東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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求められる文章力

2013-05-22 08:05:55 | 学習全般

小・中学生をお持ちの親御さま

お子さんの進路をどのように考えていらっしゃるでしょうか?

出来る事なら、最終学歴となるのが大学なら・・・文系なのか、理系なのか?

という所も含めて検討して頂くとよいかと思います。

 

中学受験において、私立なら数学、公立一貫なら国語がカギを握っていると思うのです。

そして、高校受験では、推薦なら国語。一般入試なら数学・英語でしょうか

大学入試は選ぶ学科により様々ですが、最近は国語がどの学科でも含まれているようですね。

(大学入試についても毎年変更があるので、正確な事は言えませんが)

 

入試に使われる国語の文章問題は誰が見ても「難しい」と感じると思います。

地球環境や心理的要素、時代背景の違いなどから来るんですよね

子どもたちが普段気にしていない分野・・

普段の生活には使われない言葉・・・

推薦入試で作文や小論文を書く事になりますが、そのお題もやはり

子どもたちにとって馴染みのないテーマとなります。

 

そうしたテーマと向き合いながら、自分の考え、意見を含めて決められた文字数の中に

解答として決められた時間内に書く。

難しいですよね?

非日常的なテーマについてと言う所が難易度を上げていると思います。

その、非日常的なテーマと自分の生活のどの部分がリンクしているかを見つける。

そのテーマから、何を引き出して解答する事が正しいのか?

例えば

電車に乗っている時のマナー、公共の場所でのマナーについて書かれていたとして

しかし、筆者はその事を具体例として挙げているだけで、総体的には「思いやり」につて書かれていたとします。

この場合、電車のマナーについて考えてしまうと、質問に対する解答としては「思いやり」から離れてしまい

バツにはならなかったとしても、減点になってしまいますよね。

「木を見て森を見ず」という思考力です。

国語に限らず、記述式になった他教科の問題もこうした思考では解けません。

 

多くの生徒さんはこの分野が苦手ですが、文章理解力は基本として必要でしょう

ゆくゆくは理数系に進む場合でも、文章読解力、表現力は基本として必要なのです

英語学習においても、この読解力が無くては解けなくなってきます。

中学生までは単語力で乗り切る事も出来ますが、文法を理解していても

この読解力がなければ成績は下がっていくでしょう。

 

非日常的な文章に慣れ、自分の意見をリンクしてみる事

筆者の意見と自分の意見を対比して考えてみる事

このような学習をより多くこなす事

それが、求められる文章力を強化する方法だと思います。



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