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1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

本当に痛い!

2007-05-22 16:36:43 | 雑談の記録
野球には節目の記録がある。
2000本安打、500本本塁打etc。
話しはかわるけど、患者から抜き取った歯の本数を記録している歯医者がいるとすれば、そんな歯医者に診てもらいたい気がしないでもない。嘘。

さっき、『親知らず』を抜いてきた。
抜くというよりは手術に近かった。抜歯後には止血を促すための縫合も処置された。
今、すごく痛い。

問題の『親知らず』は、数年前から口内の一番右奥の歯肉からゆっくり顔を出してきた恥知らずの奥歯のことなんだけど、以前から体の調子が悪くなると歯肉に炎症を起こさせる原因歯であったのだ。
炎症が起こるたびに歯医者に行って、消毒と消炎鎮痛剤および抗生剤を処方してもらうという対処療法で、この何年かその『親知らず』と付き合っていたんだけど、ついに昨年の暮れ、その『親知らず』に虫歯が発見され、抜本的な解決策である抜歯に踏み切ったと、そういうことなのだ。

しかし、レントゲン画像による診断で、その『親知らず』には問題があることが判明したのだ。
その問題とは以下のとおりなんだけど・・・。
①根が深い
②根が太い
③根が曲がっている
④根が顔面神経管に接している
というように、その『親知らず』は非常に性根の悪い輩であったのである。

歯科医師は言った。
「フツーには抜けんでしょうねぇ、小割りしながらになるでしょうねぇ」とレントゲン画像に写っている『親知らず』を砕くような仕草で説明した。

半年が経過した。
とうとう歯肉の炎症が恒常化して、激しい運動をした後もなんだか痛い状態になるまでになった。抜歯を我慢していたのだ、ウソ、逃げていたのである。
歯医者はキライである。いや歯医者が悪いのではない、歯の治療がイヤなのだ。
だって、痛いし、怖いし。


治療台に座ったとき、思わずため息を漏らした。

「緊張してますねぇ~」
背後から歯科医師がウレシソーに声を掛けてきた。

治療台の背もたれがゆっくり倒れていった。
奈落の底に落ちてい行く気持ちだった。

抜歯手術は30分におよんだ。
自力で口を開けることが出来なくなって、左側の奥歯に猿轡みたいなものを咬まされた。
ガギッ、ゴギッ・・・、キュイーーン、・・・・、ジュジュジュジュジュー・・・、ゴギッ・・、ギシギシギシ・・・・、・・ガギッ。
時々、顎がはずれそうなくらいの強力な力が加わるんだけど、「顎がはずれんようにはしマス!」。ボクは恐怖で声を漏らしてしまった「ウッ、ウウゥ」。
「失敗したことはまだ一度もありません!」熱がこもっていた。
「あっ、ブラックジョーク過ぎたかな」自分でツッコムなと言いたかった。

消毒、縫合が終了した。
傍らに、血を吸い込んでピンク色に染まったガーゼの上にバラバラになった血まみれの『親知らず』が置いてあることに気がついた。

助手で女性の若くてカワイイ衛生士が来て、抜歯後の注意事項や内服薬について丁寧に説明してくれた。
ボクは無言でうなずくだけだった。

治療台を離れるとき歯科医師が言った。
「hiratakuwaさんは強いですねぇ~」
今頃感心すんなと言いたかったが、ボクは無言で頭を下げた。

歯科医院を出た。
外は夏の陽気で太陽が眩しかった。
ボクは無言で歩き始めた。
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レジオバチャン情報

2007-05-21 16:50:44 | 雑談の記録
現場用品の買い物に出掛けたときのことだけど,渋滞がヒドクてなんなんだと思ったんだけど,それは近所のコンビニで起こった事件のせいだった。

