hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

六本木ヒルズから都バスに乗る

2015-03-11 05:00:33 | 日記

バスシリーズ その6。六本木ヒルズからバスに乗って五反田駅まで向かう。実は六本木ヒルズは都営バスの乗り場がビル内に設置されており、3系統(それ以外にもコミニュティバスあり。)のバスが走る。うちRH1系統は渋谷行急行バスでヒルズを出ると六本木けやき坂に止まり後はノンストップ、反対は直通運転である。また、都01系統はRH1の各駅停車版である。そしてもう一つが本日乗車する反96系統、六本木ヒルズ~六本木~麻布十番駅~魚藍坂~品川駅高輪口~五反田という路線。

乗車したのは18時11分、定刻通りだが、なぜか外国人の利用が多い。バスは六本木交差点を飯倉方面に左折。

相変わらず人が多く、ロアビルも昔のまま、ただ、1階のサクソンが居酒屋ニジュウマルに変わったが。六本木バス停から乗車する親子連れもいる。耳をそばだてなくても会話が聞こえるが、六本木まで習い事に来ているのだが、母親はこの町の柄の悪さが嫌だと話している。これに対し、子供は答えに窮して、いろんなかっこしている人がいるからかな?などと答えている。中々よく観察していて驚く。

飯倉片町などからも乗客はドンドン乗ってくるが、最近乗ったバスの中では平均年齢が低い。麻布十番駅ではかなり降りるが、かなり乗る。もう立っている人も多い。ニノ橋、三の橋、古川橋と立て続けに止まり、さらに乗って来るが、この辺りは少し不便な場所だからであろう。

魚藍坂から伊皿子坂を越えて先日お参りした泉岳寺の前を通過。道は混んでいないが、信号が多く、殆どつかまる。まあ、この間に周辺を見るのが、バスの醍醐味だが。

泉岳寺駅から国道15号線を右折するとバスも今迄ノロノロ走っていたのが嘘のように飛ばす(都バス?)。高輪北町など旧住居表示のバス停にも止まり、品川駅高輪口。さすがに大半の乗客がここで降りる。

その先、八ツ山橋で国道と分かれて左側に行くが、この辺りが御殿山、高層マンションも多く、急に静かになる。そうしていると東五反田1丁目、3丁目とすぎ、すぐに五反田駅、到着時間は18時44分で定時に近い運行のようである。かつては六本木~泉岳寺駅間には地下鉄やJRの駅などなく、都バスの独壇場だったであろう路線だが、今も十分回転がよく、乗車率もいい、なかなか効率のよい路線かも知れない。

この系統は元は100系統丸子橋~五反田~赤羽橋~東京駅南口という15kmを超えるような路線だったが、1984年に丸子橋~五反田が廃止、東90系統になり、東急バスとの共同運行も止めて都バス単独路線となったもの。一旦は新橋~五反田と路線変更し、今の系統番号に変わった。その後紆余曲折があり、今の状態になったのが2006年4月である。

麻布台周辺の坂(1)

2015-03-10 05:00:08 | 日記

『江戸の坂・東京の坂』その28。今回は麻布台周辺の坂道。地下鉄日比谷線神谷町駅から飯倉交差点に向かう。

まずはとすぐに右に曲がり、しばらく行くが、虎ノ門5丁目周辺は六本木ヒルズ周辺同様に大幅な区画整理が行われており、台地に上がる途中からまるで地形が変わっており、テレビ東京の本社を見て断念。

元の通りに戻り、先を急ぐ。すると右側に西久保八幡神社が見えてくる。正面の石段が男坂、左手を回り登る坂が女坂。周辺が開発されるなか取り残された神社で愛宕神社のように平地から急に高くなり、頂上からの眺めがいい。


11世紀初頭に源頼信により創建されたが、元は寺で明治の廃仏棄釈を経て、神社となったもの。境内には貝塚も残されている。


さらに飯倉交差点に向かうと交差点から手前に少し戻るように行くと巨大な霊友会釈迦殿前に出るが、その先にある階段の坂道が雁木坂。敷石が直角に組まれたからとも言われ、当て字で『岩岐坂』とも書く。


飯倉交差点は三方からみて丁度頂上のようになっており、夫々に名前がある。唯一交差点が下になる東京タワー方面への坂が永井坂、これは明治初期までこの辺りを芝永井町といったことから付けられた。

