東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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テストに強い子に育てる!

2013-05-25 07:42:54 | 学習塾

久しぶりに太陽の見えない朝ですね。気温も今日は上がらないそうで過ごし易い1日になるかと思います。

今日は当教室は塾内テストです。(中3生のみ)

今日を皮切りに6月下旬までテスト三昧な高校受験生さん達

ここでテスト慣れして、テストの攻略方を自分なりに編み出して、体得してほしいと思っています。

 

今日のお題は・・申し訳ないのですがご家庭で出来る事はあまりありません・・スミマセン・・

塾での取り組みの話です(^_^;)

 

本番に強い子に育てるにはと考えた時、やはりアスリートがお手本になりますよね

サッカーでも野球でも水泳、アイススケート・・・どれをとっても一流選手がしている事

それは

膨大な量の練習です

大きな大会に向けて体調を調整し、体を造っていきますよね

そう考えると、塾はトレーナーやコーチ、ご家庭が監督という役回りになるのではないでしょうか?

必要な練習メニューを考え、本番までに強い体と(塾は強い脳ですね!)精神力を鍛えます

ご家庭は、それらが必要であるか、正しいかを判断される役割です。

最近のニュースで話題になった部活動体罰問題は塾でも起こり得ます

必要以上の罵倒や精神的に追い込んだり、わざと放置したり・・・

残念ですが、それも現実です。

塾で何が起こっているか?しっかり監督して下さいね。

 

さて、話を戻しますと

今日から続くテストでまずは

集中力の強化と持続

これを鍛えて行きたいと思います。

長時間になるとどうしても最後の教科で力を出せない生徒さんは多いですから

ご家庭ではどの順番にテストをしたかをお聞きになると良いと思いますよ

時間感覚

これはテスト中だけでなく、生活の中で培われるのが理想ですが

テストに強くなるには、テスト中にこの時間感覚が働かなくては意味がありません

精神力

解けない問題があった事で次のテストに影響するほど落ち込んだり

動揺しない事。頭の切り替えをスムーズにする事ですね。

 

これらは入試まで続く重要課題です。

今は高得点にこだわるのではなく、そうした精神力や自分なりの攻略法を試しながら

成長すればいいんです。

“こうやった時は上手く出来なかったけど、こういう風に変えてみたら上手く出来た”

などの感触をお子さん本人が掴めなくては本番に強い子にはなれません。

ですから、テストの結果にこだわるより、“どう取り組んだか”に着目して反省し活かして行く事が

今の時期の優先事項です。

そしてそれらを十分に体験し、納得のいく方法が見つかった生徒さんは

本番に自信を持って挑めるでしょう。

 

さぁ、当教室の生徒さん達!!がんばるぞ~~(^◇^)♪

 


勉強で褒める時・叱る時

2013-05-24 07:00:01 | 学習塾

今日もとても清々しい朝です。こんな朝はお子さんと楽しい会話をして

元気に学校へ送り出してあげたいですね。

 

この時期、受験学年以外の生徒さんは“たるむ”時期になりやすいですので

親御さんがしっかり引っ張ってあげて欲しいですね。

勉強を巡ってお子さんと意見が合わず

ついつい怒鳴ってしまったり、色々と制限を設けたりして親も大変ですよね

 

「褒めて伸びるタイプ」なんて子ども自身も言いますが

誰だって叱られるより褒められる方が好きでしょう。

しかし、残念ながら「褒められる」という経験は年齢を重ねるごとに減っていくのが普通です。

幼児期の頃、何をしても「良く出来たね!」と褒められる状態のまま

中学、高校生となったら根拠のない自信に満ちた勘違いも甚だしい子になってしまいます。

心理学的に言われているのは

「小学生の頃は親に褒められる事で伸びる

中学生にもなったら、第三者に褒められて伸びるのだ」という記事を目にした事があります。

第三者に褒められるような子に育てる事がポイントですね。

 