ボクは,そのコンビニを一時間ほど前のお昼休みに利用していて,恐らく,捜査資料として提供されるであろう防犯カメラにバッチリ写っていると思う。

だけど,ボクは事件には関係ありません!。本当です。

ボクはそのコンビニの向かい側にあるホームセンターで698円のコンテナボックスを1個買ったんだけど,そのときレジのオバチャンに尋ねてみたのだ。

「向かいのコンビニに,ケーサツとかテレビが来てますけど,なんかあったんすか?」

「さぁ~,詳しいことは知らないんだけど・・・・・,駐車場に止めてあった車の中に死体が2つあったんだって(小声)・・・・・,詳しいことは知らないのよ,ほんと(普通の声)・・・・」

マジで!?。
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運動会

2007-05-18 13:12:39 | 子供の記録
今回は,長女ユーのことを記録しておこうと思う。

思い出せば8年前,慣れ親しんだ横浜の幼稚園から,熊本の幼稚園に突然の転園。すぐに運動会があって,ユーは一日中泣いていたね。おとーさんは応援してあげられる状態じゃなくって,満足に声も掛けてやれなかったな。ごめんね。

しばらくして,おとーさんは元気になったけど,君たちのことはそっちのけにして,仕事と酒ばかりだったね。

気が付けばユーは小学校の2年生だった。もう3年生になろうとしていたと思う。だけど,九九が言えなかったね。体も小さかったね。身長は2つ下の妹のホースケと同じで,痩せっぽちんで風が吹いたら飛ばされそうだったね。

4年生のとき,バスケットボール部に入いりたいと言い出したときは,おとうさん,嬉しかったな。だけど,半年たって,初めて体育館に練習を見にいったとき,ユーだけが上靴を履いていたのには,正直,参ったな。すぐにスポーツ店に行ったよね。

5年生のとき,おとーさんのお友達家族と動物園に行ったとき,ユーは輪に入ることができずに一人で泣いていたね。あのときは酔っぱらっててごめんね。

6年生の五月,芝居でステージに立ったね。半年間の稽古は大変だったみたいで体もボロボロになってたけど,ユーの芝居,凄かったぞ。あんなに表現力があっただなんて,おとーさんはビックリしたな。もしものことを考えて,熊本の劇団や表現集団をいくつか調べたりしてしまったよ。

だけど,6年生の夏にもらった通知表に,「算数を頑張って下さい」っていう先生のメッセージに,おとーさんはピーンときたね。分数の計算をやらせたよね。全くダメだったね。とにかくダメだったね。焦っちゃったな。それから,夏休みは毎日,算数を頑張ったね。問題を作るのは結構大変だったよ。

バスケットボールの試合を何度か見にいったけど,ユーが出場するクウォーターでは,いつも追いつかれるか逆転されるかで,おとーさんは保護者に混じることができなかったな。友達からもサンザン言われていたけど,ユーは楽しそうにしてたな。ちょっと不思議に思ったな。

卒業式の後の謝恩会で流れたビデオメッセージでは,「周りの人から反対があったって聞いたけど,生んでくれてありがとう,私は幸せです」って,感動させて親を泣かせてはいけないな。恥ずかしくなって,おとーさんは途中で会場を抜け出してしまったじゃないかぁ。

中学校の入学式には行かなかったけど,中学生になったのはちゃんと知っているぞ。中学生になったら気になるのは,やっぱり成績だろうね。初っぱなの実力テストはサンザンだったね。やっぱり算数がね。

吹奏楽部に入って,最近は,おとーさんより遅く帰ってくるよね。楽器はトランペットに決まったらしいけど,今はマウスピースでのブーブー練習だけだそうだね。唇,痛くないか。

先日,持って帰ってきた漢字テストの答案は満点だったね。その調子だぞ。

明後日は運動会だね。転ぶなよ。
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襲われるかもしれない

2007-05-17 13:06:34 | リトルリーガーの記録
ある日突然,顔面神経痛?に襲われたことがある。
予備校に通っていた頃だ。
顔面の左側半分がシビレタ状態になって,集中力,記憶力が極端に低下した。

