大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

100キロチャレンジマラソン秋田(にしき)

2012-09-26 15:16:50 | 100キロチャレンジマラソン秋田
<ラップ>
5km 32:38:64
10km 31:12:48 (1’03)
15km 31:14:98 (1’35)
20km 30:47:65 (2’05)
25km 30:46:40 (2’36)
30km 36:26:04 (3’13)
35km 30:57:47 (3’44)
40km 36:44:92 (4’20)
45km 31:16:42 (4’52)
50km 41:31:23 (5’33) ※中間地点での休憩含む
55km 28:17:73 (6’01)
60km 32:15:35 (6’34)
65km 37:33:71 (7’11)
70km 30:15:66 (7’41)
75km 32:36:60 (8’14)
80km 34:02:73 (8’48)
85km 36:16:13 (9’24)
90km 35:12:64 (10’00)
95km 38:19:36 (10’38)
100km 33:51:64 (11’12) ※ゴールで安心して時計止め忘れたので数十秒の誤差あり

ホノマラーいっぱいいるし、一回だけ100キロ完走してみたいと思っていたのでエントリー。
目標は完走。あと、エイド以外で歩かないこと。

〈練習〉
三か月前くらいからまあちょっと距離気にするか、という気持ちになる。
6月はさくらんぼ(ハーフ)、スイカ(10km)、12時間リレーと大会が多かったのでそれで距離を稼いだ気になっていた。
毎回の通常練習で平均5周くらいずつ。
7月は期末レポートに追われてほとんど走れなかった。暑さのせいで通常練習でも平均4周くらいに。
あと、箱根企画で10km。
8月は他の人の練習量を見て焦り始めた。
合宿で30km。気が向いたときに近所を10km~20km位走るのを何回かやった気もする。
通常練習は暑くて3周でやめてしまうこともしばしば。
フル以上の距離が未知で怖すぎたので秩父旅行がとてもありがたかった。50km位しか走ってないけど「93km先まで行った」というのが自信になったし、どのくらいのペースや休憩間隔で行けば完走できそうかが初めて体感できた。
9月は浦佐と高尾山で山祭り。
一週間前から疲労抜きを意識。
土曜にゆっくり長めのフライング+短く速めの通常練習をして、水曜の通常練習で3周だけ足に刺激入れるくらいの速さで走った。あと金曜に2km刺激入れ。それ以外は一週間前なにも走らなかった。
食事は3日前くらいから炭水化物摂取を意識。(ご飯をちょっと多めに食べるとかその程度)
あと、3日前には9時くらいに寝て睡眠調節をしようとした。

〈前日から当日朝〉
自宅から東京、東京から秋田と移動中は寝ないように頑張った。
宿のきりたんぽがおいしかった。秋田っぽくてうれしかった。
9時くらいに寝た。途中一回目が覚めたけど、割としっかり起きられて安心。
朝食はいなり寿司とオレンジジュースとおにぎり。
中間地点に送る荷物は上の着替えと目薬、コンタクト、そこまで走ったご褒美としてバームクーヘン(結局ゴールしてから食べた)。
日差しがなかったので別にいらなかったかも。
スタート時は上は半袖、下はロンタイとハーパン、あと寒かったからビニールを被っていった。帽子も一応被った。ロンタイは迷ったけど涼しかったのでちょうどよかった。

〈~10km〉
ゼッケン裏にアミノバイタル5本、ポケットにウィダー持ってスタート。
(アミノバイタルは20kmごとに1本飲む予定だった。一本余ったのはゴール後に飲んだ。
ウィダーは中間地点までちまちま飲んでた)
スタート後、1キロくらいで石田氏っぽい人を抜く。
5kmらへんで河田さんに抜かれる。「また追い抜かれるかも」的なことを聞いたけどその後ゴールまで二度と会わなかった。
暗いし寒いし速さわかんないので、小谷さんからアドバイスのあったとおり「足に快いくらいのペース」を意識した。
いよいよな感じがして楽しくてちょっとにやにやしながら走ってた。
最初のエイドで被ってたビニールを捨て、秋田米をおいしくいただく。
エイドは最後まである限り全部止まった。スポドリとお米は毎回摂取してた。

〈~20km〉
いろんな人を風よけにしながら走る。気温14℃の表示があった気がする。まだ元気。
寒くてトイレに行きたくなったけどタイミングがわからず走り続ける。
20km地点でアミノバイタルを飲む。

〈~30km〉
つくばランの人が話しかけてくれて楽しく走る。
オクトーバーランのチームTシャツで走ってたので、「ほのまらってなんですか」といろんな人に聞かれた。
25km前後だった気がするけど、嶋田氏と田丸に抜かれた。
ついていくか悩んだけどまだ半分以上あるし無理はしないことにした。というかキロ6分くらいのペースだったので、無理する余裕がなかった。
30km地点であきらめてトイレへ。そこで西氏に追い抜かれる。後ろにいたのかと驚いた。