私は、我が子にも生徒さんにもそうですがテストなどの結果で褒める事も叱る事も、しません

30点でも、90点でも反応は同じです。

しかし、それが出来るのは普段の授業内容を把握しているからです

テストなどしなくても、おおよその見当は始めから付いているんですから・・

 

あるご家庭に以前、こんなお話しをした事があります

「テストで100点を取れるようになって、本人も喜んでいます」

「100点を取ってきても、喜ぶのは本人のいない所でお願いします。

取れて当然という姿勢を作ってください」

 

あなたの実力ならこれくらい当然でしょう?という空気を作る

ここで、「凄いね!頑張ったね!」と褒めてしまうと“根拠のない自信家”になってしまうんですね

ただ、注意したいのはこれが不得意科目で、努力に努力を重ねた結果なら

勿論褒めてあげるべきでしょう。しかし、結果ではなく努力に対してです。

先ほどのご家庭では、功を奏して成績は右肩上がりとなっています!!

 

普段から褒められる事に慣れているお子さんは褒められるだけでは不十分になってしまい

ご褒美が付いてくるのは当たり前となる事もありますので

お子さんの年齢に合わせて褒め方も考えて行く必要がありますね。

 

さて、“叱る”という事についてですが、これは難しい・・

本当に“叱る”必要があるのでしょうか?何に対して叱るのか?

それをはっきりさせましょう!!

テストの結果が悪かった事で叱られたと話す生徒さんは多いですが

親御さんは結果を叱ったのでしょうか?

そこに向けての怠惰を叱ったのではないでしょうか?

 

テスト一週間前でも、携帯を肌身離さず・・というお子さんは多いですが

それで良い結果が出て褒められるなんてお子さん自身思っていませんよ

ある生徒さんが

「携帯が無ければもっといい点取れるんだけどなぁ」と言っていましたが

その生徒さんでさえ、携帯を常に手にしていますから(・o・)

 

多くの場合、叱るポイントがズレテいるのかな?と思います。

今日は長くなりましたのでこの辺で・・・

褒め方、叱り方、お子さんに合わせて今一度確認してみるといいですね。


文科相の考える英語教育?

2013-05-23 07:38:31 | 学習塾

文科相は小学4年生くらいから英語教育を授業に組み込むという提案を出したそうですね。

 

2年ほど前になりますが、小学6年生の国語の演習問題(中学受験)にこんな内容の文章が使われていました。

“5W1H”について書かれています。

文字通り文章中には“5W1H”と書かれているんです。

英語を知らない生徒さんにこの意味がわかるでしょうか?

正直、ちょっと乱暴な問題だとは思いましたが、もちろん焦点はそこではなく

「言葉」についての論説文だったと思います。

 

今回、小学4年生くらいからとの案が出された訳ですが

その目的は、グローバルに対応し、海外での活躍を・・・

という事だそうですが、もし、本当にそれが目的なら4年生ではなく

1年生から始める方がベストだと私は思います。

日本語を操るのと同じレベルで英語を話せるようにしたいのなら

日本語と対比して違いをきちんと理解しながらある意味“体得”して行く方が

自然だと思うからです。

 

他教科とともに学習を始めた時が、英語を始めた時になる事で

英語力の底上げがされる事は間違いありませんよね

柔軟な子どもの脳は抵抗なく自分の持っている言葉として英語を使えるように

なるのではないでしょうか

中学から始めるという事の方が無理があるようにも感じます。

 

まだ英語学習を始めていらっしゃらないという小学生の親御様

ぜひ、始めてくださいね。

 


求められる文章力

2013-05-22 08:05:55 | 学習全般

小・中学生をお持ちの親御さま

お子さんの進路をどのように考えていらっしゃるでしょうか?

出来る事なら、最終学歴となるのが大学なら・・・文系なのか、理系なのか?

