放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

12月の心境

2007年12月15日 11時07分20秒 | Weblog
 12月に入って、状況は一向に好転しない。
 入院中の職員からは、「年内は退院できない」旨の電話があった。
 正月を自宅で過せない彼には同情する。が、一方でこちらも今の亡殺状況からは脱却できないことが確定。もう笑うしかない。笑っている場合じゃないのだが。

 現場の機器の扱いに慣れていく一方で、事務室の机の上には未処理の案件がどっさりとたまってゆく。
 これは事務機能がマヒしているに等しい。
 顧客の来訪や電話で思考と行動が寸断される。集中して手早く業務を片付けたいのに、顧客に割り込まれる不快感は事務員には耐えがたい。そんなときに限って金庫から現金を出しっぱなしだったり、電話中だったりする。トイレにいってても誰かが声高に僕の名を呼んでいる。
 お客様はありがたい存在。でも労働能率には支障がある。

 そんななか、行政からも無神経な調査依頼やら提出書類の要求やら割り込んでくる。それも「期限すぎているんだけど、どうしたのや?」というものばかり。こちらは、その連絡を受けてから慌てて未開封だった書類に目を通す。
 事務機能は死に態そのもの。

 かろうじて期末手当を処理し、今度は年末調整。会計もとんと手がつけられない。
 それもこれも、顧客からの応対も作業場での工程管理もすべてに携わらなければならない我が身を笑うしかない。いや、笑っている場合ではないのだが。
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