1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

どうする?!八千代座ライブ

2006-05-13 23:40:04 | ライブの記録
久しぶりにライブハウス「かみひこうき」(以下,「かみ」)に行ってきた。

仕事から帰ってきて晩メシを食べてたら,「かみ」のマスターからTELがあって,明日は野本直美(ブルースシンガー)が遊びに来るから飲みにこないかって誘われたんだけど,それを盗み聞きしたカミさんや子供達が「かみひこうき」に行きたいって言い出して,明日は行けそうにないので,今日,行ってきたというワケなんだ。

「カミ」は熊本市東端の戸島にある一軒家を改築したライブハウスなんだけど,周りはトウモロコシ畑で囲まれている一風変わったライブハウスなんだ。

ボク自身は,楽器をやったり歌ったりするわけじゃないんだけど,ソコに集まってくる音楽好きの人達(オッサンとジーさんとオバチャンがメイン)と飲んだり騒いだり,また,「カミ」にやってくるメジャーじゃないけどスバラシイ音楽を奏でるプロ・アマのミュージシャンやシンガーと飲めるのが楽しくって,ズイブン前から出入りしてる。
そして,一昨年前からは,「カミ」に集まってくるアマのミュージシャンのライブを八千代座で企画したりして,ボクはそのライブで司会をやらせてもらってる。八千代座ライブでは,毎年,20組のバンドやミュージシャンを出演させてるんだけど,一組の持ち時間は15分~20分だから,ライブは8~9時間という長丁場なんだ。
司会とは言っても,単に曲紹介をするだけが仕事じゃなくって,いかにミュージシャンに気持ちよく演奏してもらうかが肝要になってくるんだ。なんてったって,みんなアマチュアなもんだからリラックスする雰囲気を作ることが重要なんだ。そして,この雰囲気を作るためには,各ミュージシャンとそれなりの人間関係を作っておくことも大事なんだけど,彼らの曲をナマで聞き込んでおくことがナニヨリ大切なんだ。だから,本番の2,3ヶ月前から出演者の練習ライブを聴かなくちゃいけなくて,そのためには,「かみ」に足繁く通わなくてはイカンとそういうワケなんだ。

そして,今年の八千代座ライブは9月10日に予定されていて,先月末から実行委員会がスタートしてて,みんなからは司会をお願いされている。

だけど,今年のライブの予定日は,技術士の試験と近いというこもあって,司会は辞退したいなと思っていて,そして,そのことをちゃんと「かみ」のマスターに話さなくちゃいけないなぁと気懸かりに感じていたりして,だから,ナントナク最近は「かみ」から遠ざかっていたというワケなんだ。

だけど,そのことをズルズルと先に延ばしても仕方がないから,それをちゃんと伝えるべく,今日は「かみ」に行ってきたというアンバイなんだ。

「かみ」に行ったら,当然,八千代座ライブのことが話題になった。マスターからは今年も頼むよって言われてしまった。ボクは缶ビールを一本のみ干すと,今年は難しいかもしれないという事情を説明した。マスターは腕組みしながら渋い顔をして「そうかぁ」と唸った。そこへ,マスターの奥さんの「ふー」さんがやってきた。

ふーさんは,シャンソンやブルースをこよなく愛していて,八千代座ライブでは毎年トリをつとめていて,みんなからもスゴク好かれているオバチャンなんだ。また,着物の古布を使って服飾や雑貨を作ったりしていて,そのスジではケッコウ有名人で,ボクとカミさんはふーさんの作品を一着ずつ持っていたりする(ケッコウ値が高い)。
そんなふ~さんがボクの隣にやってきて,「隠してもしょうがないから言っちゃうけど,舌癌になっちゃた~,ベロチョンパしなくちゃいけないのよ~,アハハハハ」って屈託なく言うんだ。そして「アタシがこんなんだから,今年は,古い人達も出演して頑張ってくれるって言うのよ~」って続けるんだ。

それを聞いたら,もう,司会はできないって言えなくなってしまったよ~。

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