先週、外来受診でした。
結構ひどい風邪をひいていたので、採血心配でしたがビリルビンが少し高いのみで、他には大きな異常を認めませんでした。
仕事は以前より事態が落ち着いてきたので、土日に時間がとれるようになってきました。
しかし、学生・医療者向けの講演会・勉強会などの依頼が増えて、対応に困っています。
一般向けの、講演会も始まってきていますが、すこしおかしい事になっています。
震災当初より、長崎や広島大学の先生方が、福島に来て住民の不安解消のために講演会や住民検診・一時立ち入りなどの業務に休みもなく働かれているのですが、今までの被ばく事故からのデータで100mSv以下では、大きながんのリスクが認められないと表現すると、会場からブーイングの嵐となってしまうのです。
報道などで、20mSvだ、1mSvだ・・・と、被ばく医療では見たこともない人が、何の根拠もなく言い切っている姿を見ます。
地方によっては、グリンピースや変な宗教団体が、線量の高い場所を測定して、”危険だ”っと火をつけて住民をあおっている姿も見かけます。
政治の交代など、きな臭い団体も出てきて、怪しい情報があちこちに飛んでいます。
ただでさえ、お子さんの健康というナイーブな話に、利益をむさぼる団体が介入してきて、おかしな雰囲気になっています。
福島のために、遠くから自分の仕事も顧みずに一生懸命に尽くしてくれている長崎・広島の先生方が、この線量であれば大きな健康障害は起きないので、県民の健康調査を行っていき、本当にそうなのかを県民の協力の下に明らかにしていく事を始めているのに、何もしてくれない怪しい団体の話を信じている状態になっています。
少し、福島県人の人間性について、がっかりしています。まず、大人がしっかりした判断をしていかないと、守るべき子供が不安になっていくのではないかと心配です。
冷静に、考える時期になってきていると思います。
まず、福島のために尽力していただいた方に感謝を述べてから、線量についての討論を進めていくべきであるのではないでしょうか?
結構ひどい風邪をひいていたので、採血心配でしたがビリルビンが少し高いのみで、他には大きな異常を認めませんでした。
仕事は以前より事態が落ち着いてきたので、土日に時間がとれるようになってきました。
しかし、学生・医療者向けの講演会・勉強会などの依頼が増えて、対応に困っています。
一般向けの、講演会も始まってきていますが、すこしおかしい事になっています。
震災当初より、長崎や広島大学の先生方が、福島に来て住民の不安解消のために講演会や住民検診・一時立ち入りなどの業務に休みもなく働かれているのですが、今までの被ばく事故からのデータで100mSv以下では、大きながんのリスクが認められないと表現すると、会場からブーイングの嵐となってしまうのです。
報道などで、20mSvだ、1mSvだ・・・と、被ばく医療では見たこともない人が、何の根拠もなく言い切っている姿を見ます。
地方によっては、グリンピースや変な宗教団体が、線量の高い場所を測定して、”危険だ”っと火をつけて住民をあおっている姿も見かけます。
政治の交代など、きな臭い団体も出てきて、怪しい情報があちこちに飛んでいます。
ただでさえ、お子さんの健康というナイーブな話に、利益をむさぼる団体が介入してきて、おかしな雰囲気になっています。
福島のために、遠くから自分の仕事も顧みずに一生懸命に尽くしてくれている長崎・広島の先生方が、この線量であれば大きな健康障害は起きないので、県民の健康調査を行っていき、本当にそうなのかを県民の協力の下に明らかにしていく事を始めているのに、何もしてくれない怪しい団体の話を信じている状態になっています。
少し、福島県人の人間性について、がっかりしています。まず、大人がしっかりした判断をしていかないと、守るべき子供が不安になっていくのではないかと心配です。
冷静に、考える時期になってきていると思います。
まず、福島のために尽力していただいた方に感謝を述べてから、線量についての討論を進めていくべきであるのではないでしょうか?
お返事遅れてすいません。
学会の会場は、神戸ポートピアのようです。
健康なときの煩悩は、押さえた方が良いのですが、病期の時は、煩悩満開でいかないと、ガマンが継続しません。
たまには、息抜きも必要です、というか、息抜きしないと続かないと思います。
私の弟の奥さんが、果樹園でしたので、サクランボは買ったことがありません(大量にいただきます)。
福島では、果物は買うものではなく、もらうものです・・・
もう少しの辛抱ですので、ご自愛ください。
動注・塞栓に関しては、治療の最初のうちは、なーんだ、これぐらいだったらたいした事はないな、と思っていました。3つめの病変に抗がん剤を動注し、塞栓を行った時、左方に強い痛みというか重みが、ぐっと出てきて思わず動いてしまったのを思い出しました。
今回が最後の、動注・塞栓となることを願います。
秋には、神戸で学会予定です。そこで、シンポジウム(被ばく関係)をしなければならず、今から緊張しています(笑)。
目的があることはすばらしい事だと思います。
オーバーフローに関しては、肝臓には動脈・門脈・静脈・胆管などいろんな管があります。
その中でも、門脈の血流が個人差が大きく、肝硬変の方は特に大きくなっています。
そこに大きな血流が入ってしまうと、オーバーフローを生じてしまうので、少し静脈の方へ迂回路を作成することだと思います。
移植後、肝臓が大きくなって血流を受け入れられたらこの迂回路をふさいだりするそうです。
この迂回路を、よくシャントといっています。
私は、シャントは作成せずに行いました。
panさんも私と同じ頃に移植を受けられたのですね!
応援ありがとうございます。
panさんは、調子いかがでしょうか?
こちらは、以前よりは時間的な余裕が出てきているのですが、住民の健康へ対する心配が蔓延している状態で、過剰な反応が出てきています。
それに対して、何かできるわけではないのですが、心配からくる事だと思うので何とかしたいと思っています。
panさんも、夏はあついので体調などご自愛ください。
まゆはひさ様にずいぶん救われました ひさ様に自分を責めるという言葉にはっとして まゆの気持ちを本当にわかってくれる人に会えて ちょっと安心して 毎日泣いていたけど今は泣かずに頑張っています。ひさ様ありがとうございました。そうそう先生がまゆの肝臓が小さいから手術した時肝臓に血液が一度に沢山入ってオーバーフォローするから それに向けて何かするようなこと言ってましたよ???よくわかりませんが・・・(^_^;)
震災以降時々お邪魔していました。
私は西日本に住む移植を受けて3年目のものです。
久しぶりの更新に大変なお仕事の中をご活躍されていることに安堵しました。
まだまだ大変なことばかりですが、どうぞお体を大切にしてお過ごしください。
先生頑張ってといつも応援しています。