平和への希い3599 ずるい？藤井聡太さん

先月２８日、藤井聡太七冠は、王位戦でタイトル防衛、５期連続でタイトル獲得したので、永世王位称号を獲得したのです。

今年、すでに、棋聖戦でも５期連続タイトルを獲得しているので、永世棋聖の称号を獲っています。

永世称号獲得条件は、竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖の8つのタイトルによって

違うのですが、「５期連続か１０期通算」でタイトルを保持すれば、など、通算多くの期でタイトルを

獲ることでも、永世称号を得られる仕組みになっています。

羽生善治さんは、永世7冠（当時は7冠しかなく、全冠制覇）、大山康晴は永世5冠（当時は5冠しかなく、

全巻制覇）と、それぞれ、当時あったタイトルのすべての永世称号を獲ったのはお二人です。

藤井聡太さんは、永世8冠制覇に向かって、目下「ばく進中」なのです。

以前、ＮＨＫラジオ深夜便で、藤井聡太さんの師匠杉本昌隆さんの談話で語った、「藤井聡太さん」の評価の仕方が、感動モノした。

公式戦で、３回、師弟対決があったけれど。師匠が３敗、１度も勝てないようです。

8冠獲った藤井さんを、「ああスゴいな、羨ましいなっていう感じで、思わず『ずるい』と言ってしまった」

杉本師匠の「ずるい」は、「悔しくなるほど素晴らしい」という褒め言葉なのです。

対戦するときは、段位上位の人が上座に座るのですが、師弟の場合は、例外、師が上座に座るらしいのですが、

杉本師匠は、藤井弟子が、下座に座らないように、荷物を先に置いたりしているようです。対局後の会見で、藤井弟子は「師匠に先に下座を取られて、打つ手が無くなってしまった」と苦笑いしていたようです。

師匠のお気遣いも大変、宇宙人みたいな弟子を持った師匠の誇りと気遣いのギャップ、イイネです。

師匠は、「藤井8冠は、段位とかタイトルといった自分の地位にはこだわっていないみたです。タイトル取った後電話しても、喜々として興奮するかと思いましたが、スゴく落ち着いていて、将棋の内容の話になると、『こうやった方が良かったですかね』とスゴく楽しそうなんです。きっと、タイトル自体が目標ではないのでしょうね」と、宇宙人みたいな、藤井聡太さんを暖かく見守っていらっしゃいました。

羽生善治さんは、お二人のこと「最高の師匠、最高の弟子だ」と、お話しされているようです。

心が、暖かくなりました。感謝です。お二人のますますのご活躍楽しみにしています。

９月４日「今日は何の日カレンダー」より　くしの日、関西国際空港開港記念日
▲伊能忠敬、「大日本沿海地図」を完成(1821)▲ロンドンで世界最初のボーイスカウト(1909)
▲上野動物園で空襲に備え動物を薬殺(1943)▲サンフランシスコ講和会議開催(1951)
▲トンボーユニオンズのスタルヒン投手、300勝(1955)▲シュバイツァー、没(1965)
▲関西国際空港開港。第１便は午前6時1分に到着したグアムからの日本航空メモリアル臨時便(1994)
▲武豊騎手、フランスで日本人初のＧＩレース制覇(1994) ▲沖縄米兵少女暴行事件（1995）ディズニー

シーオープン（2001）▲気象衛星２機体制になる（2006）▲婚外子の相続、摘出子と同じに（2013）

▲マザーテレサが列聖に（2016）▲平成３０年台風２１号強い勢力のまま近畿地方直撃、関西空港連絡橋にタンカーが衝突など、大きな被害（2018）▲香港行政長官が、デモ激化で逃亡犯条例改正案を正式撤回（2019）

▲ベネディクト１６世（９３歳４ヶ月）史上最高齢のローマ教皇に（2020）▲米軍普天間基地を名護市辺野古に移転する計画で、国が沖縄県に命じた是正指示は適法と、最高裁が判決（2023）