大規模病院に行って,脳波及びCTスキャン等の精密検査を実施した。
所見は異常無しだった。

しかし,症状があることに間違いはなかった。
困り果てた脳神経科の医師が尋ねた。
「他に,痛いところはない?」

「右肩がイタイです」ボク。

整形外科に回された。

整形外科の医師は言った。
「こりゃぁ,肩からきとるばい」

そのころボクは日焼けをしていた。
毎日,野球やボール投げに明け暮れていた。
そして,肩が悲鳴を上げていた。
でもホントに悲鳴を上げたのは,・・・母親だった。



ま,そんなことはさておき,予備校の頃に肩を壊してしまったボクは,ボールを投げることが出来なくなった。大学生になって入った草野球チームでは,しばらく左投右打をやっていた。大学を出るころ,ようやくベース間を投げても痛みがないところまで回復した。
最近は,思いっきり遠投しなければ痛みはないところまで回復している。

しかし,リョー坊の練習がエスカレート気味だ。
先週は毎日100投くらいしてた(ハネだけど)。

肩が痛い。
顔面神経痛に襲われるかもしれない。
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6フィートの男

2007-05-14 09:50:33 | PTAの記録
5月13日,五月晴れの日曜日,チームの練習が始まる午前10:00の1時間前の午前9:00。
ボクとリョー坊は,サイレンの音とともに藤崎台球場のネット裏に腰を下ろした。
マスターズ甲子園の熊本予選,熊本北OBvs九州学院OBの試合が始まったのだ。

これより遡ること,8時間前の午前1:00,健軍商店街カラオケ屋前。
ボクは,身長6フィートの男から,今日の試合のことを聞かされたのだ。
「オレ,明日,先発なんですよね」6フィート男。

6フィート男は背番号14を付け,1回裏,ピッチャーマウンドに立った。

1番打者,打ち取れたかに見えたが,打球はダイビングした2塁手の脇下を抜けライト前ヒット。
2番打者,変化球の後のストレートを狙い打ちされ,エンタイトルツーベース。
3番打者,四球。→ノーアウト満塁。

夕べあんまり飲ませんどけば良かったと微妙に後悔。

4番打者,ファーストゴロ→判定微妙ながら本塁フォースアウト。
5番打者,変化球で三振ツーアウト。
6番打者,ショートダイビングキャッチ,2塁送球アウト,チェンジ。

2回表,背番号14は8番打者としてネクストバッターサークル。

ボクとリョー坊は,ネット裏最下段に降りて背番号14に声を掛けた。

背番号14はこちらを振り向くと,ヘルメットに手を当てながら
「わざわざどうもありがとうございます」と背を丸める。

「ばってんごめん,もう帰らにゃいかん,10時から子供の練習のあるけん」

背番号14はバッターボックスに向かって歩き始めた。

初球,鋭い打球がスライスしながら右中間を破った。
2塁キャンバスに立った6フィート男がヘルメットに手をあててこちらを見る。

6フィート男。
通称SH小のマツイと呼ばれている(単に野球をやっているゴリ系の顔)。
4年何組かを受け持っている。
昨年から野球部の指導を始めている。

数年後,SH小野球部が快進撃を始めるかもしれない。
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悲しみの淵で

2007-05-12 18:17:24 | リトルリーガーの記録
ボクとSGAオヤジはスゴク悲しい。

なんでそんなに悲しいかっていうと、リトルリーガーの募集活動を2万円も掛けて頑張ったのに、見学や体験に誰も来てくれないからなのだ!。

頑張りが足りなかったのかなぁ。
あんなこともしたし、こんなこともしたのにぃ~。
時期が悪かったのかなぁ。

でも、やるだけやった。わが人生に悔いナーシ!。




・・・って、冷やかしでもいいから、誰か見学に来てぇ~、お願い~(必死)。

ちなみに、明日(13日)はT島グランドでいつもどおりの練習。
来週は運動会が多いため、土曜日(午前中)だけの練習となっています。
再来週は、江戸川キップを手に入れたUSB軍団との壮行試合で牛深泊になっていますので、グランドには誰もいません。悪しからず。

