というわけで東京虫フライングツアー行ってきました! まず名古屋のライブレポを。今回はセットリスト緘口令が厳しいのでどういう形で書こうか悩んだのですが、改行とフォント変えの二段構えでお送りしようと思います。なのでこれでもうっかり見ちゃった人はこれを機にもっと慎重になるよう気をつけてください! 壷とか買わないように!
平日の名古屋ということで客入りが少々心配だったのですが、思ったよりはフロアが埋まっていて安心。予定時間どおりメンバーが登場して拍手で迎えられます。リーダーはグレーのスーツにグレーのネクタイ、黒いシャツがいい感じです。刑事はビートルズのメンバーの名前が羅列したTシャツ、QちゃんはピンクのノークレームノーリターンTシャツで、小里さんはモノトーンの花柄シャツでした。まず一曲目は「東京虫BUGS」。続いて「モールズ・オン・ザ・ヒルズ」と来て、なんと「マーブルフラワーギャング団現る!」が! 大好きな曲なので嬉しかったー! 驚いてイントロが流れた時点で反応できなかった(笑)。そして「クルーソー」と、新譜ツアーなのに昔の名曲もやってくれて嬉しいリストです。
「名古屋久しぶりだね」と加藤さん。「秋に騒音寺ってバンドと一緒にやった得三以来」と言ったところで思い出したのか、「得三のあるエリアはなんていうの?」と客席に質問を投げかけます。「今池ー」との返事を聞いてMC再開。「今池は水が特別おいしいの? ミネラルウォーターの水道水が入ってて、ご自由にお飲みくださいって書いてあったの。あれおいしいのかな?」とコータローさんに聞いていました。すると笑いながら「ボルヴィックの方がおいしいと思いますよ」とのお返事。そりゃそうだろうな…。すると続けて「コータローくん飲んだ?」とリーダー。「俺はああいうのスナックで慣れてるからさ」とすごい返事が返ってきました。それに対しリーダーも「インドと同じだよね。ミネラルウォーター買ったらふた開いてるの。おじさんこれ開いてるよって言ったら、開けてあるんだよって!」と、盛り上げるのですが、刑事はあっさり「そろそろ(曲に)行きますか」と、クールダウンさせてしまいました(笑)。
名古屋について、「外タレも飛ばすことで有名な」「所詮通過点」などと可愛くない発言もするのですが、盛り上がってくると「このツアー、名古屋一番熱いんじゃない?」と嬉しそうなMCを。しかし「所詮通過点だけどね」と落としたあと、「もう通過点じゃなくホームな感じで」と言ってさらに「まあそこまでは行かないけど」とまた落とすリーダー(笑)。このツンデレめ!
ヘンリエッタ、問題児、ステイクール、魔法のランプと、新旧入り混じった中盤を経てふたたびMC。「コレクターズはデビュー21周年で、プロになってから21年目なんですが、若いころはちやほやされたよね。エリカ様のように」とまた立てなくていい波風を立てるぼくらのリーダー。「地方に行くと、ランチは美人DJと。ディナーはテレビ局の美人アナと。…あいつらどこ行っちゃったんだろうね?コレクターズのこと好きですって言ってた奴ら」と、ちょっと寂しい話題を刑事に振ります。するとコータローさん「他のバンドにも言ってるんだよ」と、吐き捨てるように返したのがかっこいい。その、美人DJと行ったランチに対抗するかのように、「今日はコータロー君と一緒にランチ行きましたよ」と報告するリーダー。「あれなんて店だっけ?」と聞くと、「矢場とん」と答えるコータローさん。ようやく行ってくれましたか。以前名古屋で、「メンバー4人でとんかつを食べた」という話を聞いたとき、名古屋クアトロの立地する矢場町名物矢場とんに行ったのだと誰もが思ったその直後「和幸」と言われてひっくり返りかけた記憶がよみがえります。