hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

エチオピア〜神田カレーグルメ

2020-06-23 05:00:00 | グルメ


約2か月ぶりに夕食を外食することにした。先日、キッチン南海が閉店することになり、神保町駅でおりてすずらん通りを歩くとすぐに長蛇の列に遭遇、30人はいるかと思うが、何とこれがキッチン南海まで続いているとは。また、その向かいにあったスヰートポーズは電気も消えて閉まっていた。

ただ、ここまでは想定内、中々家では食べられないと言えばカレーと駿河台からお茶の水方向に坂を少し上がったところにある『エチオピア』の本店に行くのがお目当て。ボンディやエディブルのような欧風カレーではなく、スパイスがふんだんに効いたカレーが食べたいのだ。

店の中には予想通り結構な人。牛肉カレー(920円)の食券を買い、1番入口に近いカウンター席に陣取る。

店の人(インド人風)に何辛にしますか、と辛さを聞かれる。この店は0は中辛、3が辛口、5が大辛と思い出した。やはり5は行きたいが外は暑いし、汗まみれも嫌だなあと3にしておく。

ここから約10分は待たされるのは覚悟してカウンターの他の人を観察。店の人が私に茹でたじゃが芋を持って来てくれたので、皮を剥いてカレーを待つ。しかし、隣の130kgはある『5辛チキンカレー大盛』氏はすぐにじゃが芋を食べ、またすぐに店の人を呼ぶ。

じゃが芋を2個追加、どんだけ食べるんだろう。確かにこの店はじゃが芋とマーガリンは追加可能なのだが。

ちょうど10分で私のカレーが到着。独特の大きな肉片が3つ、あとはピーマン、ひよこ豆のみで後の野菜はルーに溶けている。また、市中のカレーチェーンのように福神漬やラッキョはない、食べたいなら別皿にオニオンの酢漬けはあるが。
私はまずはルーを一口、堪らん程ではないが、じんわり辛く、スパイシー。この味は中々家庭では出すことは難しい。この店の特徴はライスがかなり多いことだが、辛いためだんだんちょうど良くなる。甘みは完全に排除されているため、先程のじゃが芋を崩して合間に食べると美味い。食べていくうちにうなじに汗が伝うのが分かる。


店に来るのは半分以上が若いサラリーマン風、後は昔を懐かしむ私のような爺さん。ほんの少しカップルがいて、ラッシーなどを飲んで談笑しているが、殆どの野郎はカレーと格闘していてとにかく静かな店である。

スパイスがあまり的確に表現できていないのは申し訳ないが、とにかくラマダン明けならぬコロナ明けには食べたくなるディナーである。ご馳走さまでした。

エチオピア神保町本店
千代田区神田小川町3ー10ー6
0332954310