綺羅(きら)
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雑踏の中に出かけると
時々見失うことがある
でもその人ごみの中で
いつも輝いているのが
きみだから
すぐに見つけられる
これからもずっと輝いていてね
・・・
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地上の輝き
綺羅(きら)
「綺」は綾織の絹
「羅」は薄い絹織物のことです
かって高貴な人々が身につけた
美しい衣装を思い浮かべてみてください
庶民が麻の着物を着ていた頃
綺羅の衣装はどんなに華やかで
美しく見えたことでしょう
「綺羅を飾る」「綺羅を磨く」と
言えば 美しく装うことです
「綺羅星のよう」とも言いますが
「綺羅星」という名前の星があるわけではありません
もとは
「綺羅、星のごとく・・・」という言葉でした
「綺羅星」で区切るのは間違いです
綺羅を身にまとった人々
星のようにたくさん居並ぶ様子は
きっとまばゆいばかりの輝きでしょうね
やがて
立派な人や美しい人がたくさんいる様子を
表すときに使われるようになりました
まさに地上の星です