しかし「そしたらそんなに混んでもいないのに、二人がけの席に案内されちゃって。あれカップルと思われたのかな」とのリーダーの微妙なお話が。「となりのサラリーマンのところとか空いてたのに、狭いところに押し込められて」とのこと。矢場とんに対してのご不満はまだあるらしく、「飽きるね」だそうです。「コータローくんなんて二秒で飽きてたよね」と言うと、刑事は「飽きるわけじゃないんだけど、ああいうワンアクションのものって、メガマックと同じで一回食べればいいんだよ」と批評されていました。全然意味が分からないようでなんとなく納得してしまいます。するとそこで振り返り、「小里くんはどこ行ったの? ランチ」と聞くリーダー。「パルコの裏の定食屋さんで、ハンバーグ定食食べてきましたよ。サラリーマンにまじって」と報告する小里さんの言葉を聞いて、「そういうところのほうがおいしかったりするんだよね~」と矢場とんボロクソです。すると刑事が「矢場とんの話に戻るけどさ」と話しはじめ、「となりのサラリーマン東京者だよね」とリーダーに振りました。「そう! なんか、池袋とか渋谷とか話してたの聞こえたよね」とリーダーが返すと、「あれ西武戦沿線に住んでますよ」と住所まで突き止めてしまうさすが刑事。苦笑いしながら「名古屋満喫出来てないよね~」と言うリーダーでした。しかし「でも今回は久しぶりに風来坊行ったよね」と、名古屋ならではのお話が。「風来坊のご主人痩せちゃって心配だよ」と、長いお付き合いらしい様子がうかがえます。しかし「でもこっちも心配されたよね。焼酎薄くして、って言ったら、大丈夫? って聞かれたし」とコータローさん。なんというか一見長寿バンドの歴史を感じるいい話のように見えて困ります。「まあ、そんな感じで名古屋満喫してますよ」と締めるリーダーでした。
そのMCのあと「青春ノークレームノーリターン」があったのですが、この曲はリーダーがギターを弾く珍しい曲なので思わず食い入って見てしまいます。アコギはともかくエレキでけっこうたくさんフレーズを弾くからか、弦を見ながらちょっと余裕のないリーダーがすてきだ(笑)。それに対して刑事は余裕たっぷりでかっこいいなー。
そしてスペースパイロット、ブレイキンググラスと続き、リーダーが抜けてお色直しの時間にインストでサイケデリックハートブレイク。赤いジャケットで再登場したリーダーを迎えて「たよれる男」が始まりました。なんともこのギターは音がよくてかっこいいね! 「たよりになる男 楽しい男」のところでリーダーがコータローさんを指差していましたがまさにそのとおり!
終盤は盛り上がる曲の連発で怒涛の如く過ぎ、ラストを飾ったのは「ロックンロールバンド人生」。そこでステージを去ったメンバーですが当然のようにアンコール。わりとすぐ現れて始まったのは「54321ワンダフル」でした。さらに「世界を止めて」が! 客席も沸いて素晴らしい盛り上がり。
二度目のアンコールで登場したリーダーは、手に赤い丸いものを持っていました。物販でも売ってるフリスビーにサインを書いたものを、客席に投げてくれるという大サービスでした。しかし傘を持っていないのでそれでガムをよけるとのこと。大丈夫か…(全然大丈夫じゃなかった)。それにしてもリグレイ傘はどうしたのかな。とても可愛い傘だったので、今回のツアーで見ていないのが気になります。
ラストはコレクターで締め、メンバーも楽しそうないいライブでした。ちょっとスピーカーの近くで見てしまったせいで、リーダーのボーカルが聴こえづらい位置だったのが悔やまれるのですが、かわりに刑事のギターはべらぼうによく聴こえたので相殺してチャラか。
セットリスト
東京虫BUGS
モールズ・オン・ザ・ヒルズ
マーブルフラワーギャング団現る!
