今、話題になっている、紅麹を使ったサプリメントの健康被害の元になっているのではないか、と疑われているのが、カビの一種「麹菌(コウジカビ)」です。
紅麹(べにこうじ)は、蒸した米に、「べにこうじカビ」を混ぜ入れ、発酵させた米麹(こめこうじ)です。
カビは、青かびから作られたペニシリンや、麹カビから発明された消化酵素タカジアスターゼなど、人間の
生活に沢山役立っています。
2015年に、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智さんは、静岡県の土の中から、新種の放線菌(カビの一種)が作り出す成分を元に作った治療薬が、熱帯地方ではやっていた、寄生虫による眼病に効き、失明する多くの人を救っていることが、評価されたのです。
昔、製薬会社に、出向していたことがあり、その会社は、カビが、自己防衛のために出す、相手をヤッツケル
ための毒が、肺炎や赤痢、癌など、人間の感染症を引き起こす病原菌や悪性肉腫(癌)などをヤッツケてくれることから、いろいろなカビが出す毒を、薬に出来ないか、と、研究開発していたこともあって、今回の紅麹騒動に強い関心を持っています。
「毒に、毒をもって、制す」の、カビに感謝しつつ、
紅麹騒動が、なんとか、原因をはっきりさせて、早く収まることを願っています。
3月29日、「今日は何の日カレンダー」より まりも記念日、肉の日(毎月)、八百屋お七忌(円乗寺)
▲薬師寺東塔、建立(730)▲伊達堀(今の神田川)、完成(1661)▲本郷追分町の八百屋中村喜兵衛の娘お七が
放火罪により江戸市中引回しのうえ鈴ケ森で火あぶりの刑に処せられる。お七が恋した吉三郎というのは、
大円寺の西運上人だったことが最近判明している(1683)▲入れ墨禁止令(1872)▲日本初の労働立法、工場法、
公布(1911)▲初の無形文化財の指定(1952)▲北海道阿寒湖の「まりも」が宮崎県の「そてつ」や富山県の
「ほたるいか」などとともに文化庁の特別天然記念物に指定される(1952)▲南極越冬隊が南極大陸
初上陸(1957)▲東京に騒音自動表示器初登場(1963)▲最後の米軍、ベトナムから退去(1973) ▲メキシコの
エルチョチョン火山大噴火死者150人以上(1982)▲アイルランドが世界で初めて公共施設で喫煙禁止
(2004)▲モスクワで地下鉄爆破テロ(2010)▲平和安全法制施行(2016)▲英・メイ首相が、EUからの
脱退手続開始宣言(2017)▲東京ミッドタウン日比谷開業(2018)▲コメディアン志村けん、新型コロナ
で、病死(2020)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます