みなさん既にお気付きのことと思うのですが、体をムチのように使うには、接合部(関節)をスムーズに動かすことが肝要です。もっとボクのイメージに近い言い方をすれば“接合部を自由に遊ばせる”になるような気がします。また接合部をさらに自由に遊ばせるためには、接合部の遊び場を広くしちゃえばいいということになります。
つまり接合部(関節)の可動域を拡げ、かつスムーズに動かすことができれば、ムチのような動きを獲得できると思うワケです。
可動域を拡げるための取り組みの一つが柔軟体操とかストレッチと呼ばれるものです。一方、関節をスムーズに動かすためのトレーニングは・・・・・、
そんなトレーニング、無いと思います。
自由に遊ばせるのにナニかさせる必要ってあるのでしょうか。
無いと思います。
それを言っちゃぁおしめぇよぉ~って声が聞こえてきそうですが、話しを進めていきます。
スムーズに動かそうと意識した途端にスムーズに動かなくなるのが普通です。みなさんそういう経験はお持ちのはずです。
ならば、意識しなければいいだけのことです。
しかし、ここからがちょっと難しくってややこしいのですが、動かそうという意識を持つのと違って、接合部が自由に遊んでいる状態を体から感じちゃえばいいのです。
うまく表現できないのがとてももどかしいのですが、体を意識から解放すると、自由に動く自分を感じることができると思うのです。
体を意識から解放するテクニックがあればいいのですが、それを普通の人が手に入れるのは難しいそうですね。ですが、逆に考えれば、ハイパフォーマンスを見せるアスリートはそのテクニックを使っているはずで、それを彼らの無意識の動きから学ぶことができるのではないかと思うのは「有り」だと思います。
そういうワケでトップアスリートの無意識の動きをずいぶん観察さて頂きました。テレビをみたり、陸上競技場に行ったり、藤崎台野球場に行ったり、ズイブン身銭を切りました(超格安ですが・・・)。
そこで着目したのが、彼らの歩き方でした。彼らの無意識の歩き方でした。
トップアスリートまたはトップアスリートのタマゴに違いない子供たちの歩き方に共通していたのは、やはり、しなやかさと滑らかさでした。
そのしなやかさと滑らかさとの発生源の一つは、彼らの自然な力みの無いまっすぐなバランスの取れた姿勢ではないかと思いました。また、彼らが歩くときに主に使っている部位は大腿部で、膝を含める大腿部やより下部は全くフリーな状態であるということに気が付きました。
人はみな歩きますが、各個人で歩き方が千差万別だと気づいている人は少ないと思います。私達は遠方からやってくる知人を見分けるとき、顔で見分けているわけではなく、その知人特有の歩き方や動作の癖で見分けているのではないのでしょうか。しかも、その人の歩き方でその人の気分や健康状態まで察知しているのではないでしょうか。
話しは変わりますが、ボクは今年の春頃からウォーキングを始めています。ダイエットがその大きな目的ですが、正しく歩くこと(トップアスリートの歩きを会得すること)の延長線上に理想の走姿を得ることができるのではないかと考えたからです。
つづく
つまり接合部(関節)の可動域を拡げ、かつスムーズに動かすことができれば、ムチのような動きを獲得できると思うワケです。
可動域を拡げるための取り組みの一つが柔軟体操とかストレッチと呼ばれるものです。一方、関節をスムーズに動かすためのトレーニングは・・・・・、
そんなトレーニング、無いと思います。
自由に遊ばせるのにナニかさせる必要ってあるのでしょうか。
無いと思います。
それを言っちゃぁおしめぇよぉ~って声が聞こえてきそうですが、話しを進めていきます。
スムーズに動かそうと意識した途端にスムーズに動かなくなるのが普通です。みなさんそういう経験はお持ちのはずです。
ならば、意識しなければいいだけのことです。
しかし、ここからがちょっと難しくってややこしいのですが、動かそうという意識を持つのと違って、接合部が自由に遊んでいる状態を体から感じちゃえばいいのです。
うまく表現できないのがとてももどかしいのですが、体を意識から解放すると、自由に動く自分を感じることができると思うのです。
体を意識から解放するテクニックがあればいいのですが、それを普通の人が手に入れるのは難しいそうですね。ですが、逆に考えれば、ハイパフォーマンスを見せるアスリートはそのテクニックを使っているはずで、それを彼らの無意識の動きから学ぶことができるのではないかと思うのは「有り」だと思います。
そういうワケでトップアスリートの無意識の動きをずいぶん観察さて頂きました。テレビをみたり、陸上競技場に行ったり、藤崎台野球場に行ったり、ズイブン身銭を切りました(超格安ですが・・・)。
そこで着目したのが、彼らの歩き方でした。彼らの無意識の歩き方でした。
トップアスリートまたはトップアスリートのタマゴに違いない子供たちの歩き方に共通していたのは、やはり、しなやかさと滑らかさでした。
そのしなやかさと滑らかさとの発生源の一つは、彼らの自然な力みの無いまっすぐなバランスの取れた姿勢ではないかと思いました。また、彼らが歩くときに主に使っている部位は大腿部で、膝を含める大腿部やより下部は全くフリーな状態であるということに気が付きました。
人はみな歩きますが、各個人で歩き方が千差万別だと気づいている人は少ないと思います。私達は遠方からやってくる知人を見分けるとき、顔で見分けているわけではなく、その知人特有の歩き方や動作の癖で見分けているのではないのでしょうか。しかも、その人の歩き方でその人の気分や健康状態まで察知しているのではないでしょうか。
話しは変わりますが、ボクは今年の春頃からウォーキングを始めています。ダイエットがその大きな目的ですが、正しく歩くこと(トップアスリートの歩きを会得すること)の延長線上に理想の走姿を得ることができるのではないかと考えたからです。
つづく