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FESTIVAL OF KINGS~GLORY ROAD TO 20th MAXIMUM

2007-02-28 | コレクターズ
野音DVDが昨日届いたのでやっと見ることが出来ました。5キロの猫ひざに乗せて見ていたので非常に足が辛かったです。江戸時代の拷問か。特典なのに89分収録という、完全に売り物レベルの大作ですね。あの日の感動がよみがえるというよりは、視点が違うのでまた別のライブを見ているような気分で新鮮でした。でもガムの舞う夜空は、あの日見たのと同じ美しさで感動ふたたび。雨が降ってて星が見えなかった分、ガムがほんとに綺麗だったなー。

ローリーのごあいさつやメドレー、奥野さんもかなり映ってて、ボリュームたっぷりで嬉しい内容でしたね。20マイルの加藤さんは何度も言うけどすごすぎる。生ではもちろん、映像で見ても大迫力のボーカルですね。そして続く嘆きのロミオ。もう天才を通り越して神の仕事だよ。以前友達に、「リーダーはあの作詞作曲の才能と素晴らしい歌唱力、最高のメンバーを手に入れたと引き換えに、商業的成功を奪われるという契約を、音楽の神様と行ったとしか思えないよ」と話したところ、「じゃあこれからも売れないのか…」と突っ込まれたことを思い出します。それは困るけどほんとにすごいよ。さらにそこからTASTE OF YOUTHに2065だもんなー。アップテンポで楽しい曲も大好きですが、こういう流れもまた格別ですね。手元に残しておきたい人類の財産です。

しかし世界を止めて~ガム~コレクターの流れには泣ける。コレクターズって素晴らしい。ロックって素晴らしい。あっなんか私キモイ。リーダーの「負ける気がしねえ!」もかっこいいなー。いっぱいのお客さんが盛り上がってる映像も含めてすごく頼もしい気分になりました。あとリーダーやっぱりちょっと痩せてるよね!? 10月の姿だから今はどうか分かんないけど(でも年末の幕張でも思った)、スーツ姿とかスマートでかっこいい! 隣にいつも痩せた長身の人がいるので太く見えることもあるけど、このDVDだとずいぶん細く見えるじゃないですか。あ、でもお正月に肥えたんだっけ? 来月確認してこよう。

あとラストのスタッフロールが、撮りおろしのリハーサル映像だったのもお得感があって嬉しいですね。そして最後に「THE STORY IS CONTINUE」と出た文字にぐっと来ました。20年やってきてまだ先を見てるバンドってどうよ。つくづくこのバンドのファンでよかったと思いました。素晴らしい伝説の夜だった野音も、あくまで通過点で大事なのはこれから。これからのライブもほんとに楽しみです。