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藤蔓(ふじつる)みだれ編みランプシェードを試作してみました。

2007年02月11日 | 藤の芯材のランプシェード

余っていた藤蔓を使ったり、樹皮の紐状の物を使って、みだれ編みをしてみました。
Dscf0003_9 まずは、新聞紙で大まかに形を取りまして、ガムテープで貼っていきます。

今回は、烏帽子型にしようと思いました。

Dscf0004_12 それに、藤蔓(ふじつる)を巻いてきます。
このつるも水につけておくと柔らかくなります。
柔らかいうちに編んでいきます。

みだれ編みというやり方で、適当に上下上下という順序で編んでいきました。

Dscf0005_6 みだれ編みが編めたら、下から、新聞紙を取り外しました。

Dscf0006_7 なるべく細かく編んでいけたらよいのですが、籐(とう)とは違って、太さや堅さがまちまちなので、むずかしいです。

Dscf0008_8 これまでのランプシェードを作る時に使った、和紙の切れ端も一杯たまってきました。せっかくの和紙がもったいないです。

Dscf0009_6 一度、ミキサーでちりちりにしておいてから、このみだれ編みで紙すきをして、膜みたいな物が表面にできないかなと思っています。

かすかにできた紙がランプシェードにならないかなと思っています。
廃物利用のデザインなので、ちょっといびつですが、何とか試作を完成させてみたいです。
このままでも面白いのですが、あえて漉いてみようと思っています。
ミキサーがどこかに行ってないので、困っています。

とりあえず、編んだままでランプシェードとして使っていたのですが、他のクラスの先生がミキサーや液糊を持っておられていっしょに紙すきをしてあげるというので、今までの切れ端の和紙を細かく切ってミキサーにかけていきました。 Kamisuki1
そして、紙すきができるようにしておいてから、シェードで紙すきをしていきました。

Kamisuki2 初めは、内側に紙を入れておいて外側にすいていたのですが、外側がいまいちうまく膜になっていなかったので、今度は、コップで外側から液をかけていくというやり方でやりなおして見ようと考えました。

Kamisuki3 初めは、シェードを横にして、シェードの中に紙すきの水を流し込ませて、上にゆっくり上げていくやり方をしていました。

ということは、内側がしっかり紙になっているのに対して、外側は、まだ骨組みが見えているという感じです。

確かに、きれいに内側は積もっていました。

やっぱり外側から膜を張るようにしたいので、やりなおしました。

Takenoko コップに、紙すき用の水をすくっておいて、骨組みにかけていくというやり方です。もっと、紙すき用の水が、深ければよかったと思いました。

どうしても、かけていくというやり方なので、すいていくよりも水のスピードが速く、膜になりにくかったですが、こんな感じに仕上がりました。

なかなか穴が埋まりませでしたがそれはそれで味になるかなと思っています。