円照寺の参道から、祟道天皇陵と刻まれた石板の小さな案内に導かれ、祟道天皇陵をめざして、竹林の中の道を歩く。 この道はちゃんと整備されていたので、たぶん、俗にいう山辺の道の北ルートだと思う。道も明るくて、歩きやすい、人もいないので気持ちよかった。 歩いていると遠くに祟道天皇陵の姿が見えた。 そうこうしていると、竹林から、ため池のほとりに出た。ここで、山の辺の道と書かれた看板のついたイノシシ . . . 本文を読む
五つ塚古墳群のちょうど道を挟んで北側の山の麓に円照寺宮の墓所がある。 参道を登ると、宮様の名前が刻まれた石碑が立っている。域内は宮内庁が管理しており、きれいに整えられている。 ここに葬られているのは、江戸時代の天皇、後水尾天皇の皇女文智女王など円照寺の門跡を務めた方々である。文智女王という名を聞いたことがあるなあと思っていたら、修学院離宮と関係のある人であった。もともと円照寺は修学院離宮が . . . 本文を読む
昼食を取ったコンビニから、帯解黄金塚古墳のある丘陵地に戻る途中、妙な建物を見つけた。何じゃろと思って近寄ってみてびっくり! 何とモーモーと鳴く、牛さんを発見。こんな平野部の隅に牧場もどきがあるとは、恐るべし。 しかも、この牛の飼育ハウスについては、詳細は不明。もしかしたら、もう消えてなくなっているのかもしれない。春の日の幻かな。 先ほどの丘陵地を越えて、さらに東の方へ向いて歩いていくと、御霊神 . . . 本文を読む
シズカ塚古墳から南へだらだらと登り道を歩いていくと、竹林に突き当たり、そこを東へ向いていくと、すぐに帯解黄金塚古墳がある。 竹林のそばまで行くと、パチンパチンと大きな音がするのでなんだろうとのぞくとおばあさんが一人、竹を燃やしており、竹が爆ぜる音であった。 まずは、帯解黄金塚古墳の前を通って、その東側にある竹林の中に入っていくと中に堀切のようなものがあり、その内側に小さな墳丘があった。 . . . 本文を読む
どんよりとした曇り空の中、JRまほろば線帯解駅を起点に奈良市の東南部にある古墳探索に出かけることにした。 この辺りは、奈良市とはいうものの、市街地化しておらず、奈良盆地の東部の山並みとその麓に田園地帯が広がる農村的な景観を持った地域である。 そして、古くは、大和の豪族である和爾氏の勢力があった地域と言われている。 まず、手始めに帯解駅から東へ500mほど歩いたところにあるベンショ塚古墳をめさず . . . 本文を読む
令和7年4月19日(土) 道の駅クロスウェイなかまちの主催で開催された富雄丸山古墳の見学会に参加してきた。 この日は、4月の中頃だというのに、夏のように陽ざしがきつく、非常に暑かった。日々の気温の差が激しく、体がなかなかついていかない。 しかも、参加したのが、14時からの昼の部という事で、一番暑い盛り、無理しても午前中に参加すればよかったと後悔することしきり。(笑) さて、肝心の現地見学会、蛇 . . . 本文を読む
令和7年3月2日(日) 大和郡山市に所在する割塚古墳。以前、読売テレビのケンミンショーでも取り上げられたことのある古墳で、新興住宅街の中にデンと居座っているような古墳で、さすが、窓を開ければ、目の前に古墳があるというネタになるだけのことはある。(笑) 割塚古墳は、昭和43年に宅地造成工事に伴い発掘調査が実施されているが、近年、墳丘の土砂等が雨などで流出するような状態になっていることから、墳丘の . . . 本文を読む