その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

花火

2012年08月13日 | Weblog

 

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花火

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 夜空を彩る大輪の花、少し遅れてド~ンという音

一瞬にして消え去る儚さや夏の終わりの寂しさが

見物客の歓声や活気とまじりあいさまざまの情感が漂います

花火大会の始まりは享保18年両国川開きの大花火です

江戸で流行したコレラの慰霊と悪疫退散祈願のためのもの

鍵屋六代目篠原弥兵衛が仕掛けと打ち上げの

約20発の花火を打ち上げたそうです

もともと「盂蘭盆(うらぼん)」の送り火と同じ秋の季語でした

各地で行われる納涼花火大会の時期に合わせて

夏の季語になりました

 

「くさぐさの名にもつれ咲く花火かな」 長谷川零余子

「空に伸ぶ花火の途の曲がりつつ」 高浜虚子

 

 

 

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