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のぞみ型ランプシェードと今後の方向性

2007年02月03日 | 藤の芯材のランプシェード

前回は、しずく型ランプシェードをデザインしていたのですが、今回は500系のぞみ型ランプシェードを作りました。
Dscf0002_9 今回も藤蔓が作る流線型の良さを出したくて、作ってみました。

Dscf0007_6 他のクラスの生徒が見に来てくれたときに、喜んでくれないかな?と思っています。

Dscf0006_6 おもちゃみたいな感覚で光っている、和紙を抜けてきた光を楽しんでくれないかなと思っています。

Dscf0008_7 骨組みをきちんときれいに成形するというのではなくて、生徒のごく自然に留めていくだけという方が、藤のつるの良さが出て、より生命の自然なダイナミックさが伝わってくるということを 生徒が教えてくれました。こちらが凝れば凝るほど、不自然になっていくという矛盾も味わいました。

しかし、今回はあえて凝る方に進んでみました。藤の木の芯材の丸みだけを取り出したかっただけなのです。

Dscf0010_10 裸電球からでた、25Wや40Wの弱い光は、和紙を通り抜け、あたたかく乳白色に照らします。
私は40代ですが、昔を思い出し、小学校時代までの懐かしい感じがして、郷愁からか心が癒される感じがしています。

Dscf0012_5 真っ暗な中に、玄関や廊下を、ほんわか明るくしてくれる灯火はゆっくり見ていても楽しいです。
今の子供達は、生まれたときから蛍光灯で昼間のような明るい夜を、ファミコンやカラフルなテレビそしてパソコンで生活していますので、ほんわか明るい感じがどんなふうに心に映るのか楽しみです。

「ライト・テラピー」として、体にも心にも優しい「癒しの光」が、うちの学校の子供達にどんなふうに映るのか楽しみです。
クラスの生徒作品と担任作品でする「癒しの光とならん」校内グループ展の、他のみんなの感想が楽しみです。
ところで、うちの学校には、リラックスルームというのがあります。
リラックスルーム(スヌーズレンともいう)は、音や光などの感覚刺激に過敏な児童生徒のカームダウンする場として使われています。そこで、この癒しの光が使えないかなんて一人で考えています。