースが上がってきたので別れた。後ろからまっつんさんすげーと思いながらゆっくり走った。

~90km
81km手前でエネルギー切れを起こしたが、「わんこそばわんこそば」と唱えながら走ったところなんとか次のエイドまで持った。
たんぼ道に入る直前にめっちゃきれいな人がいた。秋田美人、あきたこまち。サブテンするための貯金を頭で計算しつつ、運よく日が陰ったたんぼ道を孤独走した。
大きい蜘蛛がたくさんいた。貯金をふやそうと思ったが、油断は禁物だと思って我慢して走った。ほんとにだれもいない。

~100km
ラスト10kmは単調な道でつらかった。ただ、40km手前の山と同じく、去年とてもつらいと思っていたトンネル前の坂があんまりきつくなくて拍子抜けした。
最後だからこそエネルギー切れに気を付けなければ、と思ってエイドでちゃんとパンなどを食べた。
なつかしの商店街に戻ってきたところでペースを上げた。森ちゃんとささみ氏に出迎えられつつ、ゴール前はダッシュした。
ゴールしたところでどこかから走ってきた(←はやい)USGさんに声をかけられた。サブテン達成。


レースについて。去年走った時よりもだいぶ楽だった。一度走ったことのあるコースだったためにどこがきついか分かる上に、エイドの位置も把握できていたというのが大きいと思う。
それに、今までのレースは(フル・ウルトラ問わず)ほとんど孤独走だったのに対して、今回は途中40kmくらいは誰かと一緒もしくは誰かの姿が見えていたので、やる気がなくならなかった。
コースについても、坂などで去年ものすごくきついと感じたところが全然きつくなかったりした。これは(たまるも言っていたけど)今までのレースの経験のおかげだと思う。

まとめ。今回の秋田は(レースに限らず)とてもとても楽しいものでした。完走に向けてみんなで練習するのも、秋田の話で盛り上がるのも楽しかったです。わんこそばもおいしかったです。
また、今まで僕がウルトラに出る度に応援してくれていた人たちと一緒に走れたのが嬉しかったです。今回の秋田の前に距離練をいくつか企画してみようかなと思った動機がそれでした。
そういう意味で、特別な大会だったと思います。

とりまとめをしてくださったUSGさん、新幹線やら何やらもう色々とお世話になったすっさん、応援に来てくれたり団扇作ってくれたりした森ちゃん&ささみ氏、応援メッセージをくださった方々、本当にありがとうございました。


なんか内容薄くてすみません、失礼しました(-_-)/
たぶん後の人がすごく面白くて内容の濃い大会録を書いてくれると思います(^^)/

秋田100km 2014 (たまる)

2014-10-16 10:49:57 | 100キロチャレンジマラソン秋田
完走録、もとい感想録。
昨年の途中リタイアの悔しさを晴らすべく出場。

~0km 12秒
~10km 64:30
~20km 59:48
~30km 60:20
~40km 59:26
~50km 61:54
~60km 65:10
~70km 80:37
~80km 76:41
~87km 71:19 (9:59:59 以降タイムなし)
finish 11:51:37

練習
合宿頃から走る距離を長くする意識をし始めた。とはいっても距離練を何度もするモチベーションは起きなかったので、距離練は8月中旬の川越練一回のみ。浦佐があったので、スピード練もするようにはしていた。
一週間前から疲労抜き。9月は大会直前までで210km。

前日
朝の新幹線の中で駅弁。二年連続で食べている弁当だったので今年も食べられてよかった。
昼は盛岡行って、わんこそば食べてる人を応援しながら天ぷらそば。
角館で受け付け後は、前夜祭でいろいろ食べつつ、宿で鶏そぼろ弁当とヨーグルトも食べた。
準備をダラダラしていたら、就寝は10時30分頃。

当日~スタート
2時過ぎ起床。ぶどうパンとカステラを食べて3時前に出発。3時30分頃会場着。ヴァーム(ゼリー)を摂取。中間点には、帽子、アミノバイタル(ゼリー)、OS‐1を送った。服装は一昨年と同じく、半袖、半ズボン、靴はウェーブエアロ。ポケットには一口サイズの塩羊羹をいれておいた。
予定としては、キロ6で進めるとこまで進む、という大雑把なもの。中間地点を5時間切れたらいいなと考えていた。



