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千里の道も一歩から

ワクチン再開へ

2011年03月26日 | ワクチン全般

厚生労働省より、「小児用肺炎球菌ワクチンおよびHibワクチン接種一時見あわせ」を今月いっぱいでで撤回し、4月より再開見通しの通達がありました。

接種後亡くなられた症例とワクチン接種との因果関係は、今のところ「なし」という判断です。

しかし、引き続き追跡調査してくとのこと

すでにマスコミでも報道されており、対象年齢の保護者より早速問い合わせもありました

肺炎球菌ワクチンとHibワクチンの同時接種もOKですが、ただし「医師が必要と認め、保護者の同意が得られた場合に限る」ということです。

同時接種する場合は、接種する側(現場の医師、保護者)に丸投げの形で再開となっています

単体での接種だと来院回数が増え、保護者や接種者本人に相当の負担がかかるのでちょっと悩ましい再開です。

肺炎球菌ワクチンは在庫はあるため4月よりすぐに接種可能ですが、Hibワクチンは一旦すべてのワクチンがメーカーへ回収となっており、すぐに多くの希望者に接種するのは難しい状況です。

当クリニックでHibワクチンを接種ご希望の方は、一度在庫確認のご連絡といただけると助かります。

春休みなったばかりですが、うちの次男が今日からインフルエンザに

今年のインフルエンザB型の流行の終焉はもう少しかかりそうです。