ハッピー&ラッキー

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ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-10-12 | ANATAKIKOU
「どうすか秋」と、冒頭トークで季節の話題を振る藤井さん。「過ごしやすいですね。クリエイティブにもなります」と松浦さんが答えています。「切なくなったりします」と言った北條さんには「北條くんあるんですかそんなこと」と驚くメンバー、「こう見えて」とつぶやく北條さんでした。今日の「あなたに聞こう」のコーナーは、「ちゅうちゅうたこかいな」とは何ぞやという質問だそうです。それに対し、コーナーまでにメロディつけておいてくださいよ、と藤井さんにお願いされる松浦さんでした。

本日の絶品は、松浦さんで「チャーリーとチョコレート工場」を。この紹介の前、またたく合図が流れていたのですが、それを受けて「こんな素晴らしい曲を書いた松浦さん」と、藤井さんが絶品の担当を紹介します。「ありがとうございます、そんな褒めていただいてメンバーから」と松浦さんがお礼を言うと「いえいえ、そんなことないっすよ。本当にいい曲だと思います」と藤井さん。どうしたんですか最近。「チャーリーとチョコレート工場」の話をし始めた松浦さん、「監督はティム・バートン」と言うと北條さんが「ジョニー・デップ」と補足します。それに「北條くんが言うと日本語に聞こえるね。じょにーでっぷ」と突っ込む藤井さんでした。「あんまり言っちゃうとあれなんで」と、あらすじを簡単に語る松浦さん。しかし「総評していいですか。面白かったけど、何か…」と言葉を濁しています。不満点でもあったのでしょうか。勝手な憶測ですが、「ラストおな…泣かせるところもあって」と言いなおした箇所は多分「お涙頂戴」。その辺が気になったのではないかと睨んでいます。とりあえずティム・バートンは好きだからそのうち見てこよう。

「あなたに聞こう」のコーナーは、冒頭でも言った「ちゅうちゅうたこかいな」について。メロディを付けてくれと注文された松浦さんは「ちゅ、う、ちゅ、う、たこかいな~よさげなスカートー」と、謎の歌詞までつけて歌っておりました。「それは男目線なんですか女目線なんですか」と藤井さんに聞かれ「男目線です」との設定の解説つき。

「本日のあなた」は、名古屋大学日本文学室の塩村先生。もうおなじみの方ですね。「ちゅうちゅうたこかいな」は、地方によって違う子供の数え歌で、2個ずつまとめて数える「に、し、ろっぱ、と」同じ意味なのだそうです。ちゅうちゅうたこかいな、も、関西では「ちゅうちゅうたまかいのじゅう」と言った使われ方をしていたとのこと。こうした言葉は関西の方が古いことが多く、これも江戸に伝わる段階で「ちゅうちゅうたこかいな」に変化していったものだと考えられているのだそうです。さて、江戸時代には現在のじゃんけんのような遊びが数多くあり、その中のひとつに「数字を中国語風に掛け声にしたもの」があったそうです。6をリュウ、7をチェイ、8をバマ、9をカイと言っていたとのこと。つまり「リュウチェイバマカイの10」がなまって、「ちゅうちゅうたまかいのじゅう」になり、更に「ちゅうちゅうたこかいな」に変化していったのだそうです。ただこの数え方だと、「2、4、6、8、10」ではなく「6、7、8、9、10」となってしまうこと。これに関しては分からないようです。「どうしてだるまさんが転ぶのか、坊さんが屁をこくのか分からないのと同じです」とまとめておられました。

「ありがとうございます」とお礼を言うメンバー。「塩村教授、日を追うごとにウィットに富んだことを言うようになって」「塩村教授の番組があってもいいですよね」と、内容より回答者に話題が集中しています。しかし「ちゅうちゅうたこかいなを知ってはいるけど、使ったことないな」と身も蓋もない結論に。確かに「物を2つずつ数えるときの掛け声」というのも初耳です。ちょっとすっきりしました。再び松浦さんに、さっき作られたメロディを歌ってもらおうとする藤井さん。「ちゅうちゅうたまかいのじゅうバージョン」で歌ったものの、微妙な仕上がりに「Gradation’12より、うろこのない魚」と丸無視で曲紹介に行ってしまいました。

12月のライブの告知を。「ベベチオさまと、名古屋のご当地バンドアロウズと一緒にやります」とお知らせしてました。何故様付け。