一方、神谷町駅から真っ直ぐに下っていく坂道が土器坂、これは『かわらけさか』と読む。その起源はこの辺りに土器を作る職人がいたからとも、渡辺綱がこの辺りで買った馬が河原毛(黄褐色、亜麻色・かわらげ)で名馬だったからととも言われる。

神谷町駅から来てロシア大使館方向に右側に曲がる六本木方面にある坂が榎坂。これは江戸時代より前の街道を示す榎が植えられていたからと考えられる。

とにかく、四方が坂道で三方の坂道に名前が付いているのは珍しい。小生はここからロシア大使館方面に向かい、麻布十番駅を目指すが、ここからは次回とする。

神田川沿いをきまぐれ散歩

2015-03-09 05:00:48 | 日記

生憎の雨ではあるが、このブログの名前の通り、神田川沿いの道を歩いて野草などを見がてらブラブラしてみる。


まず、目に飛び込んで来たのが梅の花。川沿いに紅梅白梅が美しさを競っている。川の中にはヒゴイなどがのんびり泳ぐ。

野草は中々まだ花は咲いていないが、よく見ると小さなナズナが咲いている。イヌガラシにも似ているが、花が白い。

さらに探すとホトケノザの小さなピンクの花も見つける。


見落としそうな小さな花はオオイヌフグリ、可愛らしい花だが、あまりその意味は気にしないほうがいい。



葉っぱはカラスノエンドウやヤエムグラ、オオバコ、ヨモギなどが春の若い葉を伸ばし始めていた。残念ながらまだ土筆の姿は見えない。
久我山駅に近くなったあたりで川が騒がしい。


よく見るとマガンの親子か、5羽が追いかけあっている。そばにはなぜか1本だけアブラナが黄色い花をつけている。

そういえば昨日行ったゴルフ屋の隣の野川にはもう黄色い花が沢山咲いていた。いよいよ春到来を実感できてきた。




鈴しろ(再訪)~三軒茶屋グルメ

2015-03-07 23:33:50 | 日記

三軒茶屋の鈴しろに再訪する。初めてこの店に来たのが昨年11月、その日も寒かったが、次の訪問時も、3回目の今日も寒い。

店に入ると前回よりかなり店主の方も落ち着いて来たみたいで接客にも大分ゆとりが出てきた様子。途中からお手伝いの青年が合流、きびきびしている。

まずは生ビールで乾杯。最初に登場は春キャベツのすり流し、寒い身体に甘いキャベツが沁み渡る。


今日は酒も料理もお任せモード。最初は3品のお通し、菜の花のおひたし、定番のポテトサラダ、春ピーマンのキンピラ。『春らしく』がテーマらしい。酒は朝に搾りたての『大那』(栃木県)、若干の粗さはのこるが、爽やかがいい。春ピーマンのキンピラもエグミは全くなく、ピーマンの甘さを堪能。


次は造り2品、漬けマグロにはトロロを荒く潰したものが載る。もう一品のカワハギは手を入れた肝と合わせて食べる。酒は『ゆきびじん』(秋田県)、やや甘酸っぱさが残り、ついつい呑んでしまう。カワハギも肝とワサビで食べると美味い。


揚げ物は自家製飛龍頭を揚げたてで供される。酒は而今(三重県)とどんどんレベルが上がって行く。飛龍頭もアツアツにポン酢を添えて食べるが、その柔らかさは素晴らしい。酒もこれをしっかり受け止めてくれる。


焼き物は鶏モモの焼き物に岩塩を振ったもの。これに蕗味噌が添えて出される。酒は超王祿の5☆(島根県)、蕗味噌のほろ苦さが淡白な鶏とよく合う。特にパリッとした皮が美味い。酒は今一番好きな酒で美味いに決まっている。


最後は定番のおでん、玉子・大根・練り物を上品な昆布と鰹節で取った出汁で煮たものだが、出汁が胃に沁み渡る。酒は『貴』(岡山県)、やや辛口ですっきりと終わる。

この酒のあてコースが3000円は中々の値打ち、酒も全て850円(片口)は安い。春に入ったらどんな組み合わせになるのか、今から楽しみである。



鈴しろ
世田谷区三軒茶屋2ー6ー9
0334132750

霞が関・国会辺りの坂道

2015-03-07 05:00:13 | 日記

『江戸の坂・東京の坂』その27。霞が関・国会周辺の坂道を巡る。東京メトロ銀座線虎ノ門駅から文部科学省方向に向かう。そしてまず、桜田通りから登る官庁街の平行している3つの坂道から回る。



