山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

隠れ家、いまだ健在

2014年02月28日 | 日記

 2週間前の雪が、昨日の雨と今日の4月上旬並みの陽気で、大幅に姿を消した。フキノトウが顔を出し、クロッカスが咲き始めた。枯れ葉の間から頭をもたげて来ている福寿草は、季節に合わせることの上手な花である。明日か明後日にはポコッと開花するのであろう。

 

 ハコベが、雪解けと同時に、真っ白な花を運んで来た。

 

 親も手伝って造ったであろう、子供の隠れ家は健在。

 


予定どおり?

2014年02月27日 | 日記

 やっと雨。待たれた雨であったが、出番遅れの感否めずである。この冬のテンポに合わせたと釈明されれば一言もないが、せめて生活のじゃまをしている雪を溶かすだけの仕事を期待したい。

 気温が上がって、明日はさらに上を行きそうである。それを喜んでいるのであろう、猫がやたらくっついてくる。よって早々に切り上げ・・・・

 

 松葉を濡らす

 

 花キリンを濡らす

 


南天日和

2014年02月26日 | 日記

 昼間は10度を越え、今日は風もなく、すっかり春の陽気。まだ、道路のあちこちに、両側に50センチ程度の雪の壁を残した、一車線通行のところが見られるが、暖かい空気と相まって山里の様相が一気に和らいだ。今晩から明日にかけて雨の予報が出ている。ここで、凍った雪を溶かしてくれると有難いのだが、果たしてどうであろうか。

 

 環境の良いところは、すでに南天日和。

 

 北向きの台地には、雪の氷壁に、光りと風が刻んだ文様が残ったままである。一朝一夕には消えそうもない。

 


どーんと来い

2014年02月25日 | 近辺の風景

 同じ土地での、何代もの生活の歴史があると、日々のパターンはほぼ決まっている。日常は曲げられないのである。いろんな場面で、そんな構えが見え隠れするのであるが、見つけてほっとする場合もあれば、複雑な思いが交錯する場合もある。いずれ、いざ難題に対処となると、「表看板」“どーんと来い”が貼ってある。一寸やそっとでは、揺るがないように出来ているのである。

 

 今日も晴れたが雪景色

 

 

 折れて倒れた杉の木が道路脇に捨て置かれていた。年輪があざやかだ。

 


こだわりの時代

2014年02月24日 | 近辺の風景

 情報がゆきわたり、誰もが一定以上の知識を共有するようになると、得てして、あるものに“こだわり”を持つことを、自分自身の個性の一つとして主張したくなるものである。中には、主張を通り越して、“売り物”にする人もいる。山里にあっても、そのような例は珍しいことではない。とは言え、なにぶん生活を守ること第一義の伝統は重い。“こだわり”にこだわりすぎた結果、鬱々として意気上がらないまま日々を送る例は少なくない。

 

 今朝の月

 

 何不自由ない生活が営まれていても、通行不能部分を抱えている場合も、まだある。