東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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公立校に通わせる時考える事

2013-05-29 07:17:52 | 学習全般

東京公立校は2学期制になって久しいですが

新指導になった時期を境に3学期制になぜ戻さなかったのか?とクビをかしげてしまいます。

 

今学校に通わせている親御さん世代も2学期制では無かったでしょうし

それは指導する側の先生方も経験がないでしょう

成績表についても、相対評価に戻すべきなのではないかと思います。

 

とは言っても、変わらないので、対応するしかありません。

当教室に来て下さる生徒さん達を見ていると、それぞれの学校の指導方針の違いが

うっすらとですが見えてきます。中学ではなく、小学校です。

中学生を見ていて、小学校の違いが出てくるんですよね・・

それぞれの善し悪しは一概には言えません。

しかし、やはり小学生時代に学習する姿勢や基礎学力が養われているんだと実感します。

その小学校の違いを引きずったまま中学校生活を送る事になるんですね。

 

2学期制で生徒さんに負担になるのはやはりテスト範囲の広さでしょう

一夜漬けでまかなえる量ではなくなっています

そして、回数が減りましたから学校によってはテストをせずに終わらせてしまう単元がでてくる

もしくは次学年になってからテストをする。といった事もしばしばのようです。

形式上のテストはしても定着までは至らない事もありますよね

休み明けテスト、小テストなどが多く設けられ、「定期考査」の意義は失われつつあるのかな?

とも感じます。

学力、姿勢の基礎が造られる小学時代をどの学校で過ごすか?

流石に中学では学校を選びますが小学校を選ぶ所までは親御さんもあまり意識していない

場合も多いようです。

 

私事ですが、私の子どもたちは数回転校しています。それぞれ違う学校にも通っていました

おかげで私が自分の目で見る事が出来た小学校、中学校は合わせて11校になります

この11校は全て公立ですが、指導方針や取り組みの違いは大きかったですよ。

 

 

学校によりテストの難易度が違いすぎる、成績表の付け方が違いすぎる。

という話は以前から書いている通りです。

今年の春に行われた入試では、ある二つの教科が大きく変わったと言われていますが

そこに着目した指導だったのか?・・・なんとも言えません

また教師の移動により、テスト形式ががらりと変わったり、難易度が変わる

テストを作る際に偏りもあるかと思います。

基礎学力をみる学校と応用力を見る学校・・と言ったらわかりやすいですかね。

学校行事も無理があるスケジュールを組まれ、生徒さん達はただ従うしかありません

 

公立校に通わせるという事はその中で6年間を過ごすと言う事になりますから、

親御さんがまずはお子さんの通っている学校を理解した上で

学力の定着やその姿勢そして入試に備えて考えておく必要はあると思います。