いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

母の油絵

2008年09月22日 | Weblog

ゲンノショウコの花が一遍に8輪も開花しました

 

猫のチイ君が、弟の仕事場に行っていて

写真が撮れない日が重なっていましたので

弟の部屋のの長押に飾ってあった

母の描いた絵を撮って見ました

母は12年振りに生まれた姪に逢いに行く口実に

義妹が自宅で小さく開いている絵画教室に通い

油絵を描き始めました

身近に有る静物画が主でしたが中々好い絵を描くようになり

最初の傑作はサツマイモでした

芸大出の弟も認め、個展を開いてあげようという事になり

80歳のお祝いに、姉妹兄弟が費用を出して

自由が丘の小さなギャラリーで初の個展を開きました

母が亡くなった時、サツマイモの絵はなくて

残念でしたが、残っていた絵は兄弟が其々に分けました

花は余り上手にかけませんでしたが

果物や野菜の絵は、好い絵になっていました

写真では好い所が写せませんでしたが

環境が許せば、日本のグランマ・モーゼスになれたかもしれないと

身贔屓な事を考えたりしています

 

後1年と4ヶ月足らずで私は、母が初個展を開いた年令になります 

  
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タチアオイ)
2008-09-22 11:48:11
こんにちは~♪
お母さま、とても絵がお上手だったのですね!
優しさが伝わってくる素敵な絵だと思います
素晴らしいですね~♪
私も風景や静物画を描くのが大好きです~
今も、季節の果物を頂く時は、チラシの裏に書いて
楽しんでいます~
hinagesiさんお宅は、芸術肌のお家柄なんですね!
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Unknown (ぴろまり)
2008-09-22 23:08:59
お母様、良い作品を残されましたね。
ご自分のお子さん達に大事に守られている様子を
あの世から嬉しく眺めていらっしゃることでしょう。
芸術家のご姉妹はお母様のDNAなのでしょうか。
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Unknown (CROKO)
2008-09-23 01:23:04
素朴で暖かいこの絵を見ていて、思い出しました。

先日の日曜美術館 母と娘---丸木スマ・大道あや

70歳を過ぎてから絵筆を執り、画家となった母親、そしてその娘も60を過ぎて画家となった。


http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0907/index.html

探究心と想像力はいつまでも捨てなくて良いのだと、すごく感動しました。

いち子先生のご家族、そのままだと思いました。
家族全員が自分を表現できる、すばらしいです。
少し感傷的になってます。
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母の絵 (谷間のゆり)
2008-09-23 13:10:05
たちあおいさんへ
上手な絵を描いていた母は自尊心が強く、体力が落ちて来るに従い、思うような絵が描けなくなってから、絵を描かなくなってしまったのです。グランマ・モーゼスさんになりきれなかったのは、其のせいもあるかも知れません。
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遺伝 (谷間のゆり)
2008-09-23 13:13:21
勉強は不得意の私も絵の成績は好い方でした。
そんな私に、祖母が「お前の叔父さんも絵が上手だったよ」と言った事があります。事情が有って其の叔父とは逢った事は無いのですけれど。ありがたい遺伝です。
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好きな事やりましょう (谷間のゆり)
2008-09-23 13:24:33
CROKOさんへ
私も見ていました。そして勇気を貰いました。好きなら描けばいい、好きなら織ればいい、何でも好きなら実行すれば好いのですよね。
褒められようとして居る作品は、詰りません。反省も含めて。
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DNA (デュー)
2008-09-24 19:14:56
なんて素敵なんでしょう。
ご家族揃って、芸術家でらっしゃるんですね。
蕪のこの白さと丸さ、ひんやりとした重量感が伝わってきて、
どんな美味しい一皿にしようか...などと、
すっかりその味を想像してしまいました。
生涯、好きなものを作っていることが私の夢です。
谷間のゆりさんのように、そしてお母さまのように。
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