1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

条件は不利でも

2009-07-22 23:41:27 | 子供の記録
前回の2005年に行われた衆議院選挙では、言うまでもなく、友人木原稔を強く熱く応援したワケだけど、投票日の夜、選挙事務所で開票途中の報道番組を皆が一喜一憂して見ていたのを憶えている。たしか、事務所には各テレビ局の報道番組が見れるように何台かテレビが据えてあったように思うんだけど、木原と相手候補は、最後の最後まで競った状態で、途中経過はテレビ局でマチマチだった。それでボク的に不思議に思ったのが、事務所に集まった殆どの人たちが、木原が勝っているという情報をホンモノと思い、負けているという情報をニセモノとして取り扱っていることだった。
そんな光景を見ながら、「人間って都合のいい勝手なイキモノ」と思ったものだった。

話しは変わるけど、アウェー戦では不利な戦いになるなんてよく言われているけど、これは自然なこと。「中東の笛」なんてごく当たり前の話しで、これをフェアじゃないって言うほうがアンフェア。人間なんて自分にとって都合のいい情報を選択するようにできてるんだから・・。
なので、敵地や不利な条件下で勝利するためには、圧倒的な力が必要になってくる。


さて、明日は長女ユーが所属している吹奏楽部のコンクール。部活の集大成となるコンクール。

二週間ほど前、ようやく指揮者が決定した。指揮を引き受けてくれたのは30歳の青年。中学校のある先生の学生時代の知人なのだそうだけど、話しを聞けば、校長の息子と同級生だったとか・・・。
当初、長年に渡って技術指導に来てくれていた2名の音楽家に指揮を依頼したらしいのだけれど、吹奏楽連盟の中での力関係か人間関係かよくわからないけど、トニカク、その二人が互いに牽制しているようなかんじでどちらも首を縦に振らず、いたずらに時間が経過していたことに業を煮やした校長が全責任を負うカタチで、30歳の青年に白羽の矢を立てたとそういうことらしいのだ。

瓢箪から駒、怪我の功名・・・?。
ムスメも言っていたけど、その青年、デキルのである。見た目もヨロシイのである。
こないだ、合奏の練習を見学したけど、みるみる纏まってゆき、いい音楽を作っていくのである。恥ずかしい話しだけど、今まで、あんなふうにして指揮者が音楽を作っていくって知らなかった。奏者に楽譜通りに演奏させるのはもちろんだけど、細かい指示を出して何度も何度も演奏させて納得いくまでアレンジを続けるのだ。そのアレンジに耐えるには奏者の技術がある程度必要なのだろうけど、子供がそれに応えると、さらに難しいアレンジを要求していくってアンバイなのだ。また、その元バスケ選手で坂本勇人似の黒のジーンズに黒のアディダスを着た青年指揮者は、子供たちをマッタク子供扱いしないというところがニクイのだ。
そういうわけで、長女ユーは「去年よりもゼッタイイイ」と評している。
「明日のコンクールは無理して来なくていいよ、27日の代表選考会に出るから・・・」
なのだそうだ。


だけど・・・と、思う。
コンクールの審査員は県外から来る人もいるそうだけど、所詮、関係者。
昨年コンクールに行き、歴代の優秀学校や指揮者名簿を見、音楽もちゃんと聞いたけど、結果になんとなく違和感を覚えてしまった。

ユーの吹奏楽部では、顧問の突然の退職に加え一時はイジメ事案も発生。
不祥事と言えなくもない。

不利な条件を乗り越える本当の力が必要だ。
コメント
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