hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

小粋そば〜稲荷町ランチグルメ

2020-06-20 05:00:00 | グルメ


だんだん暑くなってきた。この時期、ランチにだんだん『冷やし』というものが増えていく。稲荷町駅を上がってランチに町中華でも探すかと歩き出したが暑さに参る。

するとすぐ前に立食い蕎麦の看板、種類も多いが、その上に『全て冷やし』あります、とある。町中華にも冷やし中華はあるが、思わず店に吸い込まれた。



店は『小粋そば』、小さなチェーンらしい。すぐ食券の自販機があったが、悩んで『野菜かき揚げそば』(390円)にする。カウンターに食券を出すと座ってお待ち下さいと言われて、奥の冷房の効いてそうなボックスで待つ。

すぐに呼ばれて、普通の丼にそば、ネギ、さらにかき揚げ、わさびが付いたのが出された。席に戻り、わさびをタレに溶いてまずそばから頂く。よく冷水で締めてあり、コシがちゃんとある。

次にかき揚げ、まだ温かく、カリッと揚げてある。新玉ねぎとにんじんだけのシンプルなかき揚げだが、甘くて大変美味い。蕎麦は冷たく、かき揚げが温かく、これは食欲を増す。ただ、残念なことに他の店に比べて蕎麦の量がかなり少ない。

あっという間に平らげ、何となく足りない感じ。初めての店だけにやむを得ないが。ただ、美味い蕎麦が食べられてご主人の『また、よろしくお願いします』の声がいい。ご馳走さまでした。

小粋そば
台東区東上野5ー1ー2


いよいよペナントレース〜阪神ファンの戯言

2020-06-19 05:00:00 | 阪神タイガース


コロナウィルスの流行もあり、3月20日に予定されていたプロ野球開幕も3カ月遅れで本日6月19日が開幕戦となる。①試合数が120試合と大幅な減少、②オールスター戦やセ・リーグのCS、セ・パ交流戦などの取りやめ、③当初無観客試合、また同一球団との6連戦が続く、など全く勝手が違うスタートとなる。この状況下、どうなるのかを占うのはかなり難しいが、我が阪神タイガースの見通しについて自説を披露してみたい。

公平にみて今の阪神は『投手>打者』というところは間違いない。先発も西勇輝、岩貞、ガルシア、秋山、青柳と5人は固い。6人目は高橋遥のスタート離脱は痛いが、小野、才木、岩田に移籍した中田、ガンケルあたりでとりあえず凌げば藤浪なしでも何とかなるだろう。

中継ぎも岩崎、島本、守屋、能見がいて他に外国人のエドワーズ、スアレスの誰かが使えれば最後は藤川で行けるだろう。もちろん、昨年はジョンソンの投げていた8回をどうするかが鍵にはなるが。


打線に関してはこれほど予想しづらい年はない。というのは外国人マルテ、ボーア、サンズが読めないからである。さらにここ数年は阪神の打つ方の助っ人は全く当てにならない。19年度はマルテこそ105試合出て.284は打ったが、ホームランは12本止まり、それでもまだいい方。他のソラーテ、ナバーロは殆どいないもの同然。18年度もナバーロ、ロザリオ。17年度もロジャース、キャンベルと顔を思い出すことすらできない。これはどう贔屓目に見ても横浜のソト、オースティン、ロペスには敵わないだろう。

福留、糸井の頑張りに糸原、大山、近本、木浪など育ってきてはいるが、やはりホームランは大山の14本が最高なのである。これだけ投手が良いのならば甲子園にラッキーゾーン復活が一番早道なのかと思うくらいである。

短期決戦とは言わないが、連戦が多く、すぐ暑くなるのでやはり先取点を守り抜く野球をしていかないと厳しいのではないかと感じている。その為にエラーの多い守備陣も気にかかる。今のところ、阪神を優勝と押している解説者は阪神OBばかり。それでも勝ってよタイガースと応援するのである。


『大正、昭和の建築物を訪ねて』神田編②

2020-06-18 05:00:00 | 日記


『大正、昭和の建築物を訪ねて』その9。神田編②、旧万世橋駅周辺の建物を巡ったあと靖国通りを歩道橋でわたり、多町大通りを歩く。渡ると神田青果市場跡の碑の前を通り、左側に『庄之助最中』の本店がある。