以上!
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踏みすぎに注意

2007-05-11 22:42:55 | 仕事の記録
昨日の記録に登場した古い友人のオノちゃんは、趣味が高じて、アンチロックブレーキシステム開発会社にテストドライバー兼エンジニアとして雇われていて、ウェット、ドライ、アイスといった様々な条件化におけるブレーキのテストに明け暮れていた。

そんなオノちゃんから聞いた面白い話しを記録しておきたい。

実車のフルブレーキングのテストは、高速状態からブレーキペダルを思いっきり踏みつけるというテストなのだそうだけど、ある国内メーカー自動車のフルブレーキングのテストでブレーキペダルを『フガッ』と踏みつけたところ、ブレーキペダルを折ってしまったとのこと。

オノちゃんは強靭な肉体の持ち主だったから、さもありなんって思ったものだったけど、ソレって今流行りの金属疲労だったりして・・・。


・・・・面白くないね。
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ドライアイに注意

2007-05-10 22:34:35 | リトルリーガーの記録
最近は全く連絡を取り合っていないから友人とは呼べないかもしれないけど、学生んときの友人に、そりゃぁもう車の操作が上手なヤツがいた。全日本選手権クラスのドライバーが彼の運転技術を見て「速い車をコイツに与えたら大変なことになる」って言わしめたくらいなのだ。通称オノちゃんのことなんだけど、彼とは自動車部の仲間で、学生の頃はラリーやダートトライアル、ジムカーナなんてのを一緒にやっていたのだ。オマケに彼はバイクレースもやっていた。
そんなオノちゃんもボクと同じで、学生の本分をそっちのけにして学生結婚なんかしたワケだけど、ボクと全く違った部分は物事に対する集中力と反射神経の凄さだった。
彼とはいろんな峠や試合に行ったことがあるけど、走り終わったあと、彼が必ず言っていたことがある。
「目が痛い」
それは走り終わった後にドライアイになってるってことなんだけど、オノちゃんが言うには、路面状況を把握するためにマバタキするヒマがないってことなのだ。



今日は週1度のバッセンデーだった。
100キロ3ゲーム、80キロ1ゲームの計4ゲームをやった。
ボクはボケーっと見ながら、いい当たりのときだけ「ナイッバッティ~ン」て気だるく言うだけだ。
4ゲームやってバッセンを出ようとしたとき、リョー坊が目頭をおさえながら、しかも身を丸めながら言った。
「おとーさぁ~ん、目がイタ~イ」
「どうしたとや」ボクは慌ててリョー坊の顔を覗き込んだ。
「バッティングセンターに来ると、見過ぎるもん、タマばっかし」



ひょっとして、特殊ハネ打ちの効果だったりして・・・。




















特殊ハネ?
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高野連のお偉方

2007-05-10 12:54:21 | 雑談の記録
このバカ記録で特待生問題をあんまし引きずりたくないんだけど,最後にこれだけは記録しておきたい。

高野連の御エラさん方ってどんな人物たちなのか興味があったんで,高野連のHPを見てみた。

一番,エライと思われる会長は,スンバラシイ経歴・球歴の持ち主。
・・・・だからナンナンだ。
かなり懐疑的な見方かもしんないけど,
学生野球憲章の遵守=会長自身の経歴・球歴の神聖視
に見えなくもない。

当然かもしれいけど,最高顧問には新聞業界のドンがズラリ。
特待生問題をちゃんと掘り下げるのは不可能に近い。


汚い言葉で罵りたい!。
※〃△◎ׇ▽★#!。〓◇*≠□!。
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タイミングが大事

