1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

言語化能力

2009-01-13 18:13:47 | 雑談の記録
昨日は、寒風吹きすさぶ中で焚き火の煙を被りながらの三日連チャンの練習見学にもチョッピリ飽きてきたから、前日にSGAオヤジと約束していたとおり、グランド到着早々にもかかわらず、学童のKSGクラブ主催のお別れ野球大会を見に、OTKオヤジも引き連れて藤崎台球場へ行った。

この野球大会は、熊本市西南部を本拠地とする名門クラブチームのお別れ試合ってことで企画されたものらしいんだけど、いずれも実力を備えたチームだから試合はそれなりに面白く、試合運びや選手の動きも指導者色が色濃く反映されてて、それはそれで為になった時間だった。

ところで、ところで、OTKオヤジを紹介しとこうと思う。
OTKオヤジは岡山県出身で野球は大学までやっていたそうだ。仕事は大阪が長く、言葉は、もちろん関西弁。子供は3人だけど、一番下の小1の息子君がリトルリーガーとして我がKMMリーグに所属している。転勤してきて間もなくの昨年の11月頃だったかな、スーパー1年生としてウチのマイナーに迎え入れたのだった。
だけど、スーパーなのは子供だけじゃなくオヤジもそうだった。
なにがスーパーかって?、野球バカっぷりがスーパーなのかもしれない。

話しは変わるけどボクは野球に関して悩みがある。
それは野球技術に関してのことなんだけど、例えばバッティング。
ある選手がティーバッティングをやっているとする。
その選手はかなり個性的なバッティングフォームで「良い」とは言えないものだったりする。
それを見てボクは「良くないなぁ~、体の開きが早いな~」ぐらいしか言語化できない。
ある選手がピッチングの練習をやっているとする。
その選手はかなり良いフォームでボク好みだったりする。
それを見てボクは「わ~、体重移動グ~、球持ちよさそう~、肘の使い方が軟らか~い」ぐらいしか言語化できない。
ボクの低脳ぶりを披露しているようで恥ずかしいんだけど、野球技術に関するボクの言語化能力ってのは極めて低レベルなのだ。

そこへ前出のOTKオヤジ、野球技術に関する体の瞬間的な動きや形に関して、それを小さく分解して言語化するのがとても上手なのだ。実はその辺がスーパーなのだ。

そして、さらにボクが驚いているのは、OTKオヤジが解説してくれたことを十分理解した上で、練習している選手を再度見学すると、大袈裟かもしんないけど、選手の動きがスローモーションふうに見えてしまうところなのだ。つまり、実際にはスピードは変わっていないんだけども、それがユックリに見えるってことは、動きをちゃんと理解することができたってそういうことなのかもしれない。

長く野球をやってきた人達に混じって、いろんな選手たちの動きについてあーだこーだと言っているのを聞いたり、微妙な違いを身振り手振りで真似してみせる人がいるんだけど、ボクは今までなんで見えるんだろうって不思議に思ってたんだけど、ホントに「見えてるんだ」ってことがOTKオヤジの解説を聞いて判ったような気がする。

しばらく、OTKオヤジの話しに耳を傾けようと思う。
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