まず、文部科学省と財務省の先を左に登る緩い坂が三年坂。同名の坂は市ヶ谷などにもあるが、墓場や寺などの近くが多く、この近くで転ぶと3年以内に亡くなるという迷信から来ているとの説がある。東京名所図会には裏霞が関と三年町の間の坂とあり、三年町から坂の名前が来ているのかもしれない。


すぐ先の外務省と財務省の間にある広い坂が潮見坂。中世くらいまでは日比谷あたりまで入江があったと言われており、この辺りからも海が見えたのであろう。もちろん、今はビルに阻まれ海は全く見えないが。


三本目は外務省と第二合同庁舎の間にある霞が関坂、中世には霞が関という関があり、風光明媚な場所であった。名前の由来は単純に霞が関にある坂から来ている。今は霞が関と言えば官庁街だが、江戸時代は旗本などの屋敷があった。

先ほどの潮見坂に戻り、高速道路の霞が関ランプを右に見ながら向かいに渡り、その先のY字路を左に行くと茱萸坂(ぐみざか)となる。



この辺りは国会議事堂周辺のため、警備が厳しく、写真を撮るのも憚られる。また、この坂の別名は番付坂だが、番付坂の方は昔日枝神社の大祭でこの列に花車の番付札があり、列を改めたことからその名がついた。また、茱萸坂の方は新編江戸志に『丹羽家の表門から見渡すことができ、内藤紀伊守、本多伊勢守の門を抜けて九鬼長門守へ出る坂で両側に茱萸の木がありしゆえの名なり。』とある。今は面影もなく、警察車両が沢山いる坂である。



次は国会議事堂の前を通るが、中学生の団体が国会議事堂の見学に。その先の国会図書館を右に曲がり、最初の道を左に曲がると右には国会見学のバス駐車場、そしてその先が梨木坂である。この辺りには江戸時代、井伊家の屋敷があり、その裏門に当たる場所でかつて梨の木があったのでこの坂道の名前がついたが、その木も枯れたとの記述がある。坂はともかく1860年3月3日に雪の中この屋敷に帰り着けなかったのが、井伊直弼なのであろうか。

この周辺にはまだ、坂道はあるが、いずれも広い坂道で勾配もさほど気にならない程度の緩い坂道が多い。ここまで来るともう永田町駅は近い。


多摩・青梅を走る都営バス

2015-03-06 05:00:36 | 日記

バスシリーズ その5。都営バスは東京23区内のみを走っていると思っている方が多いかもしれないが、前のブログで紹介した通り特に昭和50年代頃までは他県まで足を伸ばしていた路線も幾つかあった。同様に東京の西部、多摩地区、青梅地区にも都営バスの路線も古くからあり、今も健在の路線もある。

旧系統番号300番台のバスは遠距離のものが多かった。系統番号300は清水操車場~荻窪駅~新宿駅西口(9.2km)と23区内であったが、元は東伏見~東京駅丸の内南口(15.5km)の路線が徐々に短くなったものである。

系統番号302は八王子駅北口~日野駅~立川駅北口(11.6km)、これも元は八王子駅~矢川駅~新宿駅西口(38.9km)という長距離路線であった。(八王子駅北口~立川駅北口も1985年廃止)

系統番号304は清水操車場~晴海埠頭(20.6km)と新宿~四谷~日比谷~銀座~晴海埠頭と東京を西から東へ横断するルートで一時東伏見発着であった時期もあった。ただ、始発から終点まで乗ると渋滞にはまって大変だろうと思う。

飛ばした301系統と303系統はいずれも青梅発着の路線で今も健在。301系統は現在、青梅車庫~柳沢駅(31.8km)と都内最長路線として残っている。元は青梅~青梅街道駅~田無町~柳沢駅~荻窪駅(39.7km)という長距離路線であったが、徐々に短くなってきたのは他の路線と同様である。さらに残念ながら4月1日で短縮されて、柳沢駅~花小金井駅と短い路線になってしまう。

303系統は裏宿町~青梅車庫~東青梅駅~柳川~成木4丁目~下畑~小曽木~柳川~東青梅駅~裏宿町という投げ縄型の循環路線で26kmを走る。青梅市から飯能市(2カ所のバス停のみ)を走るので今では唯一他県を走る都営バスとなっている。

