山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

もみじ祭りの頃、暖かい雨の日の予感

2014年10月31日 | 日記

 高地や北の地域はすでに終った所もあるが、平地や南方面の地域はこれから“もみじ祭り”という所が多い。明日から三連休である。天気予報では、明日、明後日と雨のマークがついているところがほとんどであるが、どうやら暖かい雨になりそうな点はありがたい。しるこやおでん、豚汁、きのこ汁を用意している出店予定の関係者には、多少震える程度の気温を期待したい向きもあるかと思えるが、お天気の神様の胸中はどうか。

 

 秋空にひっそりとヒメジョオン

 

 

 一歩山道に歩を進めると朴の葉が散っている


あなた任せが心地よい

2014年10月30日 | 山野草

 何でも一番が自慢の小父さんが、珍しく遅れをとったことを嘆いていた。「おとといの朝の冷えにはびっくりしたなー。お蔭でサトイモの葉がやられたよ。これから掘り上げだーィ。」

 今は大きく様変わりしているけれども、朝・夕、定時に放送されている《広報》は、かっては《農協放送》と呼ばれる時代もあった。住民の要望の形をとり、農協の各種集金予定日のお知らせ等、あれあれと思わせるような事柄が混じっていたりしていたからである。そんな中で、折に触れ流される気象状況のお知らせは重宝されていた。マスメディアの情報では得られない地域の情報が“天の声”として降って来たからである。山里の生活は保守的な側面が多い。保守に慣れると“受け身”がピッタリ合う。みんな“受け身”は大好きである。

 

 ヌルデの赤

 

 

 ツルウメモドキ

 


小鳥が残した赤い実

2014年10月29日 | 山野草

 夕暮れ近い西の空、はるか彼方に、二すじの白い雲が、沈む太陽の光を左前方から受けて反射している。空にはその外には何もない。遠すぎて距離感がつかめないから、はっきりそうとは言い切れないが、ジェット機の飛行機雲だろう。それは、キラキラとこがね色をちりばめたような輝きを放ちながら、わずかずつ、わずかずつ前方に移動しているようである。さえぎるものはなにもない。

 一日の終わりには、幼い頃から西の空を眺めてきた。生活が荒れていた一時期を除いて、それは今も続いている。

 

 サルトリイバラ

 

 

 ツルリンドウ

 


なごりの秋になるやも

2014年10月27日 | 野・山・自然

 秋の催し物の季節である。「夕森もみじまつり」のチラシが気になっていたので、ついでに一寸覗いてみることにした。時期的にはピークをやや過ぎた感なきにしもあらずだが、目を楽しませるには充分である。ゆっくり歩く時間がとれないのが残念であった。木枯らしの声も聞こえるようになってきた。なごりを残さぬようにしたいとは思うものの、時間のなさに焦りなしとしない。

 

 途中立ち寄ったレストランで「宴のあと」を一枚。

 

 

 「ゆうもり公園」はゆっくり歩くには好適な場所である。川沿いに紅葉が見られる。