クルーソー
25歳のヘンリエッタへ
問題児
ステイクール
魔法のランプ
青春ノークレームノーリターン
スペースパイロット
ブレイキンググラス
サイケデリックハートブレイク
たよれる男
ツイスター
愛してるというより気にってる
ロックンロールバンド人生
54321ワンダフル
世界を止めて
リグレイ
コレクター
平日の名古屋ということで客入りが少々心配だったのですが、思ったよりはフロアが埋まっていて安心。予定時間どおりメンバーが登場して拍手で迎えられます。リーダーはグレーのスーツにグレーのネクタイ、黒いシャツがいい感じです。刑事はビートルズのメンバーの名前が羅列したTシャツ、QちゃんはピンクのノークレームノーリターンTシャツで、小里さんはモノトーンの花柄シャツでした。まず一曲目は「東京虫BUGS」。続いて「モールズ・オン・ザ・ヒルズ」と来て、なんと「マーブルフラワーギャング団現る!」が! 大好きな曲なので嬉しかったー! 驚いてイントロが流れた時点で反応できなかった(笑)。そして「クルーソー」と、新譜ツアーなのに昔の名曲もやってくれて嬉しいリストです。
「名古屋久しぶりだね」と加藤さん。「秋に騒音寺ってバンドと一緒にやった得三以来」と言ったところで思い出したのか、「得三のあるエリアはなんていうの?」と客席に質問を投げかけます。「今池ー」との返事を聞いてMC再開。「今池は水が特別おいしいの? ミネラルウォーターの水道水が入ってて、ご自由にお飲みくださいって書いてあったの。あれおいしいのかな?」とコータローさんに聞いていました。すると笑いながら「ボルヴィックの方がおいしいと思いますよ」とのお返事。そりゃそうだろうな…。すると続けて「コータローくん飲んだ?」とリーダー。「俺はああいうのスナックで慣れてるからさ」とすごい返事が返ってきました。それに対しリーダーも「インドと同じだよね。ミネラルウォーター買ったらふた開いてるの。おじさんこれ開いてるよって言ったら、開けてあるんだよって!」と、盛り上げるのですが、刑事はあっさり「そろそろ(曲に)行きますか」と、クールダウンさせてしまいました(笑)。
名古屋について、「外タレも飛ばすことで有名な」「所詮通過点」などと可愛くない発言もするのですが、盛り上がってくると「このツアー、名古屋一番熱いんじゃない?」と嬉しそうなMCを。しかし「所詮通過点だけどね」と落としたあと、「もう通過点じゃなくホームな感じで」と言ってさらに「まあそこまでは行かないけど」とまた落とすリーダー(笑)。このツンデレめ!
ヘンリエッタ、問題児、ステイクール、魔法のランプと、新旧入り混じった中盤を経てふたたびMC。「コレクターズはデビュー21周年で、プロになってから21年目なんですが、若いころはちやほやされたよね。エリカ様のように」とまた立てなくていい波風を立てるぼくらのリーダー。「地方に行くと、ランチは美人DJと。ディナーはテレビ局の美人アナと。…あいつらどこ行っちゃったんだろうね?コレクターズのこと好きですって言ってた奴ら」と、ちょっと寂しい話題を刑事に振ります。するとコータローさん「他のバンドにも言ってるんだよ」と、吐き捨てるように返したのがかっこいい。その、美人DJと行ったランチに対抗するかのように、「今日はコータロー君と一緒にランチ行きましたよ」と報告するリーダー。「あれなんて店だっけ?」と聞くと、「矢場とん」と答えるコータローさん。ようやく行ってくれましたか。以前名古屋で、「メンバー4人でとんかつを食べた」という話を聞いたとき、名古屋クアトロの立地する矢場町名物矢場とんに行ったのだと誰もが思ったその直後「和幸」と言われてひっくり返りかけた記憶がよみがえります。しかし「そしたらそんなに混んでもいないのに、二人がけの席に案内されちゃって。あれカップルと思われたのかな」とのリーダーの微妙なお話が。