スタート~15km
K田さん、ぽんた、うみのおっさんトリオと一緒にスタート。が、みんな速すぎ。ついていく気にもなれず、いきなり孤独走。周りの人も速いが、自分のペースを守るように心がけた。そんなわけで、どんどん人に抜かされる。
7km付近で女神に颯爽と抜かれた。タイム的にはキロ6を切っていなかったが、エイドの休憩とかあるので、走っている部分はキロ6弱だったと思う。なのであわてずにそのまま進んだ。

15km~35km
ひたすら孤独走。向かい風で萎える。脚の様子をみつつ少しずつペースを上げる。
後ろから誰か来ないかなと思いつつ走るが誰も来ない。こんなところ走ったっけみたいな場所ばっかり。

35km~中間地点
いよいよ始まった本格的な上り。とはいっても平坦になったり下りがあったりするので、高低図ほどのインパクトはないのかも。ただ過去二回歩いているので、今回は歩かないことが目標。楽なフォームを意識して走ったためか走りきれた。頂上の私設エイドでコーラを飲んで、下りへ。下りのほうが単調すぎてつまんなかった。
中間地点のエイドでちょうど5時間。応援の二人が出迎えてくれた。前後のホノマラーの情報を聞き、初めて位置関係を把握。アミノバイタルとOS-1を摂取して、帽子をかぶってサクッと出発した。

50km~60km
ここまで予定通りすぎて怖いなあ、とか思いながら走り始めると、右脚のハムが張っていることに気づく。ところどころで止まってストレッチしながら進んだ。55km~は異様につらい記憶しかなかったのでおそるおそる進んだらそんなにつらくはなかった。ラップタイムは落ちてるけど。

60km~80km
60kmすぎのエイドは昨年のリタイア地点。少し感慨深い。昨年はクッキーがあったけど、今年は置いてなかった。脚の張りが気になるので止まって走ってを繰り返した。65km地点のエイドにマッサージコーナーがあったので、マッサージをしてもらうもあまり効果は出ず。目標ゴールタイムが下方修正されていく。
エイド間が4kmくらいあって、毎回絶望していた。

80km~90km
このあたりから、脚の張りよりも内臓の不快感を気にするようになった。走れなくはないが走ると気持ち悪くなりそうな感じ。歩きも交えるもゆっくりとしか進めない。89km地点のエイドで、お湯をもらって塩を溶かして飲んで10分くらい休憩した。お湯に塩を溶かすというのは、奥熊野で脱水になって歩いていたときに、他のランナーに教えてもらった技。
残りのエイドでもお湯をもらって飲んだ。

90km~
90kmの坂は短くて急なイメージしかなかったけど、思いのほか長くてとぼとぼ歩いてた。そしたら、ほーりーに抜かれた。ずっと孤独走だっただけに嬉しかった。のと、負けるのは嫌だったのでついていった。次のエイドで取材を受けてる彼女を置いて先に出発。ほのまらーに会えて元気が出てきたので、12時間切りを目標に設定しなおした。あとはほーりーに追いつかれないかどうか確認しながら走って、ラストスパートしてゴール。 



まとめ
秋田の13時間という制限時間は決して楽ではないし、全体の完走率も60%を切っていて高いとは言えません。完走しやすい大会ならほかにもっとあると思います。でも、素晴らしい大会であることは間違いないです。秋田に毎年出てるという人がいるのも理由がわかります。

個人的な反省点は自分がどのくらいのタイムで走れるのかわからなかったために前半の設定しかしていなかったという点。絶対に目標を達成するぞ、という気持ちがないとつらくなったときに弱いですね。前半と後半で別々に目標を設定すると、気分が変わっていいのかも。まあ、目標の立て方とか精神的な部分は人それぞれだから、必ずしもこれがいいという方法はなさそうですね。

100kmは、普段走らないような距離だからこそ走ってみないとわからない部分が多く、他の距離にもまして経験が重要になるのだと思います。その分、今回秋田を走った人は何かを得たと思うのでそれを次につなげてほしいなと。また走るもう走らないは個々人が決めることではあるけれども。
それと、これから走ってみたいという人は、この大会録のようなもので少しでもイメージが持てるといいんじゃないですかね。このページがつくられたそもそもの発端も二年前の秋田なので。経験の共有という場としても、大会録がもっと活性化されるといいな、と勝手に思っています。

思いつくままに書いたので役立つ情報は少ないかもしれませんが、えちごくびき野の大会録もかこうと思っているので、秋田はこんなところでおしまいにします。
面白い大会録はまだ書いてない人に期待しましょう