今日は昨日とは打って変わって涼しいですね。
気温差に体が参ってしまわないように、しっかり朝ごはんを食べて出かけたいものです。
昨日は「勉強に素直になれるように」という事を書きました。
今日は当教室がどのように受験生を育てようとしているのかをご紹介したいと思います。
職業上、同業者の方が書いているブログはなるべく読んでいます。
ヒントやアイディアを頂く事も多くありますし、反面教師として拝見させていただいている記事もあり
非常に勉強になっています。
多くの先生方が指摘している通り、私も大手のシステムには賛同しかねます。
100%言いなりになって大金を捻出し、お子さんの為にと塾側の言いなりになったとしても
受験は蓋を開けてみないとわからない水ものです。
振り返った時に残るものが怒りと悲しみだけだったら、こんな辛い事はないですよね。
お子さんにとっては性格さえ変わってしまうほどの経験になってしまいます。
どれだけお金をかけても、合格できるのは一握りだという事を忘れないでおきましょう。
しかし、やり玉に挙げられる大手でも親御さんが計画性を持って監督し利用できるならまだ良いのでしょう
どこの塾に通っていても、丸投げで(特に小・中学受験)は上手くはいきません。
前置きが長くなりましたが、そうした事を念頭に置いて一読ください。
“受験力”を育てるとはどういう事か?
当教室は小学受験は扱っていません。中学・高校受験についてのお話ですが
入試問題は基礎問題が中心となることはありませんね。
そこまで培ってきた基礎学力を応用・発展問題に繋げて考え解答を導き出すわけです
数学では、一つの問題にワンパターンの解法しか浮かんでこないという思考では伸び悩みます
証明や図形問題はまさしくそれで、高校受験の中心と言えるでしょう。
また、英文も日本文も理解しながらスピードをつけて読む(読解力)が必要です。
中学受験では、文章からこの問題がどの公式を当てはめて、どう式を立てればいいか?
そして、より多くの知識を身につけ、使いこなせるようにする必要がありますね。
これらの力を育てるには、教え過ぎても放置し過ぎても上手くいきません。
お子さん、一人一人の状況を見て
今は教える時、今は口出しせずに考えさせる時・・・・・という判断が指導する側に求められます。
成績が上がらない時、闇雲に授業数を増やす
これはある意味正解で、ある意味不正解です
なので当教室の場合は本当に必要であれば授業数を増やし、その時期が過ぎると減らす事があります
そしてただ減らすのではなく、自習に来てもらいます。
自習とは名ばかりで、“考える学習時間”にする為に私から課題を出し、最後にテストをします。
“全問正解してから帰っていいよ”
「自習に来たはずなのに、授業より疲れる」とこぼす生徒さんは多いですよ(^_^;)
しかし、教わった事を活用し「一人で考える」「一人で答えを導き出す」事こそが受験力だと思います。
実際、自習に来る生徒さんは伸びています。
ただ、ここで一つ・・・
「自習に来たのだから、好きにさせて」
「これだけやって帰るから塾長の課題はやらない」
など、“勉強に対して素直”になってくれなくは
勿論こちらの計画通りには伸びませんけどね・・・
(家庭で本当に学習できるのなら良いですが)
当教室は、講師の的確な指導(学び)と自習(演習)の二本立てで受験力を育たいと
考えています。
そして、親御さんと二人三脚体制のサポートは重要なポイントでしょう。
修学旅行の終わった中3生さん達にはこれから厳しい指導が始まります。
素直な気持ちで付いて来て下さい!!