チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

理解しがたい存在

2005-02-26 23:13:43 | Weblog
 この1週間を振り返る番組が週末には多くある。どの番組でも必ず、ライブドアとフジテレビのニッポン放送を巡る攻防が取り上げられている。

 この攻防について、私は最初フジテレビを応援していた。ライブドアの「インターネットとTVの融合」みたいなことを言っているのは、戦略としてはありえるだろうと思ったものの、どのくらい真剣に考えているのかがよく伝わってこないことや、立会い外取引という手法がなんとなくグレーな気もして、また今回もまた売名行為ではないかといぶかっていたからだ。

 それが、今週になってニッポン放送がフジテレビに新株予約権を発行するという発表がなされてからは、少なくともフジテレビを応援する気持ちがなくなった。これで決着がついたというわけではないようだが、「そこまでやるか?」というあきれた気持ちになった。

 おまけに、ライブドアの堀江社長へのインタビュー番組などでを見ていると、まるでいじめのような内容が頻繁にみられて、見ていて嫌な気持ちになる。

 特に日本テレビのインビューは最悪。アナウンサーが堀江社長に投げかける質問はばかばかしすぎて聞いていてこちらが腹が立ってくる。同じ質問をフジテレビの日枝会長にしてみろといいたくなる。先日のクイズ番組でもばかなことをやっているし、日本テレビというTV局は正常な判断ができない人の集団か、チェツク機構が働かない最悪のテレビ局という印象を私は持ってしまった。

 一方の堀江社長も、そのようなインタビューを受けることはある程度予想できるであろうに、なぜインタビューを受けるのかは理解しがたい。よっぽど計算高く「判官びいき」を狙ったり、売名をしているのか、それともたんなる世間知らずか、いずれにしても理解しがたい存在だ。