休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

藤原宮跡 第190次調査 現地説明会

2017-05-28 18:13:41 | 現地説明会
 平成29年1月28日(土)  藤原宮跡に関する発掘調査の現地調査に参加するのは今回で2回目である。前回は大極殿の南庭から幢幡の遺構が見つかっている。(→「藤原宮跡 第189次調査 現地説明会」を参照)  藤原宮の中の諸施設の中でも最も重要な建物と言われる大極殿。これまでの発掘調査の中で東西南北と4つの門と回廊とで周囲をぐるりと囲まれていたこと、また回廊の構造は複廊で礎石建ちということが判明してい . . . 本文を読む
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瓢箪山古墳第2次調査 現地説明会

2017-05-28 15:38:16 | 現地説明会
 平成29年2月4日(土)  昨年に引き続き、今年も瓢箪山古墳の発掘調査の現地説明会があった。近鉄王寺駅からワンマン電車(この電車がなかなか味があっていい。)に揺られて、但馬駅下車。瓢箪山古墳へ向かう。瓢箪山古墳は、三宅古墳群と呼ばれる5世紀後半から6世紀に前半にかけて築造された古墳群に属している古墳である。三宅町としては初めての学術的な発掘調査であるらしい。  第1次調査に成果については、こち . . . 本文を読む
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平成28年度 高宮廃寺跡発掘調査 現地説明会

2017-05-23 23:36:45 | 現地説明会
 平成29年2月18日(土)  平成25年度、26年度、27年度に引き続いての高宮廃寺跡の発掘調査である。発掘調査を見に行くのは、これで3年連続、3回目になる。今年度は講堂、北回廊、金堂の確認を行うために調査区を設定し、発掘による調査を実施した。  【金堂調査区】      金堂については、平成25年度の調査で基壇の規模や状態は確認されており、今回の確認調査では、金堂基壇の版築状態の確認と前面 . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑮ 塚本古墳

2017-05-14 16:59:09 | 史跡を歩く
 塚本古墳については、場所を見つけるのは難しくないのだが、飛鳥の中心部からかなり外れているので、正直遠い。道路は舗装されているものの結構、坂道はきついということで印象深い古墳ではある。    写真のように、飛鳥川を上って行って、稲渕から朝風峠を登るルートの途中にある。季節が良ければ、棚田の風景を楽しみながら歩くといいかもしれない。途中遠目にこんなものも見えたりします。    真田丸か?とお . . . 本文を読む
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万葉歌碑 飛鳥稲渕宮殿跡

2017-05-14 15:40:44 | 文学をたどる
 飛鳥地方の神奈備と言われるミハ山、フグリ山のふもと、ちょうど坂田寺跡の飛鳥川を挟んで対岸にあたるあたりを祝戸と呼ばれており、国営飛鳥公園の祝戸地区にあたる。その祝戸から稲渕へ向かうあたりは、棚田が非常に美しい場所として知られている。    飛鳥川に沿って稲渕に向かう道の西岸に飛鳥稲淵宮殿跡という石碑が立っている。今回、この項を書くにあたって、調べて初めて「飛鳥稲淵宮」ではなく、「飛鳥稲淵宮殿 . . . 本文を読む
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「万葉の旅」をたどる ⑬ ~南淵山~

2017-05-13 14:22:18 | 文学をたどる
 都塚古墳から飛鳥川の方へ降りていくと、宿泊施設の祝戸荘があり、そのそばに坂田寺跡がある。    川沿いの道から、里道に入ったところに「坂田金剛寺址」と書かれた石碑が立っており、その先に坂田寺跡の解説板がある。    解説板の奥には、小さなポケットパーク風の広場が広がっている。植込みの感じから回廊跡等を示しているんだろうなという気がしたが、あんまり詳しくはわからない。坂田寺については、解説 . . . 本文を読む
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飛鳥の石造物④ ~くつな石~

2017-05-08 06:39:16 | 史跡を歩く
 都塚古墳の向かい側にくつな石の由来と書いた木製の解説板があり、ここから1キロほどのところにあるというとのこと。まだ時間もあるし、せっかくの機会なので案内の標識に従って行ってみることにした。    歩いてみると確かに、1キロメートルかも知れないが、実際歩いてみると結構大変。とにかく登りがきつい。途中から息が上がって、青息吐息という感じ。標識に従って歩いていたはずが、いつの間にかルートを外れてい . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑭ 都塚古墳(再訪)

2017-05-06 23:40:49 | 史跡を歩く
 上居の立石から冬野川を渡って、坂田と呼ばれる集落へ入る。周りは一面田園風景なのだが、その中でポツンと丸いような四角いような塚が一つある。これが都塚古墳である。    都塚古墳については、以前も、このブログで取り上げたことがあるのだが、その後、発掘調査によって新たな発見等があり、改めて行ってみることにした。(「都塚古墳とマラ石」参照)    訪問すると、まず解説板が新しくなっていた。平成2 . . . 本文を読む
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飛鳥の石造物③ ~上居の立石~

2017-05-05 19:51:02 | 史跡を歩く
 観光客で賑わう石舞台古墳、この辺りは飛鳥国営公園の石舞台地区として整備されている。    その石舞台古墳を横目に多武峰に登るルートを冬野川に沿って登っていく。石舞台古墳を過ぎてしばらく行くと、向こう岸には、きれいな棚田が広がっている。そうした棚田が見える風景の中、都塚古墳の姿も遠目にはっきりと見える。    そうした日本的な風景を楽しみながら歩いていくと、道の右手に申し訳なさそうに小さな . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑬ 打上古墳

2017-05-04 17:33:30 | 史跡を歩く
 石舞台古墳をさらに上がったところに、細川と呼ばれる谷があり、ここには細川谷古墳群と呼ばれる群集墳が200基ほど現存していると言われている。古墳群自体は、冬野川の両岸、上居、細川、上、尾曾、阪田と広範囲に分布している。ただし、あんまり調査をされていないので具体的な様子はわかっていない。かなり急勾配のところに分布しているので、なかなか人が入ること自体が難しそうな感じだ。 そうした中、細川のバス停から . . . 本文を読む
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河内飛鳥を歩く① ~杜本神社~

2017-05-03 15:14:06 | 史跡を歩く
今回のテーマは、河内飛鳥、特に古墳時代後期から終末期の古墳を探してみようということで、近鉄南大阪線駒ヶ谷駅に降り立つ。駒ヶ谷駅のすぐ北を東西に、つい先日日本遺産に認定された竹内街道が走っている。竹内街道については、大阪の堺から二上山の南麓を通って大和を結ぶ、古代の幹線道路の一つ。いつかは踏破してみたいなあと密かな野心を持っていたりする。その竹内街道を東へ少し歩くと杜本神社という由緒ありげな神社が . . . 本文を読む
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