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トイレのドアが開かない

2008-01-22 23:24:53 | 不動産業
みなさん、こんばんは。


管理物件のアパートの住人がお店に来て、

「トイレのドアが開かないんです」

と書かれたメモを私に差し出しました。

この方耳が不自由なため、普段はご身内の方から何かあると電話を頂くのですが、今回は不具合が不具合だけに切羽詰まっていたんでしょう。


早速アパートに行ってみると、トイレのドアが空回りして開かなくなっています。

ドアノブを固定するネジが内側にあり、外側にはネジがないため、ドアノブを解体することができません。

ドアが閉まっているので、ドアそのものを取り外すこともできず。

カギ屋さんに問い合わせると、単純に壊れてしまっているので、ドアノブを壊して開けるしかないとのこと。

結局カギ屋さんに来てもらい、バイスプライヤーを使ってドアノブを破壊!

新しいドアノブと交換してもらいました。


その時思ったんですが、居住者がトイレの中にいる状態で開かなくなったのではなくて良かった・・・ということ。

ノブが空回りしちゃうので、もし閉じ込められたら+ドライバーがない限り開けられません。

しかも難聴者の方なので、携帯電話も持っていないですし、助けを呼ぶために叫ぶこともできません。

いざとなったら体当たり・・・と言っても、内開きだからこれもダメ!

かなりゾッとしましたね。


ワンルームのトイレなんて、そもそもプライベートが確保されているんだから、ドアノブはもっと簡単なもので良いのでは・・・なんて思ったりもしました。


さて、さくら事務所の加藤さんの日記に、これからのアパート経営において最低限求められることとして、3つのことが書かれていました。

賃貸を肌で感じている私としては、基本性能の向上と陳腐化しない間取り・デザインというのはハードルが高いように思えます。

供給する側が気付いていない、ただ”箱”さえ作れば良いという発想がまだまだ横行していますし、建築業者も集合住宅はスペックダウンして販売している事実、そして目まぐるしく変わる住宅建材を見ていると・・・難しいのではないでしょうか。

結局、住宅性能を思いっきり上げて、間取りなんかはオーソドックスなものが一番良いのかもしれませんね。

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