第22代木村庄之助のご子孫が始めた最中が有名な和菓子屋さんだが、よく見るとかなり古い建物で前からわからなかったが銅板貼りである。


その先には『サカエヤ』、栄屋ミルクホールという名前の食堂で側面は真っ赤に錆、正面は銅板貼り。昭和20年創業、今はラーメンメインの店となっている。

続いて『松本家』、昭和6年築木造3階建のいわゆる震災復興町家で元青果物問屋を営んでいた。切妻面には窓が少ない防火に配慮した構造となっている。

角地に建つのは『青果店の塩栄』、元は昭和2年創業の青果店。鮮やかな緑のテントがよく目立つ。

通りを挟んで反対側にある『サカエヤクリーニング店』。両方とも廃業はしているが、かつての風情をよく残している。



多町2丁目交差点を左に曲がる。次の路地の奥には松尾神社。松尾様というと酒の神かとおもったが、元は松尾稲荷と言ったらしく、青果関係者の信仰を集めていた神社である。



元まで戻ると左側には『八ツ手屋』。天ぷら・天丼の名店で創業は大正3年、中に入っても渋い造り。天丼は今も680円でこれだけのボリュームかと驚くほど。

すぐ近くにある『秀美堂』という印刷屋さん。木造2階建の威風堂々とした造りでこちらも現役。



神田の居酒屋と言って忘れてはならないのが『みますや』。創業は明治38年、建物も関東大震災で焼失後立て直されたものだが、築98年になる。現在はコロナウィルスの影響で休業中だが、早く復活してあの焼き鳥や馬刺しをつまみに飲みたいものである。


波除稲荷神社

2020-06-17 05:00:00 | 日記


築地の神社というと波除稲荷神社(なみよけ)、波除は大阪にもある地名だから読むことはできた。

かつての中央卸市場のすぐお隣にある。創建は築地の埋立と同じ江戸時代初期の1659年。荒波の影響で埋立工事が難航していたが、海面に御神体が見つかり、この地に社殿を立て祀ったところ、波が収まったため『波除稲荷』と尊称して江戸市民は厄除などにご利益があると信仰を集めたもの。



神社の鳥居をくぐると左側に大きな枝垂れイチョウの樹がある。すぐ右手には獅子殿があり、その中には黒い天井大獅子の頭が、反対側にはお歯黒獅子という赤い獅子頭が祀られており、ちょうど対座した形になっている。



天井大獅子は高さ2.4m、幅3.3m、重さ1トンの大きなもので、お歯黒獅子も高さ2.15m、幅2.5m、重さ0.7トンとやや小さめ、これをつきじ獅子祭りでは神輿に乗せて町内を練り歩く。ただ、今年はコロナウィルスの影響で中止となってしまった。



この神社には築地らしく『すし塚』『玉子塚』『海老塚』『鮟鱇塚』『活魚塚』『昆布塚』『蛤石』のほか、築地発祥の吉野家の碑もある。



市場で扱う商品は皆相場ものであり、こうした塚を作り、皆で感謝したり、霊を供養したりする碑が狭い境内に並んでいるのは面白い。



私もコロナウィルスの退散を願い、お参りすることにした。中央卸売市場は豊洲に移転してしまったが、今もこの神社に手を合わせる人は多い。


丸富〜恵比寿ランチグルメ

2020-06-16 05:00:00 | 日記


恵比寿まで仕事に来てお昼近くなった。急にここ数日暑くなり、特に今日は午前中には30℃、雲も殆どなく、日差しが痛いのも久しぶり。その中で店探しをすると『巴屋』という蕎麦屋を発見、メニューを見るとごく普通なので入店するか悩んだ。

すると信号の反対側には『丸富』というラーメン屋を発見、せっかくだから食べログで調べてみるとあっさりとか、細麺とか好きなキーワードが口コミに溢れているのでこちらに入店。

11時45分でカウンターにちらほらのお客様。メニューはシンプル、ラーメンは醤油・味噌・辛味噌の3種類。今日はボーナス支給日でもあり、『醤油ラーメン+チャーシュー』(750円+300円)にした。

すぐに麺を茹で始め、ラーメンは5分後到着。丼は浅め、立派なチャーシューが5枚、メンマ、海苔一枚がトッピングされている。

まずはスープから一口。背脂が乗ってはいるが、和風醤油の優しい味。野菜や魚介が溶け込んでいて、醤油があまり角が立っていない。

麺は博多ラーメンより幾分太いくらいのストレート麺で喉越しがいい。難をいうと少し量が少ない気がした。肝心のチャーシューは口コミにもあったとおり、ホロホロと崩れていく柔らかさ、いや、これは美味い。最近は調味料が強く主張する焦がし醤油やスープをよく絡ませる太麺が多い中、昔ながらとは言わないがあっさり、しかし、ずっーとスープが飲み続けられるタイプのラーメンはなかなかお目にかかれない。