2007-05-09 12:02:06 | リトルリーガーの記録
昨日,7時ちょい前に家に帰ったら,テレビが点いていた。
テレビはソフトバンクVS日本ハム戦だった。
テレビの前には指しゃぶりをしているリョー坊がいた。
テーブルにはハネ一式(カゴに入った30ハネ相当),床にはバットが置かれていた。

『ヤバイ』と思った。

「おとーさん,投げてぇ~」

最近はコースを要求してくる。
スピードも要求してくる。
狙って打ってくる。
バトミントンのハネとは言っても,それなりのスピードのものが顔面を直撃すると,それなりに痛い。

4セットつきあった。

7時半,小学校の10周年記念事業の実行委員会の会議に出掛けた。
9時すぎ,帰宅した。

カミさんが辟易した調子でリョー坊に言っていた。
「アンタは,要求が多すぎるとたい。投げてもらっているのに文句ばっか言いなすな,そんなんじゃぁ,もう誰も投げてやらんごとなるけんね」

話しによれば,カミさんが3セット,ムスメが1セット投げたらしい。

話しはかわるが,前回のソフトボールの打撃練習で,リョー坊は空振りゼロ。見逃しもゼロ。オバちゃんピッチャーが投げる球を全て打ち返していた。酷いボール球も酷い姿勢で打っていた。
見かねたスポーツNPOの会長さんが「ボール球には手ば出すな」と何度か言ったが,カンペキ無視。
その態度にオチョクリが見て取れた。

タイミングを見計らって,今度きつーく,言ってやろうと思う。




「ぬぅしゃぁ,ええかげんにせぇよぉ」
・・・ボコボコボコボコ。

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3回途中退場

2007-05-07 09:00:53 | 雑談の記録
GW後半戦,予定していたキャンプには雨で行けなかった。晴れていても行けなかったかもしれない。なんでかっていうと,予定していた日は胃腸炎になって下痢ピーが酷かったからだ。そんなワケで,まともにお出掛けできたのは最終日の6日だけだった。

RKK旗選抜高校野球を観に行った。

朝からTDKオヤジさんがグッドタイミングで電話をしてきて,熊工vs千原台の試合開始時間を教えてくれたのだ。ボクは行きたいなぁと思っていたけど,カミさんに言い出せなくて,モジモジしていたマサにそのときに電話が鳴ったのだった。

「リョー坊,行くや?」
「いぐ~!」

小雨混じりの観戦だったけど,チームメイトオヤジが子連れで何組か来ていた。ゲームは6回コールド12-0で熊工の圧勝だった。

次試合の熊高vs必由館の試合をネット裏で観戦してたら,雨除けのためにやってきた熊工父兄(3年レギュラー父兄)に取り囲まれてしまった。熊工父兄は,個人ネーム入りの揃いのグレーのTシャツ,黒の帽子を被っていて,ドコから観ても熊工関係者って判るのだ。
四面楚歌されたボクは,ビールにジャガリコってる場合じゃなくなって,3回途中で退場してしまった。
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野球の申し子たちよ!

2007-05-05 10:08:58 | 仕事の記録
何をするのにも金はかかる。
日本に住んでいる以上それは仕方がない。

少年野球にだって金はかかる。
また、少年野球は、多くの大人が関わっていかなければ成り立たないことは言うまでもない。

野球少年の多くは、そのことを知っている。
それが、彼らの礼儀正しさと優しさの表れではないだろうか。
特に、試合で結果を残す選手たちは、そのことをさらに深く知っている。
彼らは、謙虚である。直向きである。正直である。純粋である。真剣である。本気である。

そういう彼らが、さらに上を目指すと同時に、親の負担を軽減できるような道を選択する。
彼らを非難できる者が何処にいようか。

高野連糞喰らえ!

