三流読書人

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ドングリ小屋住人 

バカタローがまた言った

2009年07月25日 21時11分23秒 | 政治 
 麻生太郎首相は25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合であいさつ、この内容が野党各党の反発をまねいている。
 麻生太郎首相が25日に語った高齢者に関する発言の要旨は次のようなものだそうだ。

【  どう考えても日本は高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気だ。全人口の約20%が65歳以上、その65歳以上の人たちは元気に働ける。いわゆる介護を必要としない人たちは実に8割を超えている。
 8割は元気なんだ。
 その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力はある。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。
 だから、働ける才能をもっと使って、その人たちが働けるようになれば納税者になる。税金を受け取る方ではない、納税者になる。日本の社会保障はまったく変わったものになる。どうしてそういう発想にならないのか。暗く貧しい高齢化社会は違う。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会、これが日本の目指す方向だ。もし、高齢化社会の創造に日本が成功したら、世界中、日本を見習う。  】

 第一印象は何を言いたいのかわからない。
 今日の高齢者問題をどうとらえるべきと思っているのか、だからどうだというのか、遊びを覚えるのが良いのか、悪いのか、高齢者をどう利用しようと思っているのか、生きていては困ると思っているのか、そうでないのか。そしてこれが日本の目指す方向だ、と言ってるんだが、よく分からない。
 彼の話すことの内容、その論理性の欠如、方向識の欠落というか、全体をどうとらえているからこうなるというようなことを無視したおしゃべりは政治家としてと言うより、人間として何らかの欠陥を持っていると言わざるをえない。

 生理的な嫌悪感を感じる。歴代首相のなかでもこれほどひどいのは初めてではないか。
 こういうのを飼っておくことを税金の無駄遣いというんだろうな。
 もう人前に出てくるな。ひっこんでろ! 漫画でも読んでろ!



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