暑くてラーメンは如何なものかと思いつつ、この店を選択したのは正解だった。無口なご主人と愛想のいい奥さんが2人で協力しあって経営する中々いいお店にお邪魔できた。ご馳走さまでした。



丸富
渋谷区恵比寿5ー22ー1
0334476802


駅のスタンプと私③

2020-06-15 05:00:00 | 鉄道


鉄道シリーズその254。駅のスタンプ③、今回は今まで押してきたスタンプの中で今は駅や鉄道が廃止になったり、第三セクター化してしまったものをとり上げてみた。全国的に見てもやはり廃止となった路線が最も多い北海道が最も多い。(路線、営業キロ)

池北線(140.0km)足寄駅



名寄本線(138.1km)紋別駅・中湧別駅

広尾線(84.0km)広尾駅

士幌線(78.3km)糠平駅




湧網線(89.8km)常呂駅

標津線(72.6km)根室標津駅

美幸線(21.2km)仁宇布駅

松前線(50.8km)松前駅

札沼線(一部廃止)新十津川駅

廃止駅スタンプが並んで多いのが、九州である。

松浦線(93.8km)平戸口駅

高千穂線(50.0km)高千穂駅

高森線(17.7km)高森駅

佐賀線(24.1km)筑後柳河駅



本州は、大社線大社駅だが、DJ印とそれ以外の印があった。



最後に能登線輪島駅、穴水駅。一旦は3セク化したが、先の部分は廃止されてしまった。
我ながらよくこれだけ日本の走りを歩いたものであると感心はしたものの、廃止された路線の距離だけ見てもびっくり。スタンプ以外に当時もう少し、駅舎などの写真を撮っておけばよかったとの後悔が残る。まあ、デジカメやスマホがなかったからやむを得ないかな。(以下、次回)


二葉〜秋葉原立食い蕎麦ランチ

2020-06-14 05:00:00 | グルメ


以前にブログにも書いたが、秋葉原の昭和通り沿いにはなぜか立食い蕎麦の店が林立している。駅の方から『富士そば』『富士そば』『みのがさ』『秋葉そば』(閉店)とわずかな距離に並んでいるが、みのがさの先を右に曲がるともう一軒『二葉』という立食い蕎麦の店。

近くまで来たので寄ってみた。店の入口には沢山の品数、天玉、天ぷら、たぬき、木クラゲ、かけ、月見、あさり入りかき揚げ、貝柱かき揚げ、椎茸天、ごぼう天、アジ天、春菊天、ちくわ天、イカ天、げそ天、にんじん天、わかめ、小海老かき揚げなどと並んでいる。

まあ、迷うことしばし、結局1番高い『小海老かき揚げそば』(480円)にしてみた。因みに天ぷらで1番安いのがにんじん天でそばに乗せて370円である。

待つこと1分、お兄さんがすぐにそばを温めて、かき揚げを乗せ、ネギを振り、出汁を入れて供してくれる。


暑いので冷やしも考えたが、出汁が飲みたくてかけそばに。(冷やしはなぜか20円増し)七味を振り、まずはそばから。典型的な茹でそば、しかも太麺系でボソッとしている。出汁は関東風で甘みが少なく、やや私には塩辛い。

ただ、天ぷらはちゃんと小海老が5尾、玉ねぎと共に揚げた、自家製のもの。ややぼてっとした食感だが、出汁に浸しながら頂くとだんだんマイルドに。一言で言うと昭和の立食い蕎麦の味で懐かしさを感じる。ただ、外の気温は30℃以上あり、汗が滴り、出汁は少し残しました。ご馳走さまでした。(完全立食いです)

二葉
千代田区神田和泉町1ー4ー6


アジサイ考

2020-06-13 05:00:00 | 日記


6月はあちこちで紫陽花が咲きそろう。紫陽花の花の色もかつては青か紫色と相場が決まっていたが、最近は赤やピンク、白など色も種類も増えた。色は酸性土壌では青、アルカリ性に傾くと赤に花の色は変わるらしい。(不思議なことにリトマス試験紙とは反対)このため、酸化土壌の多い日本では紫陽花=青であるが、ヨーロッパでは赤が一般的ということになっている。


