生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

家族で温泉旅行

2009-05-31 23:19:06 | 退院後

週末に、移植後初めて家族と温泉旅行に行ってきました。

まだ遠出はできないので、近場の飯坂温泉という昔からある湯治場にある、祭屋 湯左衛門という旅館に行きました。

写真は、その外観です。

給付金プランというパックを選択したので、非常にリーズナブルな料金でとまることができました。

大きさは普通の旅館なのですが、夕飯後にロビーで地元の保存会の協力により和太鼓の生演奏があります。

目の前での生演奏ですので、おなかの傷にジンジン響き渡ります。

 

旅館到着後、息子とひとっ風呂入って部屋に戻ると、ものすごいだるさから、思わず昼寝をしてしまいました。

太鼓の演奏が終了した後も、子供たちより先に寝てしまう状態・・・

今後の問題は、やはりこの落ちてしまった体力をどのように回復させていくかです。

 

仕事にも穴をあけれない状態なので、無理はできませんが、旅行にもいけない体でもしょうがないので、少し自転車で歩き回ってみます(無理しない程度)。

 

なんにしろ、家族で温泉旅行にいけるとは思っていなかったので、感無量でした。


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8 コメント

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いいな温泉 (かんぞう)
2009-06-01 15:18:22
いいですね、温泉。
わたしも、さしあたっての今の一番の望みが温泉です。
なんとか行けるよう頑張ってみます。
(温泉で汗を流す為に日々汗を流す・・って)

自転車はいいですね。
足の筋肉を付けるのには、歩くより自転車の方がいいそうですよ。
問題は時間をいかに確保するか、ですけど。


でも、なんだか、ひささんの回復ぶりをみていると、癌も恐くはないなぁ、とか、移植って本当に凄いなぁ、とかって改めて思ってしまいます。
しかもお医者さんですから、その影響力は大きいと思うので、これから増々元気になってもらって、日本の医療技術の素晴らしさを見せつけてやって下さい~。。
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かんぞうさんも (ひさ)
2009-06-01 22:55:53
かんぞうさん、こんばんは。

温泉疲れましたが、行けたことに非常に満足しました。

福島は、市内から30分以内の所に、数カ所の温泉地があります。

なかなかこちらの方に、いらっしゃることはないと思いますが、もし機会があれば、案内しますので、温泉巡りでもしましょう。

果物が有名ですので、秋が良いと思います。

自転車はいいのですが、確かに乗る時間がとれません…

病院内を行ったり来たりしているので、下半身は少し充実してきました。

私は、癌よりも移植の方が大変だと思いますので、あまり悩んだことはありません。

移植は、何十年もつき合わなければいけないので、大変だと思います。
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手術日が決まりました。 ()
2009-06-09 15:55:44
こんにちは。家族で温泉旅行を楽しんでいらしたようで何よりです。
私の母の検査も無事に終わり、転移もなく、今月の23日に信州大学病院で移植手術をすることが決まりました。ドナーは私の弟です。

これから起こることを考えると、正直怖いです。でも、それが「希望」へと繋がることと信じて、私たちも来年の今頃は、家族で旅行に行けると信じて。

家族で支え合って頑張ります
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あまり頑張らないでください (ひさ)
2009-06-09 22:26:37
直さん、こんばんは。

23日に決まったのですね!

本人を含め家族にもいろんなことが起きるともいます。

最初から飛ばしすぎると、ダウンしてしまうので、8割程度で少し余裕を持って見守ってください。

最初は弟さんが無事に回復されることを最優先として考えてあげてください。

ドナーさんは、冷たくされることが(レシピエントと比較してですが)あるようなので。

お母さんは落ち着くまで沢山の我慢が必要となりますが、時間のみが解決方法となることもあります。

一人で看病するのは無理ですので、休めるときは、しっかり休んで誰かと交代できる体制で臨んで下さい。

無事に、手術が終了しいい報告が聞けることを楽しみにしています。

また、みんなで温泉旅行が出来れば良いですね!
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いよいよ今日です。 ()
2009-06-23 06:44:44
おはようございます。いよいよこれから手術です。母は肝臓だけでなく、脾臓もかなり大きくなっているので、脾臓摘出も一緒にやってしまうのがベストのようです。他にも、腎臓や糖尿病もあり、なかなかタフな手術になりそうです。
もう、手術の成功を祈るだけです。ドナーである、弟もなにもありませんように…。
ひささんのブログのように幸せを感じられますよう…。
私たち家族は、スタートラインに立ちます。
行ってきます!
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まだ手術中なのかもしれません (ひさ)
2009-06-23 22:37:08
直さん、こんばんは。

まだ、手術中かもしれませんね?

脾臓もとる手術では、大変ですね。

私は、9時に手術室に入り、夜の12時にICUで面会出来たそうです。

意識が戻ったのは、夜が明けた翌日でしたが、早い方だと言われました。

ICUにいる内は、面会も時間制になっていると思いますので、もどかしいかもしれませんが、しっかり休んで、つぎに備えて下さい。

ICUで、暴れたり変な言動をすると思いますが、体が落ち着くまでは、みんなあることなのでビックリしないで下さいね!

私も、看護士さんに大迷惑をかけました。

今では、笑って話せますが、当時は笑い事ではなく、大変だったそうです。

忙しいとは思いますが、コメント頂ければ出来るだけ返答させていただきます。

無事、手術が終わることを願っています。
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無事に済みました。 ()
2009-06-24 11:58:34
ひささん、こんにちは。
母の移植手術が無事に終わりました。
ドナーである弟の手術も、予定通り終わり、今のところ経過は順調です。ただ、麻酔が切れてきて、とても痛いようで、私たちの問いかけにもうなずくことしか出来なくて、可愛そうです。合併症が出ないことを祈るばかりです。

母は、脾臓摘出も出来て、予定の手術時間よりかなり早く済みました。とりあえず、第一段階クリアです。まだ、麻酔でよく眠っています。
とりあえず、連絡まで。とにかく、手術は無事に終わりました。
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よかったですね (ひさ)
2009-06-25 22:15:44
直さん、こんばんは。

無事終了し、よかったですね。

そろそろ、麻酔から目覚めるのではないでしょうか?

ご本人にとっては、非常につらい時期かもしれませんので、看病される方もつらいと思いますが、どうしても通らなければならないところなので、少し辛抱です。

第1段階クリアですね。

いい知らせは、良いですね。
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