山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

山のこちらは土砂降りでも

2015年06月25日 | 日記

 

 ノーベル賞を受賞した作家の有名な作品に、トンネルを抜けると、その向こうには別の世界が広がっていたという内容の作品がある。山里の自然はその作品の舞台程厳しくはないので、冬のメルヘンチックな状況が現出することは、まず、ない。その代わり、ハードボイルド劇画風に、山のこちらの土砂降りの中から逃げ込むように突っ込んで行ったトンネルを抜けると、その向こう側では蝶が優雅に舞っていたというようなことが、まま、ある。山の片側で上昇気流が発生すると、その山を越えた向こう側の気候は違っているだろうことは容易に想像出来るが、体験することはそう多くはない。今日は小さな地域の範囲内でその事実を目の当たりにした。吉凶やいかに。

 

 

 コマツナギ

 

 

 

 マツバウンラン

 

 

 

 オカトラノオの群れ

 

 


まだ そして もう

2015年06月24日 | 山野草

 

 まだ6月。夏至を迎えたばかりで、時期は梅雨の真っ最中であるが、実感的にはもう真夏の日々を過ごしているような錯覚を覚える。気温のせいではない。暑かったり、涼しかったりが頻繁に切り替わり、《そろそろ秋風が立つかな》と思わせかねない様相が見えるのである。

 

 

 マタタビの花。マタタビは「その実を食べると元気になる」と言い伝えられている。

 

 

 

 セセリ蝶、初登場

 

 

 

 ニューヒーロー、アジサイ仮面?

 


紫陽花のころ 

2015年06月23日 | 

 

 アジサイの咲く頃になると、従来、葉陰などに小さな青ガエルが雨に濡れていたりしたものであるが、ここ1、2年その姿を見る機会が少なくなっている。冬の大雪、定まらぬ夏の温度変化等が、小さな生き物たちに微妙な影響を及ぼし、生きづらくなっていなければよいのであるが・・・。とまれ、自然現象は自然に任せる外はあるまい。それぞれは、自分の存在が小さな生き物たちへのマイナスの干渉にならないよう気を付けるのがせいぜいであろう。

 

 

 アジザイ①

 

 

 

 アジザイ②

               

 

 

 

 アジザイ③

 


何だかかったるく

2015年06月22日 | 近辺の風景

 

 生活のリズムを意図的に崩すと、身体は直ぐ図に乗ってくる。何にしても、楽な方が務める必要がない分だけ楽なわけで、昨日《のんびり》したツケがたちまち回ってきた。何だか一日かったるいまま過ぎた。

 

 

 キツリフネが咲いている

 

 

 

 このところの雨で、ハキダメギクも咲いてきた

 

 

 

 への字に見える姿が、かったるい日に持って来いのトウバナ

 


雨の日曜日、昔は“農休み”

2015年06月21日 | 日記

 

 雨の日曜日。季節の指令がゆっくり休めの合図をおくってくれたようである。昔のお年寄りの、地域の習慣を聞きかじった覚えでは、この時期には“農休み”という制度的な地域の一斉休日の習わしがあったそうである。その習いをなぞった訳ではないけれども、今日は神さんともども《のんびり》を決め込んだ。

 

 

 ジャスミンホワイトプリンセス

 

 

 

 ピンクのビンカ

 

 

 

 ホワイトピンクのベゴニア・センパフローレンス