ダンドボロギク
隣の愛知県・三河山間部の設楽町に1000メートルそこそこの山がある。その山の名をとって付けられたダンドボロギク。例年だと、強い斜光をを受けキラキラ輝く美しい姿を、深い草の茂みに見かけるものだが、この夏はまだ荒れ地に咲いた丈の低い姿のみしか見せてもらっていない。
ダンドボロギクに負けずと、ベニバナボロギクも出を渋っている。
ダンドボロギク
隣の愛知県・三河山間部の設楽町に1000メートルそこそこの山がある。その山の名をとって付けられたダンドボロギク。例年だと、強い斜光をを受けキラキラ輝く美しい姿を、深い草の茂みに見かけるものだが、この夏はまだ荒れ地に咲いた丈の低い姿のみしか見せてもらっていない。
ダンドボロギクに負けずと、ベニバナボロギクも出を渋っている。
のびのび育っているママコナを見つけた。場所は、標高600メートル程度の所。夜はかなり気温が下がっているだろうと思える場所である。湿度が高めで、日差しはほどほどの気象条件が合っているようである。
ママコナ
坂を下りきって里に近ずくと、そこここにヤブミョウガの白い花が咲いている。
気温が下がり、朝け方の環境が良くなってきた。猫たちも6時を過ぎても正体なく寝ていたりする。おかげで、しっかり眠れる点ではありがたいのだが、うっかりすると寝過ごしてしまうことになる。あれもこれもと考えていると、それがまた時間に追われる材料になっている。誠に気忙しい限りである。
朝7時、軒下寒暖計18℃。夜7時19℃。
今年は非常に貴重な来訪者になっているハナアブ。花はヨメナ。
ほとんどが上向きに咲くのだが、たまには横を向いているものもある。ゲンノショウコ。
秋の長雨という言葉は、常套句として用いられている。それなりによくある気象現象なのだろうが、数十年にわたって時に追われっぱなしの年月を過ごし、加えて頑固な健忘症の持ち主である身には、過去に経験したかどうか、はっきりした記憶の持ち合わせがない。ましてや、それが八月のうちのお見舞いである。そろそろ“うんざり”してきた。毎日とは言わないが、たまには暑さの中にあって、「風が涼しい」と喜びたい気分である。
白い花が主流になってきた感がある。おなじみカラマツソウ。
こちらは、ありふれすぎて見向きもされない花、アキカラマツ。
ほとんど見かけない花があった。正確に言えば、“今まで目に入らなかった花があった”なのだろう。地味で目立たないので“大目”は素通りしていたのである。このように見過ごしているものがまだ無数にあるのだろうと思うと、申し訳ないような、情けないような、複雑な心持ちである。
ナガミノツルキケマン
タマアジサイはほぼ責を果たし、そろそろ仕舞かけ。化粧落しの模様。