最後に305系統は週に1便、休日だけの長距離路線で新宿駅西口~荻窪駅~青梅駅~氷川駅(現、奥多摩駅)~奥多摩湖を結ぶ71.5km、所要時間3時間という幻のような路線。1971年には残念ながら廃止されてしまった。この路線は以前にもブログに書いたが、廃止直前に当時中学生の小生が友人と2人で新宿~奥多摩湖を完乗したことがある。切符も特別なもので、途中、東大和あたりでトイレ休憩もあった。ただ、最初から最後まで完乗したのは我々2人だけ、まあ廃止やむなしであろう。

そういえば都バスではないが新宿~調布~読売ランド前という小田急バス(休日のみ2往復)は今も健在であり、是非一度乗ってみたいものである。



城の図案の切手(2)

2015-03-05 05:00:29 | 日記

切手シリーズ その45。城の図案の切手2回目。北はいうとまずは松前城だが、これは日本の城シリーズなので後でまとめて紹介します。

次はというと函館市にある五稜郭、2008年北海道サミット直後に地方自治法60周年記念としてふるさと切手5種類のうちの1枚。あまり、城らしくないが、列挙とした城跡である。

一方、南はというと熊本城、これも何回も取り上げられている。2011年5月発行の地方自治法60周年記念の熊本編の1枚が熊本城。阿蘇山や天草五橋などと題材になった。しかし、さらにすごいのが2007年8月に出された熊本城400年祭記念の切手、80円切手が5枚も発行されている。

さらに南には宮崎県の飫肥城、なかなか『おびじょう』と読める人はいないのではないか。


しかし、最南端にあるのが沖縄県首里城。ふるさと切手初期の1996年8月に首里城正殿の図案で発行されている。(他にも2012年5月本土復帰40周年などもでている。)

他にも2002年9月には伊賀上野城、2006年4月には福井県の丸岡城。

2007年6月には近畿で郡山城跡・彦根城・姫路城・大阪城・和歌山城、2008年12月には松江城、2009年5月には松本城、2010年1月には仙台城跡、6月には岐阜城、7月には今治城、他にも多数発行されている。

最後に『日本の城シリーズ』、第1集は2013年12月発行で若松城(福島県)、小田原城(神奈川県)、彦根城(滋賀県)、二条城(京都府)、岡山城(岡山県)の5種。

第2集は2014年7月発行で松前城(北海道)、犬山城(愛知県)、松江城(島根県)、高松城(香川県)、熊本城(熊本県)の5種。

第3集は2014年12月発行で松本城(長野県)、竹田城(兵庫県)、名古屋城(愛知県)、備中松山城(岡山県)、首里城(沖縄県)の5種。

第4集はこの4月発行予定で弘前城(青森県)、金沢城(石川県)、姫路城(兵庫県)、福山城(広島県)、福岡城(福岡県)の5種。

とにかく、日本ではお城はその土地のシンボルであり、また、図案としても様になるからこれだけ発行されているのかもしれない。

それがし~五反田グルメ

2015-03-04 05:00:14 | グルメ

風邪もひと段落し、今日は後輩のTくんのセレクトで五反田の『それがし』という店に突入。1階はカウンターのみの8席、2階もあるみたいである。 場所はみずほの五反田支店のすぐ脇にある。

小生にとって五反田はなかなかの歓楽地ではあるが、通勤路から外れるため、未踏の地といえよう。そんな状況も加味して今日は3月のコース(食事4500円、酒は10種類で1500円、税別)を注文。お店に任せることにした。

最初は生ビールで乾杯、お通しは3品(ホワイトアスパラの焼き浸し、ホタルイカ酢味噌あえ、蛤の潮汁)、食感がいずれも良い。少し潮汁は塩が強いかも。



酒に移り、最初は風の森(奈良県)、すっきりうまい。合わせるのはお造り3品、鯛・ハマチ・〆鯖。ハマチと鯖の脂の乗りがいい。次の酒は澤屋まつもと(京都府)、しっかりしていて魚にも負けない旨さ。


次が鰆の大葉味噌焼き、辛口で京風味噌漬けとは一線を画すしっかりと塩味の効いた仕上がり。酒はそれがしオリジナル(福島県)、これはオリジナルブランドたが、なかなか美味い、ぬる燗もいけそうである。



次に料理はワカサギの天ぷら、椎茸とにらが添えてあり、塩で頂くが、これに酒は獺祭(山口県)純米大吟醸50%精米、さらに金陵(香川県)、七本槍(滋賀県)と続く。いずれも美味いが、獺祭には驚く。流石である。


