東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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勉強で褒める時・叱る時

2013-05-24 07:00:01 | 学習塾

今日もとても清々しい朝です。こんな朝はお子さんと楽しい会話をして

元気に学校へ送り出してあげたいですね。

 

この時期、受験学年以外の生徒さんは“たるむ”時期になりやすいですので

親御さんがしっかり引っ張ってあげて欲しいですね。

勉強を巡ってお子さんと意見が合わず

ついつい怒鳴ってしまったり、色々と制限を設けたりして親も大変ですよね

 

「褒めて伸びるタイプ」なんて子ども自身も言いますが

誰だって叱られるより褒められる方が好きでしょう。

しかし、残念ながら「褒められる」という経験は年齢を重ねるごとに減っていくのが普通です。

幼児期の頃、何をしても「良く出来たね!」と褒められる状態のまま

中学、高校生となったら根拠のない自信に満ちた勘違いも甚だしい子になってしまいます。

心理学的に言われているのは

「小学生の頃は親に褒められる事で伸びる

中学生にもなったら、第三者に褒められて伸びるのだ」という記事を目にした事があります。

第三者に褒められるような子に育てる事がポイントですね。

 

私は、我が子にも生徒さんにもそうですがテストなどの結果で褒める事も叱る事も、しません

30点でも、90点でも反応は同じです。

しかし、それが出来るのは普段の授業内容を把握しているからです

テストなどしなくても、おおよその見当は始めから付いているんですから・・

 

あるご家庭に以前、こんなお話しをした事があります

「テストで100点を取れるようになって、本人も喜んでいます」

「100点を取ってきても、喜ぶのは本人のいない所でお願いします。

取れて当然という姿勢を作ってください」

 

あなたの実力ならこれくらい当然でしょう?という空気を作る

ここで、「凄いね!頑張ったね!」と褒めてしまうと“根拠のない自信家”になってしまうんですね

ただ、注意したいのはこれが不得意科目で、努力に努力を重ねた結果なら

勿論褒めてあげるべきでしょう。しかし、結果ではなく努力に対してです。

先ほどのご家庭では、功を奏して成績は右肩上がりとなっています!!

 

普段から褒められる事に慣れているお子さんは褒められるだけでは不十分になってしまい

ご褒美が付いてくるのは当たり前となる事もありますので

お子さんの年齢に合わせて褒め方も考えて行く必要がありますね。

 

さて、“叱る”という事についてですが、これは難しい・・

本当に“叱る”必要があるのでしょうか?何に対して叱るのか?

それをはっきりさせましょう!!

テストの結果が悪かった事で叱られたと話す生徒さんは多いですが

親御さんは結果を叱ったのでしょうか?

そこに向けての怠惰を叱ったのではないでしょうか?

 

テスト一週間前でも、携帯を肌身離さず・・というお子さんは多いですが

それで良い結果が出て褒められるなんてお子さん自身思っていませんよ

ある生徒さんが

「携帯が無ければもっといい点取れるんだけどなぁ」と言っていましたが

その生徒さんでさえ、携帯を常に手にしていますから(・o・)

 

多くの場合、叱るポイントがズレテいるのかな?と思います。

今日は長くなりましたのでこの辺で・・・

褒め方、叱り方、お子さんに合わせて今一度確認してみるといいですね。