1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

ジャズな大人になりたい

2010-04-27 17:37:06 | 友人の記録
中学んときの同級生で友人の「しろひ君」は主に九州管内で活躍しているジャズサックス奏者。
サックスでメシを食っていっている強者しろひと言えば、カッコいいかもしれない?。

さて、そのしろひ君、今月から熊本シティFM(79.1MHz)で番組を持つことになって、すでに2回の放送。毎月第2、第4金曜日の午後4時~5時。タイトルは「しろひのBaby Talk Jazz Study」

聴いたけど、ナニゲにカッコいいのである。悔しいくらいに!。

前回の放送では、ゲストに熊本を代表するJAZZピアニスト豊田隆博さんと、BAHIAマスター田崎寛さん迎えてのトーク&ジャズ。

聴いたけど、ナニゲにカッコいいのである。悔しいくらいに!。

昔、誰かの小説にジャスが出てくる場面がよくあったように思うけど、その本を読んだ頃のボクはまだ若く、ジャズはカッコつけるための道具みたいにしか感じれなかった。

だけど、こないだしろひ君の番組から流れてきたピアノを聴いて、ちょっと掴めたような気がしたんだ。

ボクが聴いた曲の題名とかは既に忘却の彼方なんだけど、印象は深く残っている。

全ての音楽には主旋律(メロディ)があって、ジャズも例外ではないのだけれど、ジャズには、主旋律(メロディ)をワザと切った「間」というか「タメ」というか、そういうものが沢山あることを知ったんだ。ただ、その間やタメというのは極一瞬。気付かないくらいの瞬間にしか過ぎないんだけど、無音の瞬間ってのがあるんだネ。

このことは、ラジオを聴きながらハッと気がついたことなんだけど、ボクが思ったのは、実はボクらは一瞬の間(無音の瞬間)に次の音を予測しているのではないのかなってこと。
そして、その予測と実際の音が符合したときに喜びを感じるってアンバイなのだ。

つまり、奏者は旋律を聴かせながら、実は聴き手に旋律をイマジネーションさせているのではないのかなってこと。もし、奏者がそんなふうに思いながら実際に奏っているとすると、それはかなり確信犯的なんだけど、いいジャズっていうのは、聴きながら妄想に拍車がかかるというか、そういう力があるような気がするんだな。そして、予測と違った音で聴き手をサプライズさせたり、感情の波を揺さぶったりってな方法で、聴き手の心を弄ぶのがジャズ奏者冥利なのかもしれないと思ったりするわけ。そして、ソレに弄ばれて、ソレを気持ちよがっているのがジャズファンではないのかと・・。

つまり、ジャズはヤラシイ音楽、エロ音楽と考えることができる(しろひ君ゴメンネ、表現が下品で)。

だから「大人の音楽」と呼ばれるのだろう。

ジャズ好きは・・・・・エロに違いない!
「間」違いないッ!
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 振り払え! | トップ | 新聞沙汰 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エロだよ (しろひ)
2010-04-27 19:21:11
聴いてくれてありがとう。

鋭いね、さすがに。
いわゆるクラシックが台本のある演劇とするなら、ジャズは即興で演奏するんで、落語とか漫才に近いんだな。演奏者同士とも、お客さんとも、会話しながらすすんでいく感じなんだよね。
ぜひ一度生の音を聴きに来て欲しいな。
返信する
Unknown (hiratakuwa)
2010-04-28 10:09:07
一度でなく、機会があれば何度でも行きたいよ~。
ジャズを聴きながら即興とはナンゾヤということを考えてみたいです!。
楽しそう~!
返信する

コメントを投稿

友人の記録」カテゴリの最新記事