休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

朝墳活IN佐紀盾列古墳群② ~コナベ古墳からヒシアゲ古墳へ~

2024-10-05 22:42:43 | 古墳紀行
 続いて訪れたのがコナベ古墳。この古墳も墳丘の長さが200mを超える巨大古墳である。お隣のウワナベ古墳よりは古い古墳のようだ。 航空写真等で見ると、墳丘の形がずんぐりむっくりとしていてあまり良くない気がする。   コナベ古墳と自衛隊の奈良基地の間の細い道を歩きながら、墳丘を観察。前方部と後円部、その間にある造出しが確認できる。   この日はそうでもなかったのだが、コナベ古墳の周濠の水の色がいつも白 . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN佐紀盾列古墳群① ~ウワナベ古墳~

2024-09-29 21:25:12 | 古墳紀行
 夏は朝墳活という訳で、朝5時に家を出て、今回は佐紀盾列古墳群の東群にあたるウワナベ古墳やコナベ古墳などを見て回った。 朝早い近鉄電車は普通電車しかなく、各駅停車でゆっくりと目的地へGOGOである。こんな時間でも、意外と電車に乗っている人は多く、これから朝練に行くであろう高校生や仕事帰りのような若者たちが結構いた。ただ、こんな早くから古墳の写真を撮りに行こうという人はいない。昆虫採集の子どもはいた . . . 本文を読む
コメント

令和6年度 史跡池上曽根遺跡 発掘調査現地説明会

2024-09-28 23:28:17 | 現地説明会
 令和6年9月21日(土) 池上曽根遺跡は、和泉市から泉大津市にまたがる弥生時代の大規模な集落跡であり、これまで発掘調査において数多くの画期的な発見があった著名な遺跡であり、昭和51年には国の史跡に指定されている。 今回は、令和5年に続く、史跡公園の第2期整備事業に伴う発掘調査とのことだ。 この日は、電車の接続が上手くいかず、現地説明会の始まってから現地に到着してしまった。非常に風の強い日で、風に . . . 本文を読む
コメント

陵墓をめぐる(まとめ)

2024-09-22 11:07:43 | 史跡を歩く
 ブログ内に天皇陵等についての記事が一定数増えてきたのでまとめてみました。 天皇・皇后陵 畝傍山周辺の御陵① ~神武天皇畝傍山東北陵~ 畝傍山周辺の御陵② ~綏靖天皇桃花鳥田丘上陵 畝傍山周辺の御陵③ ~安寧天皇陵・懿徳天皇陵~ 葛城の国の古墳めぐり(御所篇)① ~鴨都波神社・孝昭天皇陵~ 葛城の国の古墳めぐり(御所篇)⑩ ~孝安天皇陵・玉手駅~ 葛城の国の古墳めぐり ⑫ ~北花内大塚古墳(飯豊天 . . . 本文を読む
コメント

京都洛南の天皇陵めぐり④ ~後崇光院松林院陵~

2024-09-19 23:51:17 | 史跡を歩く
 お酒の王様「月桂冠」で知られる大倉酒造記念館は大勢の観光客で賑わっているが、そのすぐ向かいにある松林院という小さなお寺がある。   お寺の前を通る人のほとんどが足を止めることのない様な寺院なのだが、実は、幕末、寺田屋の女将として、「竜馬がゆく」などの司馬遼太郎の幕末を舞台にした小説にしばしば登場するお登勢の墓があることで知られている。 ちなみに寺院は非公開なので、中に入ることはできない。隣の月桂 . . . 本文を読む
コメント

京都洛南の天皇陵めぐり③ ~桓武天皇柏原陵~

2024-09-16 22:55:12 | 史跡を歩く
 明治天皇陵から桓武天皇陵へは、元来た参道を引き返す途中に分岐点があり、桓武天皇陵への参道がある。  写真のような石標があり、これに従って北の方角に向かって歩いていく。 ここでも途中、参道の脇には石垣などに使われていたような石が林の中にごろごろ転がっていた。  ほとんど歩く人もいないような静謐な参道を歩いていくと、桓武天皇陵の制札が建っている。そこで右に折れて拝所に向かう。  桓武天皇は、第50代 . . . 本文を読む
コメント

京都洛南の天皇陵をあるく② ~明治天皇伏見桃山陵~

2024-09-10 23:16:39 | 史跡を歩く
 JR桃山駅から次にめざす明治天皇陵は、線路を渡って東へほぼ一直線である。 参道の玉砂利の上を小さな音を立てながら前に進んでいく。この地はもともとは豊臣秀吉の居城伏見城があった場所である。そのためか少し上り坂になっている。  人もいない静かな空間になっている。しばらく歩いて、道のわきを見ると大きな石が何十個も無造作に置かれている。    石をよく見ると石を加工するための矢穴や家紋のような刻印がある . . . 本文を読む
コメント

