「う~む、どこがええかいのお」とのんびり考えている間に、H田は「カリフォルニアで語学学校に行って、その後フロリダのカレッジに行く事にする」とさっさと決めてしまいました。今回お世話になっている旅行代理店のF川さんからフロリダのことをいろいろ聞いていたので、ぜひ滞在したいと思っていたのですがそれはH田も同じだったようです。
「フロリダって治安悪いイメージがあるんですけど」
「いや、そんなこともないですよ。マイアミの特定の地域とかは確かに危険ですが、それを除けば特に危険ということはないと思いますよ。ロスやシカゴなんかも治安悪いと言われてますが、全域が危険地帯という訳ではありません。気をつけて暮らしていれば大丈夫です。」
何年もアメリカで暮らした人の言う言葉は説得力があります。日本人も少なく、英語を学ぶ環境としては悪くはないし、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオなども近い。F川さんのおすすめの一つでした。
こういう話を聞いていたのでかなり魅力を感じていたのですが、さくっとH田に先を越されてしまいました。H田とは「同じところに行くのはやめよう」と決めていたのでどうしたものかと少し悩みましたが、どうしてもあきらめられずH田とのバッティングを避けて前半に行くことにしました。後半のことはアメリカに行ってから決めることにしました。
ここまで決まれば後は淡々と準備をするだけです。F川さんが面倒な手続きを全部引き受けてくれたので、自分でやるのはパスポートの申請と、持って行く荷物をまとめるくらいでした。ただアメリカは歯医者がやたらと高いと聞いていたので、急いで親知らずを2本抜きに行きました。下の親知らずを抜いたところ、隣接している奥歯が虫歯になっているのが見つかって、その治療が慌ただしかったのですが他は順調に進みました。
3月23日。いよいよ出発の日。関西国際空港にはクラブの友人や後輩たちが見送りに来てくれていました。
「え、荷物ってそれだけ?」
スーツケース1つとショルダーバッグ1つという軽装にみんな驚いていました。1年も暮らすんだったらもっといろいろ持って行くものだと思っていたらしい。
「必要なものは向こうで揃えるから」
と言うと、ふーんまあそうだろうけど、とちょっと不思議そうでした。
たぶんそのへんのみやげもの屋で買って来たんだろう、お菓子で出来たレイを首にかけてくれて、その間抜けな出で立ちで家族とクラブのみんなとで記念写真を撮りました。
そして19:00発サンフランシスコ行きの飛行機に乗って、1年間のアメリカ留学に出発したのでした。
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アメリカ留学記(1996~1997)ポータルページへ
おまけ
実はひろきちは飛行機に乗るのはこれが初めて。しかも運悪く天候が悪い中の離陸だったため相当揺れました。乗り物に弱いひろきちはすぐに気分が悪くなり、あまりの激しい揺れに「もしかしてこの飛行機は落ちるんじゃないか」と心配になって来ました。激しい揺れはなかなかおさまらず、本気で「あ~落ちるならせめて帰国の時にしてくれれ~」と祈りながら、そのまま眠って(気を失って)しまいました。
ふと目を覚ますと客室乗務員が食事を配っていました。あ、助かった、と真剣にホッとしました。
「フロリダって治安悪いイメージがあるんですけど」
「いや、そんなこともないですよ。マイアミの特定の地域とかは確かに危険ですが、それを除けば特に危険ということはないと思いますよ。ロスやシカゴなんかも治安悪いと言われてますが、全域が危険地帯という訳ではありません。気をつけて暮らしていれば大丈夫です。」
何年もアメリカで暮らした人の言う言葉は説得力があります。日本人も少なく、英語を学ぶ環境としては悪くはないし、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオなども近い。F川さんのおすすめの一つでした。
こういう話を聞いていたのでかなり魅力を感じていたのですが、さくっとH田に先を越されてしまいました。H田とは「同じところに行くのはやめよう」と決めていたのでどうしたものかと少し悩みましたが、どうしてもあきらめられずH田とのバッティングを避けて前半に行くことにしました。後半のことはアメリカに行ってから決めることにしました。
ここまで決まれば後は淡々と準備をするだけです。F川さんが面倒な手続きを全部引き受けてくれたので、自分でやるのはパスポートの申請と、持って行く荷物をまとめるくらいでした。ただアメリカは歯医者がやたらと高いと聞いていたので、急いで親知らずを2本抜きに行きました。下の親知らずを抜いたところ、隣接している奥歯が虫歯になっているのが見つかって、その治療が慌ただしかったのですが他は順調に進みました。
3月23日。いよいよ出発の日。関西国際空港にはクラブの友人や後輩たちが見送りに来てくれていました。
「え、荷物ってそれだけ?」
スーツケース1つとショルダーバッグ1つという軽装にみんな驚いていました。1年も暮らすんだったらもっといろいろ持って行くものだと思っていたらしい。
「必要なものは向こうで揃えるから」
と言うと、ふーんまあそうだろうけど、とちょっと不思議そうでした。
たぶんそのへんのみやげもの屋で買って来たんだろう、お菓子で出来たレイを首にかけてくれて、その間抜けな出で立ちで家族とクラブのみんなとで記念写真を撮りました。
そして19:00発サンフランシスコ行きの飛行機に乗って、1年間のアメリカ留学に出発したのでした。
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おまけ
実はひろきちは飛行機に乗るのはこれが初めて。しかも運悪く天候が悪い中の離陸だったため相当揺れました。乗り物に弱いひろきちはすぐに気分が悪くなり、あまりの激しい揺れに「もしかしてこの飛行機は落ちるんじゃないか」と心配になって来ました。激しい揺れはなかなかおさまらず、本気で「あ~落ちるならせめて帰国の時にしてくれれ~」と祈りながら、そのまま眠って(気を失って)しまいました。
ふと目を覚ますと客室乗務員が食事を配っていました。あ、助かった、と真剣にホッとしました。
ひろきちさんの旅行記がとっても楽しかったからだったな~って、
改めてしみじみしちゃいました
バージョンアップした旅行記
楽しみ楽しみ
マカオは楽しかったですか?
またブログUPしてくださいね!
そういえばmikiさんとも長~いおつきあいですねえ。
かれこれ2年、いや3年近いのではないでしょうか?
あらためて言うのもなんですが、これからもよろしくお願いします。