科学的に言うとアントシアニンとアルミニウムが結合すると青くなるという特性から由来するものらしく、酸性の土にはアルミニウムが溶けるため、紫陽花は青くなる。一方、アルカリ性の土にはアルミニウムが溶けにくいため赤くなる。このため、酸性にするにはピートモスや鹿沼土、アルカリにするには赤玉や腐葉土に苦土石灰を混ぜるというのが簡単な方法である。



最近は園芸業者がうまく配分を変えることにより、半分の花は赤く、半分は紫色などという鉢植えもできるのである。

ただ、もう蕾がつきかけてからでは遅すぎるので今年に間に合わせるのは難しい。花がつく前の4〜5月頃に行う方が良い。



また、白い花を咲かせる紫陽花にもアルカリ性用の土壌を加えると可愛らしいピンクの紫陽花を咲かせることができると聞いた。我が家の紫陽花は青色にも関わらず、お隣の紫陽花は赤というのもこういった理由なのである。



種類も『アジサイ』と元々の品種『ガクアジサイ』(山紫陽花)以外にも『ポップコーン』『アナベル』『コンペイトウ・ブルー』『カシワバアジサイ』などどんどん可愛らしいものが出てきている。その中でガクアジサイから派生した八重咲で真っ白な『墨田の花火』の清楚な美しさに心惹かれている。


次の写メが我が家のアジサイです。








天馬〜日本橋ランチグルメ

2020-06-12 05:00:00 | グルメ


日本橋を歩いていたら新たにラーメン屋さんがオープンしている。店の名前が『天馬』、ただし、看板は見事な字で馬の字が裏っかえっている。

よく見ると四十一代伊之助とある。ということは立行司の式守伊之助さんが揮毫されたものらしい。店内に入るとラーメンは『煮干し醤油』『ゆず塩』『サンラータンメン』の3択である。

まあ、1番上の煮干し醤油ラーメン(850円)を選択、まだ誰もいないカウンターに座る。店は細長く、10人のカウンターのみ、女性が1人で切り盛りしている。

グラグラと湯が沸く音がする。聞くと昨年12月オープンという。なかなか大変な時期に開店したものである。5分ほどでラーメンは到着。私が最初の客だったが、わずかな間に3人、1人、2人とどんどん来店客が増えてくる。

ラーメンは茶褐色のスープの上に大きめのチャーシュー、小松菜、太いメンマ、半分に切った半熟の味玉が乗っている。

まずはスープを一口、味は和風煮干しそのものだが、色が濃いわりにはそんなに塩辛くないというか、甘みさえ感じる。 



麺は細麺ストレート、博多ラーメン風で喉越しががいい。味玉はしっかりと味がついているし、チャーシューはよく煮込まれていてボリュームがある。

三つ葉とネギが乗せられている。小ぶりの丼だが、ボリュームはそれなりにある。ただ、若い男性はライスを皆注文していたが。
天馬
中央区日本橋室町1ー13ー5



虎ノ門ヒルズ駅を見に行く

2020-06-11 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その253。6月6日に東京メトロ日比谷線に新たに虎ノ門ヒルズ駅が誕生した。地下鉄の途中駅ができたのは2000年1月の東西線妙典駅、2007年丸の内線西新宿駅以来のこと。また、日比谷線に関しては1964年8月の全通以来初めてのことである。



私は東京メトロ銀座線虎ノ門駅(渋谷方面行で後ろ側)の出口に向かう。なにしろ、虎ノ門駅も改修中のため、指示板を探さないとわからない。



虎ノ門駅の改札口を出ると今までなかった真っ直ぐな通路が開通していた。その長さ約300m、虎ノ門駅からは緩やかな下りのため苦にはならないが。



最初に左側に4番出口、ここから上がると虎ノ門ヒルズビジネスタワーにつながる。

さらにまっすぐ行くと左右に矢印が出て、右に曲がると銀座方面入口、左側に行くと北千住方面入口とある。取り敢えず右に曲がり、立っている係員に聞くと、銀座方面は確かにすぐ先に改札口があるが、北千住方面に行くには一旦地上に出て、桜田通りを渡り、反対側にある入口から入るとのこと。



詳しく聞くと更に1階分掘って、そのフロアから上がる通路を建設中だが、入口が新しいビルに作られるため、今は仮の入口を使うらしい。


その通り地上に出て、虎ノ門三丁目の信号を反対側に渡るとちゃんと北千住方面の入口があった。振り向くと虎ノ門ヒルズ森タワー、その大きさに改めて驚いた。



北千住方面の入口は1階降りたところ、それにしてもこれだけのものを電車も止めずに作るとは、その技術の高さには感心した。ただ、コロナ禍のため、開業式も行えず残念であろう。