という所も含めて検討して頂くとよいかと思います。

 

中学受験において、私立なら数学、公立一貫なら国語がカギを握っていると思うのです。

そして、高校受験では、推薦なら国語。一般入試なら数学・英語でしょうか

大学入試は選ぶ学科により様々ですが、最近は国語がどの学科でも含まれているようですね。

(大学入試についても毎年変更があるので、正確な事は言えませんが)

 

入試に使われる国語の文章問題は誰が見ても「難しい」と感じると思います。

地球環境や心理的要素、時代背景の違いなどから来るんですよね

子どもたちが普段気にしていない分野・・

普段の生活には使われない言葉・・・

推薦入試で作文や小論文を書く事になりますが、そのお題もやはり

子どもたちにとって馴染みのないテーマとなります。

 

そうしたテーマと向き合いながら、自分の考え、意見を含めて決められた文字数の中に

解答として決められた時間内に書く。

難しいですよね?

非日常的なテーマについてと言う所が難易度を上げていると思います。

その、非日常的なテーマと自分の生活のどの部分がリンクしているかを見つける。

そのテーマから、何を引き出して解答する事が正しいのか?

例えば

電車に乗っている時のマナー、公共の場所でのマナーについて書かれていたとして

しかし、筆者はその事を具体例として挙げているだけで、総体的には「思いやり」につて書かれていたとします。

この場合、電車のマナーについて考えてしまうと、質問に対する解答としては「思いやり」から離れてしまい

バツにはならなかったとしても、減点になってしまいますよね。

「木を見て森を見ず」という思考力です。

国語に限らず、記述式になった他教科の問題もこうした思考では解けません。

 

多くの生徒さんはこの分野が苦手ですが、文章理解力は基本として必要でしょう

ゆくゆくは理数系に進む場合でも、文章読解力、表現力は基本として必要なのです

英語学習においても、この読解力が無くては解けなくなってきます。

中学生までは単語力で乗り切る事も出来ますが、文法を理解していても

この読解力がなければ成績は下がっていくでしょう。

 

非日常的な文章に慣れ、自分の意見をリンクしてみる事

筆者の意見と自分の意見を対比して考えてみる事

このような学習をより多くこなす事

それが、求められる文章力を強化する方法だと思います。


中学受験は自然から多くを学びましょう

2013-05-21 16:34:33 | 学習塾

お天気も良く、過ごし易い日が続きますね

しかし、これから梅雨に入り、傘を手放せなくなる時期です。

 

中学受験の場合、日本の1年・・四季折々の特徴がまだ把握しきれていません

日本の都道府県名や産業についても、本で読む、学習して覚えるだけでは

なかなか定着は難しいお子さんもいらっしゃいます。

天分については更に理解が難しいところですね

机の上だけの学習では、体力も集中力もまだ鍛えられていない小学生には

辛いものがあります。

 

日曜日を利用して、自然の豊かな場所へ出かけ、経験を通して学習する事を

お勧めしています。

海、山、川、高原などなど・・・

東京からでも少し時間を掛ければ意外と自然豊かな場所へ行かれますよ

この時期なら、

春の風はどんなにおいがする?

木々の揺れる音、川の流れる音はどう表現できる?

もう蝶は飛んでいますか?

ツバメがどんなところに巣を作っているのか?

沢山の花々を観察したり、夜の星空を1.2時間観察して、星や月の位置がどう変わっていくかなど

沢山の事を学びましょう

 

遠出が無理でも、水族館やプラネタリウム、動物園など

体験を通して学べる事は多いです。

大きな公園(石神井公園など)に行き、一周に何分かかったか?

つまり、時速の問題を体験するんですね。

今がどれくらいの速度で歩いたのかを計算したり・・・

電車もただ乗るのではなく、各駅停車の電車なら時速何キロと予想されるのかを

計算してみるなど・・・・

 

机に向かっている時だけが学習ではないのが中学受験だと思います。

そして、それらの事を意識付けしていく事は親御さんの意識が大きく影響すると思います。

体調管理、モチベーション維持、それらも勿論必要ですが

日々の生活の中での経験からも多くを学ぶ意識を高めていきましょうね(^-^)