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カブトムシの幼虫がさなぎになりました!

2008年06月24日 | カブトムシの観察

今年の春先に、勤務している学校で、今年使う畑に腐葉土を入れたりする整備をしていましたところ、カブトムシの幼虫をたくさん見つけました。
そして、生徒に観察をさせようと取り組んできました。

Kabutoosu ちょうど、勤務している学校で、教科(理科・情報)という科目を担当していまして、全校的に観察などを取り組めたらよいなと考えています。

Dsc04860 観察箱を製作して、その中に入れ、どんなふうに土繭を作っていくか?調べてみることにしました。

Dsc04863 こんふうに、生徒が自作しました観察箱で、観察をしてきました。

Dsc00741 また、人工蛹室を用意して、どんなふうにさなぎになっていくか? ということもしてみました。
いろいろと観察してきました。
今回、自分で、人工の蛹室をつくっておいて、そこで、さなぎになっていくところを間近で見たのははじめてでした。

Dsc00065 昨年、息子の幼稚園友だちの、カブトムシの好きなお父さんに方に、人工蛹室に入っているさなぎをいただき、羽化していくところを観察することができました。(その時頂いたものです)。いつか、自分も、自分で人工蛹室を作って試してみたいなとも思っていました。
この前に、お宅に伺わせてもらって、ノウハウを教えてもらいました。

Dsc05613紙コップとキッチンペーパーと霧吹きを使います。前踊の段階(さなぎっぽく茶色になってきた幼虫)を掘り出して、人工蛹室に入れるタイミングが難しいと思いました。

Dsc00744 今回の幼虫は、茶色になってきたとき、地中にいられなくなって出てきたものが2匹いましてた。それで、プリンのカップに、湿らせたトイレットペーパーを入れた物を、二つ使って立てに合わせた人工蛹室を用意しました。二匹を人工蛹室に入れて観察してきました。

Dsc05612 なぜ地中にいられなくなったかというと、幼虫の時、フンを取り除くのに、土をふるいにかけ、新しい土を入れたりしてきたのですが、だんだん乾燥してくると、土の深さが15センチくらいあったのが、押し固められて8センチくらいになってしまいました。縦型の蛹室を作るカブトムシには15センチ以上ないと狭いので、上に出てきたのではないかと思っています。

(これは、15センチくらいの深さのところで、さなぎになった例です。土繭の中でよく動きます。動画です。)

Dsc00745 その中で、さなぎになりました。ちょうど脱皮という感じで、幼虫の皮がはがれて、その中からさなぎが出てきました。さなぎの周りには、抜け殻がありまして、半分に割れた顔の部分や触角までついていました。

Dsc00743

さなぎは、よく動きます。(こちらの刺激に反射しています。あまり良くないことだと思います。)
今回たまたま出てきた幼虫を、自作の人工蛹室で、生徒と観察してきましたが、掘り出して観察をするのは、カブトムシの成長に悪いので、この一対にとどめておきたいと思っています。

  • さなぎは、じっとしている物。(じつは良く動きます。)
  • 幼虫がそのままさなぎにかわる。(じつは幼虫が脱皮して、さなぎが出てくる。)

という先入観を打ち砕かれました。
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