〈~40km〉
半分行ってないのに疲れが出てきて焦り始めた35km。
坂道はきつかったけど、浦佐よりましと思ったらなんか気が楽になった。
登りでも歩かない方が速いし楽と浦佐で経験していたので、歩いている人を抜かして淡々と上った。
なめこ汁のエイドで嶋田氏、西氏に追いつく。
田端もいて、あれいいのかな?と思いつつ抜いていく。
ここでもつくばランの人に遭遇。アミノバイタルを飲み忘れ、45km位で飲むことに。

〈~50km〉
登りで嶋田氏を抜き、田端に抜かれ、田丸に追いつき、とホノマラーにいっぱいあった。
田端がへばってたので、自分のペースを崩さなければ抜けると思って無理に抜かさなかった。
下りでつくばランの人としばらく併走した。
「長い距離だから筋肉疲労は当たり前、そのくらいの疲れは完走に関係ない」と言われかなり勇気づけられた。
エイドのおいしいもの情報を交換して見送った。ついでに田端を抜いて中間地点へ。
西氏が休んでるのに追いついた。田儀さんが現れて元気が出た。
5時間17分くらいで中間地点についたので、ここでタイム的な目標をサークル記録、あわよくば11時間半くらいにしようと決める。
50km通過は5時間半くらいでいいだろうと思って中間地点でちょっと休んだ。ロンタイを置いて出発。
この先のエイドでは毎回氷砂糖を二粒以上ポケットに忍ばせて飽きたら舐めるようにしていた。
エアサロも毎回足全体にスプレーしていた。

〈~60km〉
応援のおかげで元気でた。中間地点で休んだので、張り切ってちょっと飛ばしすぎたかも。
汗があまりかけなくて、仕方ないから63kmくらいで二回目のトイレ。

〈~70km〉
65km位に石田氏に抜かれる。ついに来たなと思った。沖縄を思い出した。
60km~80kmが精神的につらいと聞いていたけれど、本当だった。
石田氏を見送った後くらいからいよいよつらくなりはじめる。

〈~80km〉
ひたすらつらかった。泣きたかったけど塩分を出すわけにはいかないと我慢した。エイドにつくたびに半泣きしていた。
おばちゃんが無理しなくていいのよ、と誘惑してきたけど徐々に11時間半が見えてきていたのでそれだけを支えに走り続けた。
「下を向くな、前を見ろ!」と念じ続けた。

〈~90km〉
あと皇居何周分か考えながら走り続けた。歩きたい衝動に駆られまくったけど、目標歩かないだったのでなんとか我慢した。
ゴールの鷹巣の道路標識があるのに合川の方にコースが続いてて絶望した。

〈~ゴール〉
最後の坂にびくびくしてたけどそこまできつくなかった。ラスト5kmのトンネルが萎えポイントだと思った。
同い年くらいの女性と並走していたので最後のエイド止まるか迷ったけど、結局止まった。そしたらおいて行かれた。
絶対あれがゴールだ!と勝手に思っていた体育館っぽい建物を通り過ぎたときはもうだめだと思った。
最後三キロが異様に長かった。商店街で名前を呼ばれたときのうれしさが半端ない。
ゴールしてふらふらしてたらまや先輩がいて、我慢してた涙がわっと来た。あんなにいろんな感情のごちゃ混ぜになった涙は初めてだった。

〈感想〉
何のために走ってるかわかんなかったけど、最後のよくわかんない涙のためだったのだなーと思った。
100kmつらかった分達成感は素晴らしかった。
ただし、また出たいかとは別の問題。

100キロチャレンジマラソン秋田(田丸)

2012-09-26 11:24:32 | 100キロチャレンジマラソン秋田
田丸です。
今年の一年生の初戦に出て、ちゃっかり完走してきました(^o^)/

5km  33'27
10km  1'03'17 (29'50)
15km 1'35'59 (32'42)
20km 2'04'39 (28'40)
25km 2'32'26 (27'47)
30km 3'03'55 (31'29)
35km 3'34'07 (30'12)
40km 4'17'27 (43'20)
45km 4'55'44 (38'17)
50km 5'41'03 (45'19)←中間点休憩込み
55km 6'11'54 (30'51)
60km 6'53'06 (41'12)
65km 7'37'12 (44'06)
70km 8'14'29 (37'17)
75km 8'56'05 (41'36)
80km 9'35'15 (39'10)
80km以降 おおよそ7min/km+エイド休憩

finish 12'26'00~12'29'00位?

<大会までの練習>
7月210km 8月250km 9月110km
合宿までは足の調子が良く、順調に距離を重ねられた。しかし合宿後、足裏に痛みが出てきて8月中旬は満足のいく練習ができなかった。秩父練でも途中で太腿前側をつり、不安な状態で9月へ。太腿前側の疲労がなかなか抜けなかったので疲労抜きの期間を長くとり、9月はほとんど走りこまなかった。しかし、直前の木曜日に風邪をひいてしまったため、金曜はひたすら風邪を治すことに専念。木曜あたりからこまめに水分を摂る。

<前日>
一年生が一人の宿泊行事は、箱根、秩父に続き三回目なので、リラックスして過ごせた。前夜祭でのそばと宿での豪華な夕食をたくさん食べた。夜は9時に就寝したかったが、なかなか寝付けず結局寝たのは10時30分ごろ。

