1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

意識不明

2007-07-07 00:03:28 | 子供の記録
長女ユーの名誉のために、このことは記録しないほうがいいかもしれない。

しかし・・・なのである。

ユーは文句の付けようがないほどいい娘である。
性格も良く、お手伝いはちゃんとするし、カワイイし・・・。

だけど、ひとつだけ、ホントに一つだけ、欠点を挙げるとすれば、それは、算数がてんでダメダメであることなのだ。期末考査の結果は数学が足を引っ張って学年半分以下。

毎日の自学やテスト期間中はそれなりに頑張っていたようだ。
だけど、成果は上がらなかったみたいだ。

答案を見た。
問題は、いわゆる+-の入った式の計算が殆どなんだけど、計算式の中に小数点や分数が組み込まれたら間違っちゃうってそういうことなのだ。文章問題も全滅だった。

それはどういうことかというと、小学校の算数、つまり計算能力が身に付いていないということなのだ。

答案に書かれた文字をよくみると、間違った解答の筆圧が薄いことに気付いた。要するに、小数、分数が出てくると舞い上がっちゃってヒレハレホレハレになってるってことなんだ。
克服するためには、スポーツと同じで繰り返しのトレーニングをやるしかないのだ。


文章題が全滅だったってことは論理的思考がダメだってことなのだ。つまり、「これがこうなるから、あれがあ~なって、だからこうなる。なるほどネ!」って考えることが苦手ってことなのだ。

話しは変わるけど、ユーのお手伝いにお米研ぎがある。毎晩、寝る前に翌日分のお米を仕込むっていうお手伝いなんだ。
昨日、お手伝い中のユーに聞いてみた。
「1合って、このカップね、これ何ccか知ってる?。容量のことなんだけどさ、分かるぅ?」
「ワカンナイ」
「あのさぁ、水がさぁ、水の1ccが1gってのはわかる?知ってる?」
「~~ん~~?」
「もしぃ、水がぁ100ccだったら100gってことなんだよ、200ccだったら200gってことなんだよ、わかるかなあ、水の重さ、重さだよ、重さが100gだったら体積は100ccってことなんだよ。1ccが1立方センチメートルってのは知ってるよね、どう?」
「~~ん~~?」
「まぁいい、まぁいい、ここにさぁ、ホラ、秤があるでしょ、これを使うとわかると思うけどなぁ」



ユーの動きはこうだった。

後ろを振り向くと1合カップにお米を入れた。
そして、引き出しから目盛りの多い別の計量カップを取り出すと、それにお米をソロリソロリと移し替えた。
「ひゃくぅ~はちじゅぅ・・くらい?」

ボクはもんどりを打って床に倒れて意識を失ってしまった。
コメント
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