かつては、山男と言うと二種類(三種類の方が正しいか)いた。そこで働く人と、そこに遊びに行く人である。今は、山で働く人というと、ごく限られた人たちのみになっている。山仕事の専門家は消えたに等しいのである。今は昔からそうであったかのように、山男の名称は、専らレジャーもしくはスポーツに山を活用している人たちの占有物になっている。散歩の途中、山道で出会った方は、仕事のスタイルは以前の通りであったが、内実は趣味的なものであった。
山の作業道
好環境に育まれた色・ヒメジョオン
風に花が飛ぶ