<当日>
2時に起床。と同時にキャプテンからのメールが届きやる気が高まる。朝ごはんは、宿でブドウパンと大きなどら焼き1つとオレンジジュース。そして、会場に到着してからおにぎり1つ食べ、アミノバイタルを1本飲む。
初大会ということもあり、大会気分を楽しむこと、及び完走することを最低限の目標として設定。そこから、河田さんの一年時のタイム、そして12時間切りを段階的に目標とした。
持ち物は、アミノバイタル5本と行きの新幹線で隣の席のおじさんからもらった芍薬甘草湯2袋。

~5km
ホノマラの最後尾から嶋田さんと一緒にスタート。周囲のペースに合わせてゆっくり走る。

~10km
人と人の間隔があいてきたため、少しづつ人を抜かしていく。

~15km
一個目のエイドで錦織さんを前に見つけるも、トイレに行ったため見失う。この大会では100km通じてトイレに行く回数が多かった。前を追うべく走る。エイドでは、スポドリor水+おにぎりひとつ+果物とかそんな感じ。

~25km
エイドでアミノバイタル一本飲む。気持ちよく走る。このあたりで錦織さんと嶋田さんをぬく。

~35km
ひたすら走る。道端でくつひもを結びなおしている田端さんを見かける。30km~35kmを走ってると思ってたら、30km地点の看板を見つけて若干萎えた。

~40km
上り坂に入ったときに、前半の足の疲れが一気にきた。上るときにどうしても地面を蹴ろうとしてしまうが、足の裏及び太腿の筋力がないせいですぐに疲れてしまう。ので、上りでは歩き、平地と下りで走る作戦に。この時点で、12時間切りはきつそうだと考える。36km地点のエイドでアミノバイタル一本飲み、くつを脱いで足裏をほぐすなど、長めの休憩をとる。

~45km
上りはひたすら歩く。途中で西さんに颯爽と抜かれる。その後、田端さんと錦織さんが来たので、気合いをだして走ってついていく。42km地点のエイドで二人と離される。そのエイドのあとは下りが続く。つらい。

~50km
中間地点で田端さん、錦織さん、田儀さんと出会う。おにぎりやオレンジをいくつか食べ、芍薬甘草湯を飲み、ゆっくり休憩。石田さんと嶋田さんがやってきたのを見つつ出発。

~60km
55kmまでに石田さんにぬかれる。コースガイドの高低図より、後半はほとんど下りだと思っていたら、所々に上り坂があって萎える。上り坂は歩き。

~70km
疲労による痛みで走ったり止まって屈伸したりの繰り返し。相変わらず上りは歩く。60km過ぎのエイドでアミノバイタル一本飲む。

~80km
残り時間を計算しながらのラン。30kmで270分くらいだから9min/kmが完走のボーダー。しかし後半に上りがあることを考えると、余裕はなさそう。とか考えてた。アミノバイタル一本飲む。

~85km
ここでまさかのトラップ。ウォッチが9'59'59で止まる。ラップ機能も止まる。前夜祭の会場でも売ってた型のウォッチだったのに…。サブ10しろということか。とか考えつつ、時計の機能でゴール制限時間の17時30分から逆算して残り時間を考えたりする。ラップタイムに80km以降のタイムが載ってないのはそういう理由。
そして右脚の付け根の部分が痛くなる。疲労とは違った感じで、走れなさそうな痛み。なので、走って、痛くなったら少し歩き、また走って、……の繰り返し。残り時間的に詰んだと思った。が、エイド間の距離とかかった時間をみると、実は平均して7min/kmくらいで進んでいるという事実に気付く。

~90km
ひたすら、走って歩いての繰り返し。これだと、走ってる間に抜いた人に、歩いている間に抜かれるということを何度も繰り返すため、周りの人から見たら嫌な奴だと思われているんだろう、とか考える。相変わらず、7min/kmくらいで進む。

~95km
残り時間から、もしかしたら河田さんの一年時の記録を抜けるかもしれない、と考える。本当は12時間29分53秒だが、このときは12時間24分台だと思い込んでいたため、それを切るべく頑張る。といっても、走って歩いての繰り返し。エイドでアミノバイタルを一本飲み、気合いを入れる。

~100km
残り5kmくらいから、あと代々木公園○周、と考えながら走る。23分台は厳しそうだと思い、せめて30分はきることに目標を変えて走る。商店街をぬけて、ゴールまでの直線にはいり、周りの人から応援されたとき泣きそうになるが、泣くならゴール後に泣こうと我慢。田儀さんと中川さんを見つける。そしてゴール!!、、、結局泣かなかった。

<総括>
前半飛ばしすぎたとか、そういうペース配分云々はともかく、きつくなったときに頑張れず、すぐに歩いてしまう。この性格を直さないとどんな距離でもタイムはねらえないと思う。また、上り坂の走り方もいまいちだったので、練習しておきたい。腕ふりとかも含め、全身を使って走るようにしたい。
と、いろいろ反省点、改善点はあるが、やっぱり大会って楽しいと思う。多くの人の努力で成り立っている大会だと実感できた。秋田はいい人が多かった。

‐おわり‐