全国で、試合辞退や特待生を除く部員での試合が行われている。
多くの球児は1989年生まれである。
89球児→野球球児なのである。
野球の申し子たちよ!。
それは君たちに与えられた試練なのかもしれない。

負けるな!89球児!。

君たちは間違いなく大きく羽ばたく。
89球児!、期待しているぞ!。
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特待生制度

2007-05-02 08:43:21 | 雑談の記録
「特待生制度」


つまり,「特別待遇生出しOK制度」の略ではない。

ま,そんなオヤジギャグはさておき,結論から言うと,生出しOKじゃなかった,特待生制度って別にいいんじゃないのかなって思う。

ハッキシ言って,うちは,貧乏である。
もし,特待生制度が活用できるなら,バンバン活用してみたい。公立にあってもいいのでは,と思うくらいだ。

なんでもそうだと思うけど,本気でやれろうとすれば金はかかる。
仕方のないことだと思っている。

ボクだって,今でも自身の勉強のために書籍等を購入したり,その方面に自己投資をしている,というかもっと投資したい,ホントーは。だけど,金が無い。ボク自身が生出しじゃなかった,特待してもらいたいくらいだ。

ま,そんな冗談はさておき,野球の特待制度が何故イケナイのかサッパリ分からない。

ナントカ憲章に違反してるからイケナイのだろうけど,そのナントカ憲章ってナントカならんのですか。

「甲子園」→金がかかる。
「甲子園出場校」→金がかかる。
「優秀選手の育成」→金がかかる。
「優秀選手の指導者」→ボランティアだけじゃぁやってられない。技術はタダではないのだ。
「プロ関係者」→そりゃもう,絶対,金を稼がなくちゃぁいけない。生き抜いていかなくちゃいけないのだ。

全てに金がかかるのである。金まみれなのである。
そこに,悪い輩が出てくるのは仕方がない。
だけど,しかし,多くの人々は本気なのである。
夢をみることに本気なのである。
客が入ったドでかいスタジアムで,野球をする・野球を観る・野球を作る,を夢みるのである。

その夢への一助が「特待生制度」でいいんじゃないのって素直に思う。
ただし,夢につけこむ「たかり精神」だけはゼッタイに許されない!。


プロ選手になる→活躍できない→捨てられる
いいんじゃないのぉ,プロなんだもん。それは仕方がない。

プロ選手になりたい→それなりのトレーニングを受けたい→特待生制度活用
いいんじゃないのぉ,野球がもっと上手になりたいんだもん。甲子園を目指しているんだもん。夢なんだもん。本気なんだもん。

特待生制度活用→故障・ケガ→一般学生
いいんじゃないのぉ,覚悟があれば。本気なんだし。やるだけやってみろ!。

少子化問題?→私学経営(金儲け)→効果的な広告→甲子園出場→選手獲得→特待生制度
いいんじゃないのぉ,どこに問題があるの。

特待生制度,学校側と生徒側(保護者側)の利害が一致している良い制度だと思う。
だって,ドッチも本気なんだもん。


ただ,少年野球に関わっている親として,プロ側からしれーっと金品を手に入れたりするような指導者や学校に,子供は預けたくない。ま,ボクやリョー坊には関係のないことだけど。

だから?,ボクは,リョー坊には言っている。
「宿題せんかったら,野球させんけんね!」
「手伝いせんかったら,野球させんけんね!」
「道具を大事にせんかったら,野球させんけんね!」


だけどさ,なんで高校になったら,いきなり部活なんだろう,ナニモカモ。どうしてぇっ?と思う。
マッッジで金がかかるかもしれないけれど,クラブチームってのがあってもいいんじゃぁないのかなって思う。

高野連の爺ちゃんたちは,「高校野球は教育の一環」ってノタマったようだけど,教育の一環にしちゃぁ,高校野球って金が掛かり過ぎるんだよねぇ。オマケに強豪高校では親の序列もあるみたいだし。
「どこが教育の一環やねん」!って生出ししたいじゃなかった,叫びたい!。


