ホテイアオイが、雨の季節を喜んでいるようだ。知らぬ間に子株がいくつも増えている。感覚としては、「あれ!、いつの間にそんなにポコポコ生まれたの!」である。何だか楽しそうに見える。写真で表現出来ればいいのだが、いかんせんそんな腕はない。
山里に限ったことではなさそうだが、一寸気温が高くなったかな、と思っていると、翌日は爽やか空気に支配されている。この夏は冷夏かもとの報も聞こえて来る。肌感覚から言うと、どうもその気配濃厚のようである。暑い夏もいい。涼しい夏も好きである。果たしてどうか。
サツキの花は雨の滴に顔を向け
矢車草の頼りなげな茎に雨滴が遊ぶ
バラは蕾も華やかに