珍味3品はいぶりがっこ、タラコの燻製、漬けクリームチーズ。いずれも酒が進むものばかり。酒は土佐しらぎく(高知県)。



次に牛筋の煮込み、これは美味い。味付けもやや辛めで量も乗せられた白ネギもいい。酒はぬる燗、独楽蔵(福岡県)。


最後に蕗と鶏の炊き込み御飯、赤だし付き。沁みる味、神亀(埼玉県)のぬる燗が美味い。
デザートはごまアイス、これには来福メロー(茨城県)のデザートワインのような食感を合わせる。ゴマが濃くてよく合う。


これでトータル6000円は安いと思う満足度。酒は2人で半合(猪口に3杯程度)、酒の種類の希望は言えないが、まあ、よくメニューに合わせた酒のチョイスが効いて大満足、また、酒は全て純米酒。因みに店の回転はよく、席か空いても直ぐに後がくる中々の繁盛店なので予約をお勧めしたい。

それがし
品川区西五反田1ー27ー7
0364179690

近藤勇生家周辺散策

2015-03-03 05:00:02 | 日記

今回は近藤勇生家周辺を散策してみる。新撰組隊長として有名な近藤勇は調布の生んだ剣豪で1834年に上石原村(現在は調布市野水)に宮川家の三男として生まれた。その生家は意外にうちから近い場所にある。東八道路を府中方向に走り、国際基督教大学裏門の信号にて人見街道を左折、しばらく走ると野川公園の入口があるが、そのそばにある。



今は碑なども建てられているが、かつては荒れ果てていたものを周囲の人たちが修復したものとのこと。さらに近藤勇が産湯に使った井戸の後も残されている。

また、道を挟んで反対側には近藤勇の養子・勇五郎が1876年に開いた撥雲館(はつうんかん)という剣術道場が1931年に改築された姿のまま残されている。



最盛期には3000人の門人を抱えたこともあるらしいが、その割には狭い。この質素な道場で激しい練習をしたのだろうか。今は、普通の御宅の庭先にあるが、表札には近藤とあり、今もご子孫が住んでおられる様子。



少し戻ると龍源寺という立派な寺がある。ここには六地蔵や庚申塔とともに近藤勇の胸像があり、ここには35歳の若さで処刑された彼の墓がある。


今は境内の白や赤の梅が美しく咲き、のんびりした雰囲気だが、かつてこの中で近藤勇がなぜ新撰組としての行動を起こしたのかが知りたくなる。


少し行くと野川、護岸がされていない昔ながらの流れと芽吹き始めた柳の木が印象的であった。


三ツ矢酒店 試飲会に行く

2015-03-02 05:00:04 | 日記

西荻窪にある三ツ矢酒店の新酒の試飲会に行く。いつも季節ごとに案内をもらうが、もう参加して7、8年にはなる。

今日(3月1日)はあいにくの天気に加え、試飲会もう3日目ということもあり、先客は2組程度。今回、出てきている蔵は3軒、香住鶴(兵庫県)、熊野(和歌山県)に今回から天鷹(栃木県)が新たに加わった。

まずは香住鶴から行くが、ここは生酛造りが有名なしっかりとした酒で地元の兵庫県産米を使うのが特徴。最初の『雪中蔵 うすにごり』を頂くが、すっきり系だが、中々味わい深い。次に『しぼりたて純米生原酒』を頂くが、これは中々美味い。ただ、一升瓶1本のみで4合瓶がないため諦める。


さらに『生酛からくち』をぬる燗で試飲するが、これは燗酒にぴったり。直ぐにこの2本を決める。

次に熊野、和歌山県新宮市にあるこの蔵はこの2年くらいでうまくなったなと思ったら杜氏が能登杜氏に変わったとのこと。しぼりたてから大吟醸までなんやかんやで8本くらい試飲をしてコスパの高い『純米吟醸山田錦』を購入。

最後に天鷹、栃木県大田原市の蔵らしく、しっかり系を強調される。いずれも最初の香りは華やかだが、しっかりした味わい。最後に飲んだ『大吟醸純米 天鷹吟翔』が最もうまかったが、4合瓶で5670円は少し高く、『しぼりたて天鷹 五百万石』に落ち着く。


何しろ1つの蔵で5~8本くらい飲むが、それぞれ10ccとしても約1合、良い気分になりついつい買ってしまう。今日は雨で傘もささなければならないため、4本にしたが、天気が良ければさらに?あ~あ、あまり買うとまた怒られる。だけど、本当に試飲会は楽しみである。