甲子園,ソレはボクらの夢。しかも崇高な夢。
だけど,そんな夢から覚めなくちゃいけない日が近づいているのかもしれない。
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「お菓子」とは

2007-05-01 10:57:45 | リトルリーガーの記録
幼い子供にとって「お菓子」とは,宝物のように大事なもの。
お菓子をめぐっての喧嘩は,時に,凄惨を極め大けがの元になることがある。
そして,お菓子をあげる行為は,相手に対する畏敬の念や思いやりを表している場合がある。

KM軍団は,一昨日の大会で予選リーグを突破できずに涙をのんだ。
しかし,各場面において感動的なシーンがあったことは伝えておきたい。

そして,ひとつだけ記録しておきたいことがある。

KM軍団のエースはARI君だ。
身長167cmのはにかみ屋で,人前で声が聞こえるように喋るということは殆どない。
だけど,バッティング,ピッチング技術も群を抜いており,ランニングもいつも1番である。
試合前日のホテルで摂った夕食のおかわりは7杯で,ボクらを震撼させたのは言うまでもない。

そんなARI君は,予選リーグ第1試合で期待通りの好投を見せた。84球の完投で2失点だった。一方,バッティングでは5回の第3打席で,敵チームを突き放す特大スリーランを披露した。
当たった瞬間にホームランと確信したボクは,一気に絶頂してしまって打球の行方を追わなかったが,目撃者によれば,そのホームランボールは,対角線上の隣コートを直撃したらしい。

ボクの前に座って応援していたリョー坊も,その特大アーチに狂喜乱舞。
選手席と応援席を隔てるネットに駆け寄り,「ARI君!,ARI君!」と叫ぶリョー坊。
身長121cmのリョー坊がネット越しにハイタッチのポーズ。
はにかみ屋のARI君は照れ笑いしながらロータッチで応えてくれた。

席に戻ったリョー坊は,ボクに振り向くと興奮した口調で「カルビーのポテトばやらんといかんね」と言った。その言葉を聞いたボクは,ポテトチップスをARI君に買って上げなくちゃいけないのかなと思った。

予選リーグ第2試合。延長10回の激戦の末,KM軍団は惜敗。
出発地である地元のグランドに戻ったのは夜9:30。周囲を木々に囲まれたグランドは闇に包まれていて,荷下ろし作業は,車のヘッドライトが頼り。ライトに照らし出される土ホコリが疲労感そのものに見えた。

荷下ろし作業,試合結果報告,選手挨拶,解散。
一同がそれぞれに挨拶を交わして帰路についた頃,リョー坊が,突然,姿を消した。

闇の中をしばらく探したが,いつの間にかリョー坊はボクの足元に戻っていた。
「おとーさん,ARI君,どこ?」リョー坊。
「ほら,あそこじゃぁ,おとうさんと歩いとるよ」ボク。
言い終わらないうちにリョー坊は駆けだしていた。


ヘッドライトに3人のシルエットが浮かび上がる。
小さい子供がナニか手渡し,それを少年が受け取る。そして大人が,小さい子供の頭を撫でる。


ボクは,途端に目頭が熱くなった。



野球,それはスポーツに過ぎない。
だけど,そこには空気があり,流れがあり,ドラマがある。
少年野球,それは親と子供が作るリアルエンターテーメントなのかもしれない。
しばらく,野球から離れられそうにない。


追記
昨日の練習が終わったあと,フロの湯につかりながらリョー坊にきいた。
ARI君に渡したものはナニだったのかを。

それは,後生大事に隠し持っていたカルビーのポテトチップス。
何か特別なときに食べようと,隠し持っていたものだという。
宿泊用身支度の点検はボクがしていた。
その点検をかい潜って持ち出した秘密のポテトチップス。

それを聞いたボクは,リョー坊の顔にお湯をひっかけてやった。
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