京都洛南の天皇陵をあるく① ~光明・崇光天皇大光明寺陵~

2024-09-01 00:53:16 | 史跡を歩く
 今回は、京都は伏見にある天皇陵をいくつか探訪してみようという事で、まずは、JR桃山駅の近くにある光明天皇・崇光天皇の大光明寺陵に行ってみることにした。  JR奈良線桃山駅、ここから光明・崇光天皇陵までは、歩いて10分ほどである。 駅舎を出て、南へ歩き、どん突きを東へ、住宅街の中、線路沿いを歩いていくと、進行方向の右手に、陵墓への参道があった。   緩やかな石段を少し登った後、平らな道を歩いていく . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向⑦ ~行燈山古墳からJR柳本駅へ~

2024-08-25 22:18:00 | 古墳紀行
 朝墳活もいよいよ最終編。崇神天皇陵と治定されている行燈山古墳である。 国道169号線から拝所までの参道が少し距離があるのだが、松の木や両側にあるアンド山古墳、南アンド山古墳といった陪冢とされる古墳を眺めながら、砂利道を踏み歩いていくのが気持ちがいい。  これまで数多くの古墳を見てきたけど、行燈山古墳の景観は、その中のBEST5には入ると思う。青い空と白い雲、水量豊かな周濠、緑に覆われた墳丘の姿に . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向⑥ ~上の山古墳から行燈山古墳(崇神天皇陵)へ~

2024-08-21 22:43:07 | 古墳紀行
 渋谷向山古墳の北側に隣接する上の山古墳へ向かう。※この辺からは天理市に入るのだが、ややこしいので引き続き「朝墳活IN纏向」の題名を使うことにする。  上の山古墳は、全長144mの前方後円墳で、渋谷向山古墳と主軸が直交する形で築造されている。 現在は、景行天皇陵い号陪冢として宮内庁が管理しているほか、西側のくびれ部分には、式内社水口神社がある。 また、古墳の西側と国道の間はポケットパークのように整 . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向⑤ ~渋谷向山古墳(景行天皇陵)とその陪冢~

2024-08-18 22:25:28 | 古墳紀行
 渋谷向山古墳の拝所に到着。時刻は9時を少し過ぎたぐらいだ。しかし、かなり気温が上がってきている。太陽が昇り、徐々に陽ざしがきつくなってきたぞ。   渋谷向山古墳については、現在、宮内庁が第12代の天皇、景行天皇陵として管理をしている。そのため古墳の詳細はまだまだ分からない所が多い。ただ、近年、宮内庁が部分的な発掘調査を行っており、その結果、前方部は3段、後円部は4段に築造された前方後円墳であると . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向④ ~巻野内石塚古墳など~

2024-08-12 23:29:39 | 古墳紀行
 小川塚西古墳、サシコマ古墳などを眺めつつ田園地帯を歩いていくと、今度は同じく水田の中に巻野内石塚古墳の姿が見える。  この古墳については、これまで見てきた小古墳とは違って、古墳時代後期の古墳ではなく、3世紀内の築造の可能性も取り沙汰されている古墳である。 後世の改変もあるが、確かに見る方向によっては、円墳ではなく前方後円墳にも見える。 また、この古墳の周囲を固めている石垣についても、葺石を転用し . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向③ ~北口塚古墳・小川塚東古墳・西古墳など~

2024-08-11 23:47:04 | 古墳紀行
 ホケノ山古墳から箸中の集落を抜けて、渋谷向山古墳に向かう道は、緑の水田の中を歩いていくことになるのだが、朝のこの時間は、まだそれほど気温が上がっておらず、また水田の上を通る風が水田に稲の波を作って渡っていくのが非常に清々しく、涼感があり、昔からお気に入りの風景である。 【北口塚古墳】  またこの道の両側には、それほど大きくない古墳が水田の中に浮かんでいる。 ホケノ山古墳のすぐ北には、北口塚古墳が . . . 本文を読む
コメント

朝墳活IN纏向② ~ホケノ山古墳~

2024-08-05 22:42:23 | 古墳紀行
 箸墓古墳をぐるっと一周をした後、大池の傍まで近づいて箸墓古墳の全景を写してみた。   この辺りから見る箸墓古墳の姿が一番きれいだなあと思う。 古墳にもどうやら一番見せたい姿というものがあるような気がする。ただ、後円部の方がかなり高いので、頭でっかちのように見える。まあ、最初の古墳だからね。これから徐々に古墳の形も徐々にスマートになっていくのだろう。 さて、ここからは、ふたたび後円部のすぐ傍らを通 . . . 本文を読む
コメント

飛鳥地方の古墳(まとめ)

2024-08-03 08:24:42 | 古墳を楽しむ
~飛鳥地方の古墳(まとめ)~ 飛鳥地方(橿原市・明日香村・高取町)にある古墳に関するブログをまとめてみました。 都塚古墳とマラ石 中尾山古墳と文武天皇陵 飛鳥の古墳 岩屋山古墳 鳥屋ミサンザイ古墳 ~宣化天皇陵~ 飛鳥の古墳② 見瀬丸山古墳 小山田遺跡 現地説明会 大和路をたどる旅⑥ 菖蒲池古墳 飛鳥の古墳③ 小谷古墳 飛鳥の古墳④ 沼山古墳 飛鳥の古墳⑤ 牽牛子塚古墳 飛鳥の古墳 番外編 乾城古 . . . 本文を読む
コメント