「となりのサラリーマンのところとか空いてたのに、狭いところに押し込められて」とのこと。矢場とんに対してのご不満はまだあるらしく、「飽きるね」だそうです。「コータローくんなんて二秒で飽きてたよね」と言うと、刑事は「飽きるわけじゃないんだけど、ああいうワンアクションのものって、メガマックと同じで一回食べればいいんだよ」と批評されていました。全然意味が分からないようでなんとなく納得してしまいます。するとそこで振り返り、「小里くんはどこ行ったの? ランチ」と聞くリーダー。「パルコの裏の定食屋さんで、ハンバーグ定食食べてきましたよ。サラリーマンにまじって」と報告する小里さんの言葉を聞いて、「そういうところのほうがおいしかったりするんだよね~」と矢場とんボロクソです。すると刑事が「矢場とんの話に戻るけどさ」と話しはじめ、「となりのサラリーマン東京者だよね」とリーダーに振りました。「そう! なんか、池袋とか渋谷とか話してたの聞こえたよね」とリーダーが返すと、「あれ西武戦沿線に住んでますよ」と住所まで突き止めてしまうさすが刑事。苦笑いしながら「名古屋満喫出来てないよね~」と言うリーダーでした。しかし「でも今回は久しぶりに風来坊行ったよね」と、名古屋ならではのお話が。「風来坊のご主人痩せちゃって心配だよ」と、長いお付き合いらしい様子がうかがえます。しかし「でもこっちも心配されたよね。焼酎薄くして、って言ったら、大丈夫? って聞かれたし」とコータローさん。なんというか一見長寿バンドの歴史を感じるいい話のように見えて困ります。「まあ、そんな感じで名古屋満喫してますよ」と締めるリーダーでした。
そのMCのあと「青春ノークレームノーリターン」があったのですが、この曲はリーダーがギターを弾く珍しい曲なので思わず食い入って見てしまいます。アコギはともかくエレキでけっこうたくさんフレーズを弾くからか、弦を見ながらちょっと余裕のないリーダーがすてきだ(笑)。それに対して刑事は余裕たっぷりでかっこいいなー。
そしてスペースパイロット、ブレイキンググラスと続き、リーダーが抜けてお色直しの時間にインストでサイケデリックハートブレイク。赤いジャケットで再登場したリーダーを迎えて「たよれる男」が始まりました。なんともこのギターは音がよくてかっこいいね! 「たよりになる男 楽しい男」のところでリーダーがコータローさんを指差していましたがまさにそのとおり!
終盤は盛り上がる曲の連発で怒涛の如く過ぎ、ラストを飾ったのは「ロックンロールバンド人生」。そこでステージを去ったメンバーですが当然のようにアンコール。わりとすぐ現れて始まったのは「54321ワンダフル」でした。さらに「世界を止めて」が! 客席も沸いて素晴らしい盛り上がり。
二度目のアンコールで登場したリーダーは、手に赤い丸いものを持っていました。物販でも売ってるフリスビーにサインを書いたものを、客席に投げてくれるという大サービスでした。しかし傘を持っていないのでそれでガムをよけるとのこと。大丈夫か…(全然大丈夫じゃなかった)。それにしてもリグレイ傘はどうしたのかな。とても可愛い傘だったので、今回のツアーで見ていないのが気になります。
ラストはコレクターで締め、メンバーも楽しそうないいライブでした。ちょっとスピーカーの近くで見てしまったせいで、リーダーのボーカルが聴こえづらい位置だったのが悔やまれるのですが、かわりに刑事のギターはべらぼうによく聴こえたので相殺してチャラか。
セットリスト
東京虫BUGS
モールズ・オン・ザ・ヒルズ
マーブルフラワーギャング団現る!
クルーソー
25歳のヘンリエッタへ
問題児
ステイクール
魔法のランプ
青春ノークレームノーリターン
スペースパイロット
ブレイキンググラス
サイケデリックハートブレイク
たよれる男
ツイスター
愛してるというより気にってる
ロックンロールバンド人生
54321ワンダフル
世界を止めて
リグレイ
コレクター